【BORUTO】第1部冒頭の戦いは何のための戦いなのか

考察

 ※BORUTO第2部、第2話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。 

ここ最近の状況からすると、カワキがボルトの命を狙う動機は完全になくなったわけではないですが、薄れてきています。 

もはやボルトとカワキが協力してコードを含めた強者を倒す方向にシフトしたほうが木ノ葉隠れの里、世界を守れると思いませんか? 

にもかかわらず冒頭のシーンでボルトとカワキが戦おうとしているのはなぜでしょうか。 

残された動機は「アップデート」でしょうか。 

今回はこの戦いで浮き上がる疑問点をまとめて、私なりの現段階での考察を少し述べたいと思います。 

この冒頭のシーン、いつかやってきますが、こういった考察や感想の共有が一番楽しいのはまだ明らかになっていないだと思います。私みたいに考察している人が一番多い瞬間なので、これまでの話をより深く理解したい、自分なりの感想や考察、アイデアを共有して議論したいという人が集まれる場所にしていきたいなと思います。 

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ボルトを始末する必要性 

第1部では 

  • ボルトがモモシキに乗っ取られると何をしでかすかわからない 
  • ボルトたちをも上回る強者(コード等)が手に負えなくなる危険性 

これらの状況から逃れるために、イッシキの支配から解放されたカワキがボルトの命を奪う展開となりました。しかし第1部終盤からこれらの状況は変わりました。 

  • ボルトがモモシキに乗っ取られる可能性がボルトのメンタル次第となった 
  • ボルトが急成長を遂げて、リミット解除に成功したコードをいつでも倒せる自信を見せている 

これらからカワキがボルトを狙う動機が弱まったのではないかと考えています。 

「大筒木はチャクラの実を食べてアップデートされる」問題をどうするか 

単純にボルトとカワキのどちらかが死んでも他の大筒木が絶滅するわけではないですよね。この二人が最後の大筒木であるとは限らないどころか、可能性は低いです。 

十尾が封印されている異空間の壁には、過去に襲来してきたカグヤ、イッシキ、モモシキ、キンシキのものらしきマークが刻まれているほかに、後からつぶされていますがもう二人のマークも刻まれています。 

本家があるとの発言もありますし、まだまだ大筒木全体の戦力は未知数です。自らをアップデートして寿命を延ばす、または神になることを目指す存在がいる限り、戦いは終わりません。 

さらに言えば、コードの発言の通りなら、チャクラの実を食べて後天的に大筒木になれる可能性もあります。楔の器にも選ばれていない存在が、全く新しい大筒木としてその特徴を持つことが出来るのです。 

そうなると、大筒木はもともとどう生まれた存在なのか、その起源も気になってくるところですが、チャクラの実を悪用する存在がこれからも現れる可能性を考えると、冒頭の戦いはその脅威から守るための戦力を自ら削っているようにも、現時点では見えてしまいます。 

だとすると、この戦いは「ボルトとカワキどちらをアップデートさせるか」を決める戦いなのかもしれません。 

カワキ側は特にこの考えに変化している可能性がありますよね。 

戦う前にカワキが言っていた「七代目と同じところへ送ってやるよ」という発言も現段階で考えると、ボルトをナルトと同じように異空間で封じて、いつでもチャクラの実を新たに付けられるようにする意図だとも取れますからね。ボルトは二人で協力する考えかもしれません。 

なのでNARUTOでのナルトとサスケのような最終決戦とは違ってくる気がしています。 

木ノ葉の里が崩壊している描写があるのは、別の大きな戦いが起こった後で、次なる脅威が既にいることがわかっているように見えます。 

カワキが崩壊させたと考えるのはカワキの動機が少しわからないです。 

「忍の時代は終わる」とは 

冒頭の戦いは、ボルトとカワキどちらがこれからの世界を守るにふさわしい考えを持っているのかを決める戦いにもなりそうです。ここはナルトとサスケの戦いに似た側面がありますよね。 

ただ、世界を守るのは「大筒木」なのか、それとも「」なのか… 

もしかするとカワキはこの時には、自分が忍者ではなく大筒木であることを受け入れる覚悟が既に決まっているのかもしれません。世界を守るには完全に実ったチャクラの実を食べて、忍とは違った方向性での圧倒的な強さが必要だという考えなのでしょう。 

ボルトは全能によって里の中心から外れてしまったかもしれませんが、ボルトの目指す忍、サスケのように里の外からでも守っていこうという意志を引き継いでいくのがより表れていますよね。 

まとめ 

今回はカワキがボルトを殺める動機が弱くなってきたどころか、何の解決にもならないという状況にも関わらず冒頭の戦闘シーンがあるのはなぜなのかを考えました。 

この戦いは 

  • ボルトとカワキどちらがチャクラの実を食べてアップデートするのか 
  • 「忍(ボルト)」と「大筒木(カワキ)」どちらがこれからの世界を守るのかを決める戦い 

だと考えています。 

全能にはカワキの「ボルトの立場になりたい」という願望も含まれています。それが叶ったからには、ボルト本人としてはやはりカワキにヒマワリの兄、木の葉の忍としての立場を全うしてほしいと思いそうですよね。  

ボルトは未来を見る能力に目覚めた描写がありましたが、この戦いの先に何が見えているのか。その中にカワキを説得する材料はあるのか。気になるところですね。 

ご覧いただきありがとうございました。感想お待ちしています。よかったら語り合いましょう。いいコメントがあったらまた別の記事等で取り上げることがあるかもしれません。 

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