【BORUTO】カワキが「チャクラの実」を食べる可能性が高まってきた【ボルト考察】 

考察

※BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-原作、最新7話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。 

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未来を視る能力があるという示唆がされているボルトが言っていた「誰にとっても最悪の未来」…。  

その未来の中心には、「大筒木」カワキがいるかもしれません。 

さらに言えば、第1部冒頭のシーンが既に最悪の未来そのものである可能性も見えてきました。 

今回はそのきっかけとなると考えている「チャクラの実」の生成と、なぜ実をカワキが食べる可能性があるのかを紹介します。   

皆さんはこの「誰にとっても最悪の未来」とは何だと思いますか?コメントお待ちしています。   

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皆で意見を共有しましょう。 

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立場が逆転したボルトとカワキ。ボルトがナルトを殺した反逆者として追われて3年、木ノ葉隠れの里をコードと「爪アカ」が急襲、サラダ達が対応に追われる最中、成長したボルトが現れ!? 運命の渦が再び動く!!

カワキがチャクラの実を食べる理由 

ボルトとカワキの実力差が判明か 

里に侵入したボルトに接触したミツキによると、7話(87話)時点のカワキはボルトに適わないそうです。 

ボルトの成長は制限解除したコードを一人で退けるレベルです。 
第2部までの3年間過酷な環境に身を置き、必死に強くなろうと修業した結果なのでしょう。 

一方のカワキがこの3年間で何をしていたのかが気になるところです。 

1話を見る限りでは、コードの神術「爪痕」のマーキングを無効化する任務にあたっていたようですが、どのようにパワーアップを図ってきたのでしょうか。 

カワキには最強候補の一人であるデイモンがいますし、決して悪い環境であるとは言えません。 

しかしこの差が出てしまった事実が存在するのであれば、いつかボルトと戦うことになるカワキにはここから何かしらの強化イベントがあるはずです。 

それが「チャクラの実」なのではないでしょうか。 

他に強化のきっかけとなりそうな出来事はあるでしょうか。 

カワキには時間が無い…? 

これは可能性としては何とも言えない部分がありますが、現在のカワキは身体を乗っ取られる危険性があるかもしれません。 

大筒木化ならぬ、「三途アケビ化」です。 

カワキは大筒木イッシキの復活によって一度「楔」を失いました。 

しかし、アマドの手が加わったことによってその楔は復元。その際に娘のアケビのデータを追加していました1 

仮にこのデータがボルトで言うところの大筒木モモシキのデータのように解凍していき、完了したタイミングでその身体をアケビが完全に乗っ取るなんてことがあったとしら… 

この3年間でカワキの身に異変が起きている可能性があるでしょう。 

アケビ自身にどのような力があるのかはわかりませんが、大筒木化していたカワキの身体に普通の人間のデータが混ざるわけです。 

もしかすると弱体化する可能性もありますし、カワキの意識にアケビが入って来るかもしれません。 

そうなればボルトとの実力差の理由にもなりますし、カワキは自分が生き残るためにも行動を起こさなければなりません。 

そのひとつが、「チャクラの実」です。 

アマドがアケビの身体に楔を埋め込む提案をカワキにしたのは、「アケビがカワキの身体を用いて復活するからカワキの転生先を用意する」ということなのではないでしょうか。 

まあ、カワキの「三途アケビ化」はもしかしたらの話です。 

まだ見ぬ強敵の存在 

カワキの「全ての大筒木を始末する」という目的の達成には、どのみちチャクラの実という力の源がずっとついて回る選択肢となるでしょう。 

大筒木一族には既にチャクラの実を一つどころか複数食べている者がいるのは事実です。 

そして最終的には「神」である大筒木シバイのレベルの存在が待っています。 

大筒木ウラシキによれば、大筒木一族には「本家」なるものが存在しているようですし、チャクラの実以外の手っ取り早い強化方法が見当たらないというのが現状です。 

ボルトのような突き抜けた成長速度でも厳しいのが現実だと考えられます。 

チャクラの実の生成方法 

カワキ自身が餌に? 

大筒木イッシキはジゲンの身体の時に十尾を前にこのような発言をしています。 

待て、私を食うのはまだ早いぞ 器の完成が先だ 

アニメBORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-202話『教団』 
BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-巻ノ九ナンバー35:お前次第|岸本斉史・池本幹雄 

これは他の大筒木一族に自分が餌となって生成したチャクラの実を食べてもらうという意図も可能性としてはもちろんありますが、もう一つの可能性として考えられるのは「転生した自分自身が食べる」ということもあるでしょう。 

カワキとボルトも同様のことをする選択肢自体は存在します。 

カワキの転生先 

カワキには転生先となる新たな「器」候補が二人います。 

それは三途アケビとコードです。 

未だに楔に適合する条件というのは明らかになっていないことの一つですが、三途アマドがその条件に辿り着いている可能性はあるでしょう。 

アマドが闇雲に適合実験を行っていたとは思えません。 

実際にアマドはアケビに楔を適合させるつもりでいます。 

コードへ楔を刻む話はボルトとカワキの間でありました。 

第1部冒頭のシーンから 

崩壊した木ノ葉隠れの里 

うちはマダラが神樹を操った術「神 樹海降誕」2。 

これが発動すると世界中に神樹の根が張り巡らされます。 

そこにどんな建物があろうと関係ありません。根が張った場所全てはたちまち破壊されます。 

その根は周囲の者にツタを伸ばし、包み込むことでチャクラを吸収。 

そのチャクラが術者に集まるのです。 

吸収時に移動するチャクラも地面を突き抜けながら術者に入っていきます。 

第1部1話冒頭の木ノ葉隠れの里は崩壊していました。 

これを超える現象がカワキが神樹に食べられたことによって引き起こされたのかもしれません。 

そしてボルトも…? 

カワキはボルトを始末しようと動いています。 

ボルトが大筒木化した存在だからです。 

ただ、大筒木化した存在は十尾や神樹の餌になり得る存在でもあります。 

どうせ始末するのであれば、他の大筒木一族を倒すための新たな力に変えるという選択肢も頭に浮かぶでしょう。 

一度実を食べてしまったのであればなおさらです。 

その前段階として、ボルトを「七代目と同じ所へ送る」ということなのかもしれません。 

神樹のチャクラ吸収の回避方法 

大筒木が十尾や神樹の餌になると、世界中のチャクラの吸収が始まります。 

「神 樹海降誕」の例を考えると、基本的には誰も助からないでしょう。 

神樹のツタをなんとか振り払ったり、切断したりしてもツタは即時再生して、チャクラを持つ者を襲い続けます。 

どこかで限界が来るはずです。 

しかし、チャクラの吸収から逃れる方法は存在します。 

それは「異空間へ逃げること」です。 

「神樹」は星に生きる全てのチャクラを喰い尽くすんだ 異空間へでも逃れない限りほぼ全員が死に絶える 

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-巻ノ十六ナンバー62:邂逅|岸本斉史・池本幹雄  

コードがこのような発言をしています。 

異空間でなくとも、星から脱出することで回避が可能でしょう。 

つまり神術「大黒天」によって異空間に閉じ込められているナルトとヒナタは回避できる可能性が高いでしょう。 

この術であればナルトの命を守りつつ、ボルトを力に変えるために保存しておけます。 

カワキの思い通りになるわけです。 

引っ掛かる点 

データの解凍期間について 

しかし、カワキが楔を使って他の身体に転生しようとしたとして、その場合「データの解凍期間」をどうするかという問題が出てきます。 

カワキが誰かに楔を埋め込んだとしても、解凍が完了するまでにその対象が命を落としてしまえば機能しません。 

この期間をカワキはどう過ごすのか、作品的にどうなのかが気になります。 

実は第2部までに楔の埋め込みを済ましてしまっているとか…? 

ボルトとの「楔の共鳴現象」で解凍を早まるというのを利用するとかでしょうかね。 

引き返すことは出来るのか 

仮にカワキによってチャクラの吸収が開始、世界が崩壊、世界中のほぼ全員の命が奪われる展開が訪れたとしましょう。 

最終的に元に戻せるでしょうか。 

世界中の生命が生き返り、世界が一からやり直されるという展開になるでしょうか。 

規模としては、ペイン六道が木ノ葉に襲来したときのさらに上を行く展開です。 
カワキとしても一線を越えるどころの話ではありません。 

ボルトとカワキ、流石に元の関係に戻れる気がしません。 

神術が全てを解決させるのかもしれませんね。 

神樹自体はどうしているのか 

大筒木であるカワキを食べたなら、チャクラの実の生成とともに神樹は最終的な進化を遂げることになります。 

しかしNARUTOの第四次忍界大戦で生成された神樹とは異なる進化をしてきました。 

その一番の特徴が、「自我」を持っているということ。 

さらには進化した神樹は4人存在。異なる意思と本能に分かれましたから、この時の神樹たちがそれぞれどのようなことを考えているのかはわかりません。 

神樹自身がチャクラの実を欲する可能性すらあるかもしれません。 

最終的な進化なので、相当の強さとなっているはずです。 

全てがカワキの思い通りにいくとは限りません。

まとめ 

以上が、カワキが「チャクラの実」を食べてしまう可能性についてでした。 

カワキが「ナルトさえ守れればいい」と考えるのであれば、あり得ない選択ではないでしょう。 

そもそも「チャクラの実を食べる」という選択肢は、力を得たい者であれば誰もが考えつくものですし、ずっと存在する葛藤となります。 

さらに先には、カワキ以外の存在が食べるなんていう展開が何度も待ち受けているかもしれません。 

原作第2部7話(87話)が掲載されているVジャンプ4月特大号はこちら!

Vジャンプ 2024年 04 月号 [雑誌]
表紙:遊戯王

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注釈・出典

  1. BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-巻ノ十九ナンバー75:神の領域|岸本斉史・池本幹雄  ↩︎
  2. NARUTO -ナルト-巻ノ七十ナンバー677:無限月読|岸本斉史 ↩︎

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