【BORUTO】NARUTOにおける「太陽」「月」の要素まとめ

まとめ

 ※BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-原作、最新4話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。   

うちはサラダが万華鏡写輪眼を開眼したとき、その模様が「太陽に似ていた」という話から、大筒木ハムラの子孫、大筒木トネリの祖先が宗家と分家に分かれていた時の家紋に似ているという話に繋がるなど、NARUTOの物語での「太陽」と「月」について注目されることが一部の間でありました。 

さらにはエイダの瞳や「全能」の波動が月(三日月)に似ているという声もあります。 

個人的には何か考察や展開予想できるほどの根拠と情報が現状出そろっていないと思っているのですが、サラダの万華鏡写輪眼が開眼以降使われておらず、能力が現れた描写が無いこともあって、これからまた触れるかもしれない要素だとも考えられます。 

それにこの要素、過去にも意外とありますし、重要なところで使われています。 

今回はNARUTO世界での「太陽」と「月」の要素についてまとめてみました。 

今後関連する情報が出た際に何か参考になるかもしれません。 

他に明確なものがありましたら教えてください。書き足すかもしれないです。コメントお待ちしております。   

コメントするのがハードル高いなという方は「問い合わせフォーム」でも大丈夫です。公開しないでという文言があれば公開はしません。  

皆で意見を共有しましょう。 

太陽と月の対比 

  • ナルトとサスケ 

最初に浮かぶのが、やはり大筒木カグヤを封印するために六道仙人(大筒木ハゴロモ)からナルトとサスケに与えられた力である、太陽と月の印でしょう。 

ナルトは右の手のひらに白い太陽の印、サスケは左の手のひらに黒い月の印が刻まれました。 

二人がカグヤに触れることで最強の封印術「六道 地爆天星」を発動します。 

カグヤをこの術で封印して以降、この印は消えてしまっています。 

ハゴロモ(太陽)とハムラ(月)はこの印の力を使ってカグヤ、および十尾を過去に封印しています。 

その時にできた星がNARUTO世界における「月」になります。 

  • 陰陽の思想 

NARUTOの様々なところで登場する陰と陽の考え方。 

忍術の基礎となっていて(陰陽五行思想)、その中でも陰遁はあらゆる形を創り出す能力、陽遁はそこに生命を宿す能力だとされています。 

これら能力の源となっているエネルギーが生命エネルギー(陽)と精神エネルギー(陰)です。クラマはこの二つに分けられた時期がありました。 

この思想を表す太極図は、日向一族に伝わる柔拳法・八卦六十四掌にも使われていますね。 

そして、この陰陽思想での陰が月、陽が太陽を示しているとされています。 

ナルトとサスケに刻まれた手のひらの印もここから来ていると考えられるでしょう。 

  • ボルトとミツキ 

ミツキとその兄(同じ遺伝子情報)は『NARUTO-ナルト-外伝 〜満ちた月が照らす道〜』にてボルトの写真を見て、大蛇丸に名付けられた本当の名前(巳月)からボルトに太陽を連想しました。 

  • ハムラ系大筒木の宗家分家 

『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』にて大筒木ハムラの代から月を管理していた子孫たちは、宗家と分家に分かれてハムラが説いた教えの解釈を巡って争い、トネリの先祖である分家が宗家を滅ぼした過去があります。 

その宗家の家紋が太陽、分家の家紋が月からデザインされています。 

どういう関係なのか、分家の家紋とエイダの眼の模様が似ています。 

  • 天照と月読 

諸説ありますが、万華鏡写輪眼の瞳術である天照(アマテラス)は日本神話で登場する太陽の神である天照大御神から、月読(ツクヨミ)は月の神である月読命から名づけられています。 

その他の「太陽」「月」要素 

  • 月の眼計画(無限月読) 

うちはマダラが企てた世界を巻き込む計画です。 

十尾の人柱力となり、神樹を生やして月に幻を投影することで発動する究極幻術「無限月読」を星全体にかけて、全人類に対しそれぞれの理想の幻を永久に見せ続けるという計画でした。 

  • 八咫鏡 

恐らくサラダの万華鏡写輪眼の模様のモチーフとなっている八咫鏡ですが、太陽の神である天照大御神の御神体として伊勢神宮に奉安されています。 

イタチの須佐能乎(スサノオ)に使用されている霊器、「八咫鏡(ヤタノカガミ)」の名前にもなっています。 

サラダの万華鏡写輪眼は「割り九曜紋」にも似ていますね。 

  • ミナトとクシナ 

NARUTOの原作544話のタイトルが「二つの太陽‼」です。 

敵に狙われているナルトが第四次忍界大戦に参戦しようとするときに、四代目雷影エーに止められます。 

ナルトは敵のターゲットであるだけでなく、九尾(九喇嘛)を完全にコントロールできていないという重大なリスクがあるからです。 

綱手とキラービーとともにナルトは説得を試みます。 

その時にビーは自分に尾獣を封印される前からあった「大切なもの」である義兄弟、エーを太陽に例えました。それがあったから八尾(牛鬼)をコントロールできたと確信していて、ナルトにはそれが二つあると言います。 

エーにその太陽を問われたナルトは、両親である波風ミナトとうずまきクシナを大切な存在として答えました。 

  • 月光ハヤテ 

中忍選抜第三試験予選の審判を務めた木ノ葉隠れの里の特別上忍です。 

彼の必殺技は影分身の術を使った剣術「三日月の舞」。 

  • ミツキの猫「ミカヅキ」 

しばらくの間ミツキが飼うこととなった猫の名前をミカヅキとミツキが名づけました。 

  • 日向一族 

日向一族には太陽に由来する名前の人物が複数人います。 

ヒナタ、ヒアシ、ヒザシ、(うずまきヒマワリ)等。 

  • 大筒木シバイ 

シバイの由来はシヴァ神だと考えられます。そのシヴァ神の眼は太陽と月だという話があるらしいです。 

こちらの記事で詳しく紹介しています。

【BORUTO】大筒木シバイのモチーフは「シヴァ神」である【ボルト考察】
大筒木シバイの「シバイ」という名前は、これまで登場した大筒木一族の名前の傾向から、「紙芝居」から来ていると思っている方がいます。もう一つが、「シヴァ」にあるのではないかとも思うのです。今回は、シバイのシヴァとの関連性と、考えられる予想を紹介します。
  • 夜月一族 

雲隠れの里の名門一族。四代目雷影・エーやキラービーをはじめとする里の長や人柱力両方を輩出しています。 

  • 輪廻転生 

輪廻眼を持つ者が使うことのできる、死者を蘇らせる術です。 

由来としては、ヒンドゥー教の前身であるバラモン教から現れたとされるインド哲学の思想である「輪廻転生」であると考えられます。 

大まかに言えば「生と死は繰り返されるもの」だという考えですが、そこにはどんな過程があるのかを考えたものに、「五火二道説」があります。 

火葬の後、 

  1. 死者は「月」に一度とどまり 
  2. 雨となって地に戻り 
  3. 植物に吸収されて穀類となり 
  4. それを食べた男性の精子となって 
  5. 女性との交わりによって胎内に注ぎ込まれることで胎児となり 

再びこの世に誕生する 

という祖道と、そこから解放された神道の2つがあるのではないかという説です。 

  • エイダの眼 

「三光紋」または「月星紋」に似ています。千葉神社の神紋で、妙見菩薩の力を表しています。妙見菩薩が管理する星の内、「日」「月」「星」が表現されています。 

これは「月」どころではなく、その服装からもわかる通り「宇宙」かもしれませんね。 

また、エイダの眼はビンドゥというチャクラ(円、車輪、中枢)に似ています。仏教では人体の中枢を指しています。

ビンドゥとは、創世の設計図を表しているチャクラです。 
神術「全能」を連想させます。 

ビンドゥも実は月に関係があり、円の部分が満月、他は見た目通り三日月を表しています。 

ここで言う満月は大筒木シバイのモチーフだと考えられるヒンドゥー教の神、シヴァなどを示しているとしており、三日月は全ての根源的な存在を意味しています。 

三光紋との直接的な関わりは見当たりませんでしたが、奇妙な共通点がありました。 

  • 神樹の背中の紋 

新たに登場した謎の紋です。 

中心の輪廻眼のような模様は神樹であるということもあって木の年輪を思わせるものもあります。 

「九曜紋」または「十曜紋」に似ています。千葉神社の社紋で、妙見菩薩の力を表しています。周りの九つの星の意味には3つの説があり、 

第一の説は、妙見様が乗って空を巡回する乗り物と考えられていた北斗七星の七つと、太陽・月の二大天体を加えて九つの星とする説。 
第二の説は、古代の占星術・易学において九つに分類される日曜星・月曜星・火曜星・水曜星・木曜星・金曜星・土曜星・計都星(けいとせい)・羅喉星(らごうせい)であるという説。 
第三の説は、九星気学で定められる人間の運命星(一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星)であるという説です。 

これも「宇宙」への伏線ですかね。 

  • イタチの下忍時代の担当上忍 

水無月ユウキという名前らしいです。 

  • アニメNARUTO675話 

タイトルが「月夜」でした。「イタチ真伝」のアニメ化で、イタチが起こしたうちは一族惨殺計画が決行された回です。 

  • 重粒子モード 

うずまきナルトが九喇嘛ともに大筒木イッシキを倒すために使用した奥の手となる形態。 

ナルトと九喇嘛のチャクラを元手に全く新しいエネルギーを作り出して戦います。 

九喇嘛はこれを、太陽が核融合でエネルギーを作り出していることと似た原理であるとしていました。




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