【NARUTO】千手柱間の死因は何だったのか?3つの説から考察【ナルト考察】

考察

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『NARUTO』最大の謎と言える話題、その一つが「初代火影・千手柱間の死因」です。 

「忍の神」と謳われた最強の彼がなぜ亡くなってしまったのか… 

実は、作中にその直接的な言及は無いのです。 

しかし、そのヒントとなる情報は物語の中に散りばめられています。 

本記事では、柱間の死にまつわる情報から得られた三つの仮説をご紹介します。 

千手柱間ってそもそもどんな人物? 

千手柱間は、戦乱の時代において「子どもたちが戦わずにすむ世界」を夢見た忍者です。 

忍同士が血で血を洗う争いを繰り返す時代に、敵対していたうちはマダラと手を組み、「木ノ葉隠れの里」を築きました。 

柱間の実力は圧倒的で、人々から「最強の忍」「忍の神」と呼ばれるほど。 

最強とされた千手一族の中でも特異な能力を持つ存在でした。 

千手柱間の死因 

柱間に関わる人物の発言や歴史を整理した結果、次のような3つの仮説が浮かび上がりました。 

  1. 自害説 
  2. 病死説 
  3. 寿命説 

どれも説得力のある根拠がありますので、下記で詳しく説明します。 

仮説①柱間の死因は「自害」 

柱間の功績は、一族間での争いを終わらせ、「一つの国につき一つの里」へまとめ上げたことにあります。 

このシステムを他国も模倣し、五大国にまでまとまります。 

この動きは一見、平和への大きな一歩のように思えますが、実際にはより巨大な戦争へのきっかけにもなりました。 

「柱間はこの結果に責任を感じ、自ら命を絶ったのでは」と考えられます。 

「戦死した」という可能性は低め 

柱間の孫である綱手は、柱間の死について次のように発言しています。 

私のじいさんも二代目も… 戦乱の平定を何より望んだらしいけど… 結局は 夢半ばに里のために 犬死にしただけだしね 

NARUTO -ナルト-巻ノ十八ナンバー158:許さねぇ…‼|岸本斉史 

「犬死に」という言葉からは、「命を無駄にした」というニュアンスが伝わります。 

二代目火影・千手扉間と同列に語られている1ことから、大戦の中で囮になったという説も浮かんできます。 

柱間の亡骸は白装束を着ていたわけではなく、鎧を装着した状態で土葬されていました。2  

この様子から考えるに、戦いの最中で亡くなった可能性はあります。 

ただ、柱間は扉間とは違い、忍界でも屈指の強靭な身体を持っていることから、 

戦死することは逆に難しいのではないでしょうか。 

だとすると、「戦いを治めようと自身の命を差し出した」という可能性の方が高いと考えられます。 

実際に、千手一族とうちは一族の間で繰り広げられた戦いでは、 

柱間がマダラからの信用を得ようと自害を選択しています(マダラに止められる)。 3

この選択が木ノ葉の里の設立につながるのですが、柱間の覚悟はこのときから既に決まっていたのかもしれません。 

仮説②柱間の死因は「病死」 

生命力の象徴とも言える強靭な身体を持つ柱間。その細胞は「柱間細胞」として、多くの人物から利用されています。 

しかしその身体には、病という弱点があったのではないかという説です。 

特に読者の間でよく言われている話が、「がん細胞に蝕まれた」というもの。 

現実世界でも、「若い細胞であるほど、がん化したときの進行は早い」と聞きますよね。 

仮説③柱間の死因は「寿命」 

柱間細胞の特徴の一つとして、人間離れした回復力が挙げられます。 

しかしその反面、寿命を削ってしまうのではないかという推測です。 

柱間の孫である綱手は、「創造再生」という再生忍術を使用します。 

その原理は、細胞分裂を加速させるというもの。柱間も、この術に似た原理で回復していたのではという考えです。 

「細胞が分裂する回数には限りがある」という宿命も共通していたと考えられるのです。 

まとめ 

ここまで、三つの仮説を検討してきましたが、どれも作中の情報から導き出された可能性のある説です。 

岸本先生が意図的に明言を避けたことで、読者それぞれの解釈に委ねられているとも言えるでしょう。 

千手柱間の死は、彼の強さと対比される形で物語に深みを与えています。 

最強の忍であっても避けられない「死」という運命。それこそが『NARUTO』という物語が繰り返し描いてきたテーマの一つなのかもしれません(因みに、この運命を克服しようとする者が現れる話が『BORUTO』です)。 

あなたはどの説が最も腑に落ちますか?他に考えられる仮説などありましたら、コメント欄でぜひ教えてください! 

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注釈・出典

  1. 千手扉間の死は第二次忍界大戦中、雲隠れの里の二代目雷影との会談でのこと。扉間は雲隠れの忍である金角・銀角兄弟の起こしたクーデターに巻き込まれる。この際に部下を庇うため囮となって戦い、瀕死の重傷を受けたと思われる。銀角が526話で「ぶっ倒した」と語っている。 ↩︎
  2. NARUTO -ナルト-巻ノ三十三ナンバー291:怒りの引き金‼|岸本斉史 ↩︎
  3. NARUTO -ナルト-巻ノ六十五ナンバー625:本当の夢|岸本斉史  ↩︎

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