【BORUTO】大筒木カグヤを考察する【NARUTO】

考察

※BORUTO原作第2部、最新第2話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。   

BORUTOという物語のきっかけとも言える謎の数々を残して封印されたNARUTO最後の敵、大筒木カグヤ。 

皆さんもどこかモヤモヤする気持ちがあったかと思います。 

何か考察の余地はあるでしょうか? 

コメントありましたら反応しようと思っています。 

今回はその謎を私なりの解釈で考え直してみようと思います。 

コメントするのがハードル高いなという方は「問い合わせフォーム」でも大丈夫です。公開しないでという文言があれば公開はしません。    

皆さんのなかなか言い出せないもやもやをここで発散しましょう。 

イッシキへの裏切り

三途アマド曰く、もともとカグヤは大筒木イッシキとの二人組で地球に降り立ったとされています。

カグヤは十尾の餌となり、神樹にチャクラの実をつけさせて、それをイッシキが食べてアップデートすることが力関係により決まっていました。

しかしカグヤはイッシキの不意を突いて裏切り、瀕死の状態まで追い込みます。 

カグヤは恐らく大筒木一族のそういった慣習や、関係性に嫌気がさして反旗を翻したのだと思われます。 

なぜか元からある神樹

地球の神樹はなぜかカグヤとイッシキがやってくる前から存在していました。

カグヤの付き人をすることになるアイノによると

「数千年前に忽然と生えて、見る間に大木になった」とのこと(アニメNARUTO -ナルト- 疾風伝680話『大筒木カグヤ』)。

当時の人間がチャクラを持たない種族だったのでもともとチャクラが神樹に集約されていたのか、カグヤがハゴロモとハムラを身ごもった時にはチャクラの実もできるようになっていました。 

カグヤたちがやってきたさらに前から大筒木の管理の目が地球にはあったという見方もできます。 

チャクラの実の作用 

ハゴロモ曰く、カグヤはチャクラの実を食べてから様子がおかしくなったみたいです。

「鬼と呼ばれるように変貌した理由はわからぬが、おそらく、チャクラの実を食らった時から、何かが始まっていたのだろう」(アニメNARUTO -ナルト- 疾風伝695話『終末の谷』) 

チャクラの実を食したことによって、

  • 人格が変わるのか
  • 新たな情報が刻まれるのか
  • 人格が加わるのか
  • ボルトやモモシキ同様未来が見えたのか

いずれにしてもチャクラの実には膨大な情報を含んでいるみたいなので、劇的な変化が起きるのは間違いありません。 

アニメNARUTO -ナルト- 疾風伝682話『造られた過去』にて、黒ゼツが

「十尾の正体は十尾だけではない。母自身でもある。チャクラの実を取り返そうしていた神樹の化身ではなく、二人の子供たちに分散したチャクラを取り戻そうとした、母の意志だった」

と発言していますが、ハゴロモの発言と照らし合わせると、これが全て真実なのかは少し疑わしいです。 

謎のしきたり

チャクラの実を食べて、ハゴロモとハムラを産んだ後、しばらくカグヤが統治する時代がやってきますが、その時に民を神樹に向かわせて生贄とするしきたりをつくることになります。 

カグヤが言うには

「しきたりは必要なのだ。あの者たちが来るまでは」(アニメNARUTO -ナルト- 疾風伝681話『ハゴロモとハムラ』 )

ということみたいですが、おそらくこれがカグヤの痕跡を調べたサスケの報告の「兵として白ゼツを生産し、自身を脅かす存在に対抗するために備えた」ということでしょう(アニメBORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 55話『科学忍具』)。

「あの者たち」とは、アニメNARUTO -ナルト- 疾風伝682話『造られた過去』でのシルエットから見る感じ、大筒木一族本家からのちにやって来たモモシキ、キンシキ、ウラシキがその刺客の一部なのだと思われます。

BORUTOの構想はこのときから少なからずあったみたいです。

カグヤが白ゼツを使ってどうこの勢力に対抗しようとしたのか気になります。「爪アカ」がヒントになるかもしれません。 

【BORUTO】爪アカの能力を白ゼツから推測する 
十尾の分裂体である「爪アカ」の能力を予想するうえで非常に参考になるのが、同じく十尾の分裂体である「白ゼツ」です。十尾の分裂体というと、他にも尾獣や十尾自らが分裂した分裂体などがありますが、今回は白ゼツにフォーカスしてみようと思います。

カグヤは楔(カーマ)を残したのか

  • 十尾の餌となり、それによってできたチャクラの実をイッシキに食べさせるというもともとの役割 
  • 役割から降りてイッシキを裏切ったことによる大筒木本家からの報復への備え 

これらの理由からカグヤは地球に着いた時から一貫して、楔を埋め込み自身のバックアップを取っておく器を探しておく必要があったはずです。

結果的にハゴロモとハムラ、ナルトとサスケによって「封印」されたことは、楔による復活を回避するものであったためカグヤの誤算にはなりましたが、大筒木が生きながらえる術として楔の使用はやっておいて損はなかったと思います。 

過去に埋め込んでいる可能性はありますが、その適合者すらもカグヤが封印されている間に時が経って亡くなっているかもしれませんね。

ただ、大筒木化した存在の寿命がどうなるのかはわかっていません。 

結局カグヤは何をしたかったのか

愛や思いやりの無い大筒木一族による慣習や関係に嫌気が差したカグヤは、地球とその民に愛着が湧き、大筒木を裏切りますが、その大筒木本家からの攻撃に備えているうちに愛を見失い、民衆や息子たちの命まで手にかけようとしてしまった、といったところでしょうか。

国同士のいざこざに翻弄されてチャクラの実を食べざるを得なくなり、それによって愛を見失ってしまったとも考えられそうですね。

カグヤを封印した後のナルトも

「カグヤは今まで戦ったやつらとは違う。心がねえみてえな感じだった」と言っていました(アニメNARUTO -ナルト- 疾風伝695話『終末の谷』)。

チャクラの実を食べたことによる作用の一つかもしれません。 

また、カグヤ自身もあくまで大筒木一族の人間。まだ愛というものがどういうものなのか理解しきれていなかったとも言えそうです。 

お読みいただきありがとうございました。もし感想、アドバイス等あればお待ちしています。いいコメントがあったら反応したり、また別の記事等で取り上げたりすることがあるかもしれません。      

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