※BORUTO原作第2部、最新2話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。
The White Zetsu Army… can go heck themselves. pic.twitter.com/V4O5wt4iJe
— Naruto (@Naruto_Anime_EN) September 5, 2018
十尾の分裂体である「爪アカ」の能力を予想するうえで非常に参考になるのが、同じく十尾から生まれた存在である「白ゼツ」です。
白ゼツは千手柱間の細胞と外道魔像のチャクラで培養することによって作られたり、人間を神樹に取り込むことで作り変えられたりすることで量産されます。
十尾の分裂体というと、他にも尾獣や十尾自らが分裂した分裂体などがありますが、今回は白ゼツにフォーカスしてみようと思います。爪アカは人型の身体に尾を持っているので、尾獣の側面もあるかもしれません。
爪アカ、白ゼツを調べることで大筒木カグヤがどんな敵と戦おうとしていたのか、どれだけの戦力が必要だったのかもわかるかもしれません。
因みに、「黒ゼツ」に関しては、十尾から分裂した例がないので、少し関連性が薄いかなと思いました。
白ゼツ
まず能力としては、
- 胞子状態の分身を相手の体にしのばせてチャクラを奪う「胞子の術」
- 接触した相手のチャクラをコピーし、その相手に成り代わる「成り代わりの術」
- 樹木を媒介に大地と同化して移動ができる能力
- 融合することも可能、複数の性質変化を使えるようになる
- いくつかの木遁(木そのものになることもある)
このあたりが使えます。特に「胞子の術」「成り代わりの術」は爪アカの進化や強個体への飛躍の可能性が考えられるので、厄介かもしれないです。
融合の可能性も考慮するとあっという間に中忍程度の忍では太刀打ちできない程の個体が生まれそうです。
トビ(グルグル)
白ゼツにはトビという特別な個体がおり、蔓で構成された人型の白ゼツになります。
単体でも木遁等で戦えるのですがその大きな特徴として、蔓のように巻き付くことで忍のアーマーとなったり、逆にアーマーとなることで忍を取り込んでしまったりできるというものがあります。
特に第四次忍界大戦ではヤマト(テンゾウ、甲)を取り込んで千手柱間ほどではありませんでしたが「木遁 真数千手」を使い、頭部からは五大性質変化全てを放っていました。
大戦を最後まで戦い続けた個体なので未だ底の知れない力を秘めています。
爪アカに白ゼツの能力があったら
上記で分かったと思いますが、爪アカの能力は、白ゼツの能力に似たところが結構あります。また、一部の爪アカには輪廻眼を宿した個体がいます。
もしかすると輪廻眼の力を使って少しずつ強者の忍のチャクラや、忍そのものを取り込むことで、その忍の能力を使った爪アカが登場するかもしれないです。
そうした強個体が融合して、普通の忍では対応しきれないようなレパートリーの術をもつ個体となり、そうして知性を蓄えていくうちに、大筒木でも手に負えない存在になっていくのかもしれませんね。
果たしてその先に十尾や爪アカはどんな姿に落ち着くのかが、気になりますね。
化け物なのか、はたまた人間に近くなるのか。それとも大筒木に近い姿になるのか。
爪アカは、能力的に「ペインと白ゼツの融合体」なのかもしれないですね。
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