【BORUTO】ナルトとサスケの死亡説について【ボルト解説】

解説

※BORUTO第2部、最新10話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。

ボルトの物語が始まって以来、それまでの中心人物であったナルト、サスケが危ういのではないかという予想がたびたび立っていました。

最近では話の中で年月が経ち、ボルトの服装がサスケの恰好に近いものとなったので、冒頭の対カワキ戦から立っていたフラグとなっている「サスケの死亡」がついに回収されるのではと話題になっています。

今回はナルト、サスケにまつわる死亡説ついて振り返っていこうと思います。 

個人的には死なないと思っているのですが、皆さんはどう考えているでしょうか。コメントお待ちしています。 

コメントするのがハードル高いなという方は「問い合わせフォーム」でも大丈夫です。公開しないでという文言があれば公開はしません。      

皆で意見を共有しましょう。 

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第四次忍界大戦 

うずまきナルト 

忍界最大の危機 

オレは火影になるまで ぜってェ 死なねーからよ‼  

NARUTO -ナルト-巻ノ十九ナンバー167: 約束通り…!!|岸本斉史  

弟や最愛の恋人がその夢半ばで亡くなったのを見てきた綱手(後の五代目火影)にそう誓い、幾多の試練に打ち勝ってきたナルト。  

犯罪組織「暁」から木ノ葉隠れの里へ襲来してきたペイン六道と戦い見事勝利。  

里の人々の命を守り、英雄として皆から認められるほどの活躍で、里のリーダー「火影」という夢へ着実に近づいていきました。  

しかし、忍の世界を守る戦いである第四次忍界大戦の終盤で最大の危機が訪れます。  

「暁」を裏で牛耳っていたうちはマダラが本格的に参戦。   

「忍連合軍」、主力の一人であったナルトは、宿していた九喇嘛を抜かれたことで瀕死の状態となってしまいます。  

九喇嘛などの尾獣を持つ人柱力は、その身体から尾獣を抜かれると死亡するとされていました。  

ナルトが蘇生するまで 

ナルトの息が絶えるまで時間の問題…そばにいた我愛羅は即座にナルトを自身の能力でサクラのもとへ移送。  

医療忍者であるサクラが、必死に命を繋ぎとめようとします。  

しかしサクラはもう長く持たないことを察していました。ナルトの心肺が停止…  

ただ、一つだけナルトが生き延びる道が残されていました。  

それは、ナルトの命が尽きるまでに九喇嘛を再びナルトの身体に入れることです。  

九喇嘛は元々、陰と陽二つの身体に分裂した状態。  

ナルトはその内の陽の九喇嘛が父の波風ミナトによって封印されていた人柱力です。  

そしてもう片方、陰の九喇嘛はミナト本人に宿っています。  

この事実を知っていた陽の九喇嘛はナルトから抜かれる直前に我愛羅に伝えていました。  

なんとかミナトのところへ着いた我愛羅、サクラ、そしてナルト。  

ナルトの状況を聞いたミナトが、自身に封印されていた陰の九喇嘛をナルトに渡そうとします。  

オビトの身体を操ろうとしている黒ゼツが妨害する一幕もありましたが、最終的に現実と向き合い始めたオビトの手によって陰の九喇嘛が渡されました。  

そうしてナルトは蘇生することが出来たのです。 

うちはサスケ 

ナルトが瀕死となった直後、サスケは当時誰も目視の出来なかったマダラの謎の術である「輪墓・辺獄」によって捕らえられ、サスケの持っていた刀で心臓のあたりを貫かれたことで死亡したかに思われました。 

662話『本当の終わり』の最後には瀕死のナルトとサスケが描かれ、当時の読者に衝撃が走りました。 

気絶したサスケを前に現れたのは、イタチの究極幻術「イザナミ」にかかっていたはずのカブト。 

どうやら現実を受け入れたことによって解術、幻によるループから脱出出来た模様。 

自身の身体の一部をサスケに移植します。 

そこにサスケの消えゆくチャクラを感知していた香燐をはじめ、ともに行動していた大蛇丸、水月、重吾が駆け付けます。 

彼らによる処置もあったのか、サスケは再び起き上がるのでした。 

BORUTO第1部1話冒頭 

第1部時点から数年経った未来…主人公であるボルトは、七代目火影であり自身の父親でもあるナルトの火影岩で、カワキという謎の青年と対峙。 

火影岩、そして木ノ葉隠れの里が崩壊している中でカワキが意味深な言葉を言い放ちます。 

お前も七代目と同じ所へ送ってやるよ… ボルト 

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-巻ノ一ナンバー1:うずまきボルト‼|岸本斉史・池本幹雄 

さらにカワキは忍の時代を終わらせようとしている模様。 

それでもボルトは「忍者」としてカワキとの戦いに挑むのでした。 

このシーン、最もナルトとサスケの死亡説が流れたのではないでしょうか。 

カワキの言う「七代目と同じところ」。忍の時代の終わり…。 

対するボルトの服装。傷のついた額当て、マントに剣と、サスケを彷彿とさせる見た目でした。 

実際、第2部5話『標的』では、ボルトがサスケから剣を引き継いでいることが確認できます。 

また、原作者の岸本斉史先生がBORUTOを制作する、してもらうにあたってこのような発言をしたことで話題となっていました。 

あんまり『NARUTO -ナルト-』に縛られなくてもいいのかな、とは思います。時代も違うし、元々色々と混ざった世界観ですから…自由にやって頂ければいいかな、って。『NARUTO -ナルト-』からずっといるキャラクターが死んでもいいですし。 

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ソースが不明ですが、いつかの海外のインタビューで岸本先生が「サスケの死亡は無い」という内容の発言があったみたいです。果たして… 

大筒木イッシキ戦 

うちはサスケ 

サスケは最大の敵、大筒木イッシキとの戦いに挑むにあたって、 

オレはいつだって死ねる 木ノ葉のために ナルトもそうだ 常にその覚悟がある  

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-巻ノ十三ナンバー48:捨て駒|岸本斉史・池本幹雄

と発言。参戦しようとするボルトにその覚悟を問いました。 

サスケは以前にもイッシキ(ジゲン)と戦った経験から、ナルトと二人で戦って勝つのは厳しいと考えていました。 

【BORUTO】大筒木イッシキ戦を振り返る(前編) 
大筒木イッシキは以降の戦いの主流を決めた存在になったと思います。ナルトとサスケがジゲンに挑んだ初戦は絶望感を覚えましたよね。「少名毘古那」、そしてイッシキの基礎能力が強かった印象です。今回はイッシキにナルトとサスケがどう戦ったのかを振り返ろうと思います。

うずまきナルト 

サスケの考えていたように、復活したイッシキの戦闘能力はすさまじく、ナルトとサスケでも押される一方。 

ボルトも戦闘不能になるほど追い詰められます。 

決死の覚悟だったナルトに九喇嘛がある提案をします。 

「命」と引き換えにこれまでとは別次元の力を引き出す奥の手「重粒子モード」です。 

ナルトは迷わず使用。ナルトと九喇嘛のチャクラを元手に全く新しい形態へと変化しました。 

飛躍的に向上したナルトの身体能力。イッシキはその勢いに手も足も出ません。 

しかしこの勢いは短いもので、ナルトに限界が迫ります。 

イッシキは重粒子モードの効果で寿命があと僅かのところまで削れ、余裕を失います。 

ナルトのチャクラを辿ってカワキを引きずり出しますが、カワキの「影分身の術」による策にはまって時間稼ぎが成功。 

イッシキの寿命が尽き、崩れ去るのでした。 

ナルトも力を使い果たし、気を失ってしまいます。 

精神世界で九喇嘛に別れを告げ、旅立つはずでした。しかし、旅立つのは九喇嘛の方であることを知ります。 

重粒子モードは「九喇嘛の命」を代償に使用する形態だったのです。 

ナルトは悲しみに暮れながら意識を取り戻しました。 

【BORUTO】大筒木イッシキ戦を振り返る(後編) 
大筒木イッシキは尾獣や、須佐能乎などの「巨大な力」による戦いを終わらせたゲームチェンジャーでした。しかしナルトはクラマとともにその強さの延長線上で超えてきた気がしています。今回はそんな大筒木イッシキにナルトとサスケがどう戦ったのかを振り返ろうと思います。

BORUTO第1部から第2部へ 

うずまきナルト 

ボルトに憑き、身体を乗っ取ろうと企てている大筒木モモシキ。 

次にボルトを乗っ取った時、何をしてくるかわかりません。 

ますますナルトを心酔していたカワキは焦ります。 

コードとの戦闘の中で一度ボルトの息の根を止めようとしたカワキでしたが、再びボルトを始末しようと動き出します。 

エイダ、デイモン、ボルトと共同生活をしていた家から飛び出し、ナルトとヒナタのもとへ。 

カワキはナルトとヒナタに自身の決意を告げ、神術「大黒天」で時の止まった異空間に閉じ込めるのでした。 

カワキはこの事実を、「ボルトがナルトとヒナタを殺害した」と偽ります。 

カワキが自分の中心であるナルトを失わないとしたここまでの行動ですが、第1部1話冒頭で未来のカワキが放った「忍の時代は終わる」という発言とは大きな矛盾があります。 

ナルトは七代目火影、つまり忍の代表です。 

現状「大黒天」による異空間という比較的安全な場所にいるとされるナルトですが、カワキが最終的にどうするのかに関する議論は未だ絶えません。 

うちはサスケ 

エイダの神術「全能」によって「ボルトとカワキの立場」が逆転し、火影の息子から火影を殺害した容疑者へと周りからの認識が急転したボルト。 

認識が書き換わった者たちがボルトを追う中、「全能」の効果が及ばなかった数少ない存在の一人であったサラダが、ボルトを助けようと必死の想いでサスケに頼みます。 

眼に「万華鏡写輪眼」を宿した彼女を見たサスケは、彼女を信じてボルトを助けることを決意。 

「全能」にかかっているはずですが、直前の違和感と「サラダを信じる」という信念からボルトとともに里を抜けました。

ボルトとの修業の旅が始まります。

【BORUTO】エイダの神術「全能」とは?一変した忍界を解説【ボルト解説】 
原作第1部79話『全能』で、エイダの忍術を超えた能力である「全能」が発動したことで世界が変わることとなってしまいました。これによって物語がややこしく感じてしまった方は多いのではないでしょうか。この記事では、79話で発動したエイダの神術「全能」を解説します。

 しかし、そこから1年が経った頃、カワキに強い恨みを持っていた(「全能」の効果でターゲットがボルトに向く)コードと十尾の分裂体「爪アカ」の集団の襲撃に遭います。 

ボルトを庇い、サスケが戦いに臨みます。ボルトはその想いを無駄にしないため、やむを得ず逃げることになりました。 

結果、サスケは爪アカに噛まれ、木と同化してしまいます。 

ボルトは最後まで戦っていたと思われるサスケの手に握られていた剣を受け継ぎ、サスケを助けると誓うのでした。 

木となったサスケは生存が確認されているものの、自我を持った人型の神樹によって生かされている状態であることがわかっています。 

神樹たちの動向次第ではサスケの命に影響があるかもしれません。 

また、第1部1話冒頭の時点でのサスケがどのような状況に置かれているのか明らかとなっていない点も心配されている要因の一つです。 

BORUTOって今どうなってるの?知ってる段階に合わせて紹介! 
「BORUTO読みたいけど読んでも過去話が多すぎて億劫になってしまう…」「あらすじを知りたい」そんなあなたに今回、ボルトの物語が現在どう進んできたかを紹介します。BORUTO最新話まで全てを読んだ私が、この長編作品を限界までわかりやすくします。

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