【BORUTO】実は「磁遁」使い?我愛羅の強さと伸びしろ【ナルト考察】

考察

※BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-原作、最新5話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。 

大量の砂を操って戦うイメージの強い我愛羅ですが、実はその砂の含有物を変えられるのを皆さんは知っているでしょうか? 

我愛羅には血継限界「磁遁」を扱える潜在能力があるのです。 

この記事では我愛羅の強さと、磁遁を使いこなすことで展開できる戦術を紹介します。 

皆さんは磁遁と聞いてどんな能力を思い浮かべましたか?コメントお待ちしています。                       

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皆で意見を共有しましょう。 

我愛羅の従来の戦闘スタイル 

圧倒的な物量と絶対防御 

何といっても我愛羅の操れる砂の量が圧倒的で背中の瓢箪の量だけではありません、そこらにある砂全てが自分の武器となり得ます。戦場が岩だらけなら砂の力で崩して新たな砂にすればいいのです。地下の岩盤を崩すことで相手の足場を不安定にするだけでなく、蟻地獄のように地中に引き込んでいくということも相手を追い詰める要素の一つです。 

これに術者の意思とは関係なく相手の攻撃を反応し、砂の防御が自動的に我愛羅を守ってくれます。この絶対防御の正体は、母である加瑠羅の出産後の死に際に我愛羅に与えた最後の力でした。 

この能力ゆえに我愛羅自身はほとんど動く必要がありません。 

絶対防御の能力と戦場を有利な土壌にしたことだけで勝利するには十分だからです。 

相手の一切の行動を停止させる 

ここから我愛羅の本当の強さが発揮されます。飛行能力の無い敵であればまず厳しいでしょう周りの砂がみるみるうちに自分の周りに固められ、圧縮するなり地下で生き埋めにするなり、封印するなりなんでもできます。 

特に我愛羅には最強の封印術があります。「砂漠送大層封印」が強く、大戦で影クラスの強者を封印しただけでなく、大筒木ウラシキも動きを封じ、一旦負けを認めるほどの強さを見せました。 

飛行能力があっても関係ありません。そこら中全ての砂が自分を覆いかぶさりに追ってきます。弾丸のように圧縮した砂を撃ち込む「砂時雨」や「連弾砂時雨」で、ヒットしたら体内に砂が侵入するだけでなく、その状態で砂をコントロールすることも出来るため、内側からダメージを負わせることも出来てしまいます。内側からダメージを受けたら飛んでいる余裕もなくなるので、あとは好きなようにできます。もはや自由自在です。 

磁遁という性質 

磁遁という性質変化ですが、その名前通り磁力を扱うチャクラ性質です。そのため他の性質変化とは異なる多彩で特殊な攻撃が可能となります。意外と例は出ているので紹介します。 

三代目風影 

「磁遁」と聞いてこの人物を最初に思い出した方がいるかもしれません。 

歴代風影の中でも最強と言われる三代目風影です。彼本人が生きているときの戦いぶりは描かれていませんが、それでも「暁」の天才造形師である「赤砂のサソリ」の人傀儡という形で存分にその力を発揮して見せました。 

彼の戦闘スタイルを簡単に言い表すのであれば、「我愛羅の砂鉄バージョン」と言ったところでしょうか。 

大量の砂鉄を操り、様々な形に変形させながら、普通の砂以上に重く、強固な攻撃、防御をします。また、強固なことを生かして、多数の針を形成することで非常に殺傷能力の高い攻撃をすることが出来るというのが普通の砂を操るのと異なる点です。 

四代目風影・羅砂 

我愛羅の実の父親である羅砂も磁遁使いです。我愛羅はこの羅砂から力を受け継いでいるということになります。 

彼の能力は第四次忍界大戦で砂金を操るものであることが判明します。想像の通りかなり希少な砂金ではありますが、その分とても質の高い攻撃と防御を可能にします。 

それに、金なので酸化等の反応によって無効化しにくいということも長所の一つでしょう。 

この能力で一尾・守鶴の脅威から砂隠れの里を守り続けました。 

トロイ 

羅砂と同じく第四次忍界大戦で穢土転生の身体で登場した、雲隠れの里の強者であるトロイ(BORUTOでボルトたちが受けた中忍試験で登場するトロイとはまた別人)。 

彼の磁力の使い方が可能性を感じさせてくれます。磁力を扱う基礎的な部分を見せてくれたように思えます。 

彼の基本的な戦術として、まずは磁力を帯びた忍具を投げて相手に防御を誘い、それをきっかけに相手自体に磁力を付与します。これによって次に投げる大型の手裏剣を不可避の必中にするという戦術。 

忍がよく使いがちな忍具である手裏剣やクナイは金属でつくられているのでトロイが操作可能な対象です。トロイの投げた忍具は必中であるのに対し、逆に磁力を付与された人物が投げた忍具は当然コントロールを失います。磁力の強さ次第では自分に返ってくる可能性もあるわけです。 

さらに人に磁力を付与できるということで、金属以外の物質や微量の金属を含む対象もコントロール下における可能性があります(相手にした雲隠れの忍は「触れたもの全てに磁力を与えることが出来る」と言っていた)。これで思い浮かぶ術が、ペイン天道の「地爆天生」です。 

磁力を帯びた相手自体を核にして様々な金属や他の磁力を帯びた対象が引き寄せられていくと考えると非常に強力なのではないでしょうか。地爆天生は引力を持つ核を破壊することで対処が可能ですが、自分が核になった場合はまた別の対処法が必要となるためさらに厄介であると考えられます。 

恐らく自分に帯びた磁力を他のものに触れることで少しでも弱めないと対処できないでしょう。 

うずまきナルト 

一尾・守鶴からもらったチャクラを使うことで磁遁を使用できる術に付与することが可能です。 

ナルトは螺旋丸に付与し、「磁遁 螺旋丸」として六道の力を得たうちはマダラにぶつけました。 

磁遁には磁力以外にも強力な封印能力も付与が可能なようで、螺旋丸に封印の術式のような模様が帯びていました。これによってマダラの「輪墓・辺獄」によって作り出された質の高い分身を捕らえ、封印することに成功しました。 

我愛羅、磁遁の覚醒 

我愛羅が磁遁使いであることが判明したのは、穢土転生で操られた二代目水影・鬼灯幻月との戦いでした。 

幻月の水蒸気爆発を繰り返し引き起こす術である「蒸危暴威」の爆発を、羅砂の使っていた砂金を包み込むことで完全に衝撃を抑えました。 

この戦いの直前の羅砂との戦闘で、羅砂が磁遁で砂金を使うのを見ただけのはずでしたが、我愛羅は羅砂から受け継いだ自分の潜在能力に気づき、すぐ実戦に生かしてきました。 

これ以降、NARUTOが完結したこともあって我愛羅が磁遁を使った描写はありませんが、幻月との戦いは間違いなく我愛羅のこれからの可能性を感じさせるものでした。 

我愛羅が磁遁を使いこなすことが出来るようになれば、上記で紹介したように砂鉄や砂金、忍具などの金属を操ることが出来るだけでなく、様々なものに磁力や封印能力を付与することが出来るようになるはずです。それまでの我愛羅の戦いのスタイルに加え、かなり戦術の幅が広がるのではないでしょうか。 

まとめ 

我愛羅の新たな力として目覚めた「磁遁」という忍術の数々はトリッキーで、砂を使って敵を完全に封じ込めるそれまでの戦闘スタイルと非常に相性のいい能力だということが分かったかと思います。 

また、我愛羅にはシンキという養子がおり、我愛羅と同様に磁遁を扱うことが出来ます。新世代の中でもトップレベルで新進気鋭の忍です。三代目風影のように砂鉄を操ることが出来ます。 

たとえ我愛羅本人が参戦せずとも彼が我愛羅の可能性を体現してくれるかもしれません。 


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