【NARUTO】二つの究極瞳術「イザナギ」と「イザナミ」について【ナルト解説】 

解説

※読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。

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イザナギ

イザナギの概要 

「イザナギ」はうちは一族の中で禁術に指定された、自分自身にかける究極の幻術。 

使用にはうちは一族の力と千手一族の力の両方が必要となる。 

効果は、「幻と現実をつなげる」というもの。 

術者のダメージや死などの不利な現実を夢に描きかえることができる。 

反対に、術者の攻撃などの有利なイメージは現実にできる。 

しかしその代償として、術に使用した写輪眼は失明し、二度と使用することができなくなる。 1

開発された経緯 

イザナギは六道仙人・大筒木ハゴロモの術「万物創造」を応用したもの。 2

うちは一族の間で、失敗の許されない大きな戦いを乗り越えるために使われた。 

しかし都合の悪い現実を都合の良い現実へ描きかえるこの術は、術者を驕り高ぶらせる要因となる。うちは一族の中で都合の良い現実の奪い合いとなった。 

その結果、イザナギは禁術に指定されることとなる。 

使用者 

  • うちはマダラ 

千手柱間との決戦で使用。マダラは柱間との戦いで命を落とす現実を描きかえた。 

柱間から剣で突き刺される直前、柱間の右腕を食いちぎって細胞を得たことで発動条件が整った。 

マダラは自分が命を落としても写輪眼の秘密を探る扉間によって遺体は保存されると踏んでいた。搬送された先で復活する。 

それ以降、マダラは表舞台から姿を消し、密かに生き永らえる道を選んだ。 

  • 志村ダンゾウ 

サスケとの戦闘で使用。 3

ダンゾウの右腕には十の写輪眼と柱間細胞が移植されており、イザナギ発動の条件が整っていた。 

この腕は大蛇丸の実験によってうちはシン(正統なうちは一族ではない)から移植されたものである。 

ただしダンゾウの場合、一度のイザナギの使用でえられる効果時間は一分。 

発動から一分の間にサスケから受けた攻撃を夢に描きかえていた。 

  • うちはオビト 

小南によって仕掛けられた6千億枚の起爆札の爆発から回避する場面で使用。 4

オビトは物質をすり抜ける効果を持つ術「神威」を使用して回避を試みるが、連続ですり抜けていられる時間には限界があった。 

十分間の起爆の内、五分で神威の効果時間が終わる。 

オビトはやむをえず左眼を消費してイザナギを発動。爆発を受ける現実を夢に描きかえた。 

  • うちはライ 

イタチがサスケにイザナミを説明した際に差し込まれたアニメオリジナルの回想で使用。 

うちは一族同士の抗争での不利な状況を描きかえた。 5

  • うちはバル 

イタチがサスケにイザナミを説明した際に差し込まれたアニメオリジナルの回想で使用。 

うちは一族同士の抗争での不利な状況を描きかえた。   6

  • うちはナカ 

イタチがサスケにイザナミを説明した際に差し込まれたアニメオリジナルの回想で使用。 

うちは一族同士の抗争での不利な状況を描きかえた。   7

イザナミ

イザナミの概要 

「イザナミ」はうちは一族の中で禁術に指定された、究極の瞳術。   

イザナギが運命を変える術であるのに対し、イザナミは「運命を決める術」とされる。 8

術者と相手の感覚にはめて使用する。 

自分と相手の一場面を記憶し、その一場面をもう一度再現。相手をこの一度目と二度目の間の世界に引き込む。 

引き込まれた相手は、現実を受け入れるまで永遠と繰り返される世界を体験することになる。 

しかしその代償として、術に使用した写輪眼は失明し、二度と使用することができなくなる。   

開発された経緯 

イザナギには、うちは一族で内乱を起こす要因となった悪しき過去がある。 

イザナミは、このイザナギによる都合の良い結果の奪い合いを止めるために開発された。 

都合の良い現実に捻じ曲げようとする者の運命を、同じところにループさせることで改心を促した。 

しかしこの幻術には、「かけられた者が現実を受け入れると解術される」という効果も存在していた。抜け道が用意されているということになる。 

実戦での使用は危険であるとされ、禁術となった。 9

使用者 

  • うちはイタチ 

薬師カブトとの戦いで、「穢土転生」を解術するために使われた。 10

第四次忍界大戦で猛威をふるっていた穢土転生は、術者の命を奪っても解けないものであった。術者本人が解術する必要がある。 

しかしイタチは、カブトの「自分以外の何者かになれるという驕り」に気づく。 

この弱点を突く形でイザナミを使用した。 

その上で「月読」をかけたイタチが解術に必要な印を聞き出し、操ることで解術した。 

  • うちはナオリ 

イタチがサスケにイザナミを説明した際に差し込まれたアニメオリジナルの回想で使用。   

うちはナカに対して術を使い、イザナギの使用を止めさせた。 11

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注釈・出典

  1. NARUTO -ナルト-巻ノ五十一ナンバー479:イザナギ|岸本斉史  ↩︎
  2. NARUTO -ナルト-巻ノ五十四ナンバー510:まさかの禁術‼|岸本斉史  ↩︎
  3. NARUTO -ナルト-巻ノ五十一ナンバー476:サスケVSダンゾウ…‼|岸本斉史   ↩︎
  4. NARUTO -ナルト-巻ノ五十四ナンバー510:まさかの禁術‼|岸本斉史   ↩︎
  5. NARUTO -ナルト- 疾風伝558話:イザナギとイザナミ|岸本斉史 ↩︎
  6. NARUTO -ナルト- 疾風伝558話:イザナギとイザナミ|岸本斉史 ↩︎
  7. NARUTO -ナルト- 疾風伝558話:イザナギとイザナミ|岸本斉史 ↩︎
  8. NARUTO -ナルト-巻ノ六十一ナンバー581:それぞれの木ノ葉|岸本斉史  ↩︎
  9. NARUTO -ナルト-巻ノ六十一ナンバー587:9時になったら|岸本斉史  ↩︎
  10. NARUTO -ナルト-巻ノ六十一ナンバー581:それぞれの木ノ葉|岸本斉史  ↩︎
  11. NARUTO -ナルト- 疾風伝558話:イザナギとイザナミ|岸本斉史 ↩︎

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