※BORUTO原作第2部、最新第2話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。
第四次忍界大戦にて、歴代の火影を穢土転生して味方戦力にしたときに使われた生贄は敵である白ゼツでした。恐らく現在木ノ葉隠れの里に現れた爪アカも同様の扱い方ができると思われるので、なんとか生け捕りにして、穢土転生の生贄にするのが今回の戦いでは有効に働くのではないかと個人的に思いました。今回は爪アカに対する穢土転生の有効性について紹介してみたいと思います。
ただ、基本的に禁術ですし、結構何でもありな術なので物語的にも扱いが難しいです。この術がこれから使われる可能性はかなり低いというのが実際のところで、使われたとしても物語の終盤になると思います。
穢土転生の効果
まず穢土転生の術の効果ですが、生贄と転生させる生物の遺伝子情報を使い、生贄に死者の降霊をさせるというもの。転生体は攻撃を受けても基本的に再生し続けます。術者は転生体をコントロールすることが出来ますが、完全にコントロールしようとすると意識のリソースがコントロールに割かれるのでより多くの数を使役しようとするなら転生体を縛りすぎないことで意識の分散が可能です。
第四次忍界大戦で薬師カブトが使用した際は転生体とカブトの利害関係が合致していなかったので縛りを弱くして転生体に自由を与えすぎることが出来ませんでした。しかし今回の戦いでは、木ノ葉の里、または世界を守る戦い、多数派が使う側となるので理解を示してくれる過去の強者が多くいるはずです。
現段階の爪アカはまだ知性と力がない
爪アカの能力には未知の部分が多いですが、まだ人を無差別に食らう獣といった知性で、「格上」と呼ばれた個体以外はまだ並の忍でも対応しうる戦闘力です。そういった弱い個体でいいので生け捕りにして穢土転生の生贄として駒にすることで、爪アカの進化に備えることが出来ると思います。
対爪アカなら罪悪感がない
敵が幸いにも感情を持った人じゃないので、殺すことはもちろん、生贄にすることも罪悪感なく行うことが出来るのもこの戦いにおける穢土転生のメリットです。 忍者なので今更そういった躊躇はないと思いますが。
進化、成長されるリスクが少ない
穢土転生の転生体は、爪アカが求道玉や穢土転生に有効な未知の能力を使わない限り、攻撃を受けても再生して戦い続けることが出来るので、おとりや時間稼ぎには少なくとも有効ですし、爪アカの力として逆利用される危険性も少ないです。いざとなれば術を解けばいいです。この戦いは、コードが爪痕を解除して爪アカを木ノ葉に送り込むのをやめなかった場合、十尾の居場所を特定して直接爪痕を解除するまで終わらない戦いとなります。爪痕を解除するまでに増殖する爪アカからいかに時間を稼いで被害を最小に抑えるかが重要になるはずなので、穢土転生はそれにうってつけの策になるのではないかと考えました。
まとめ
以上が対爪アカにおける穢土転生の有効性でした。個人的な妄想にはなってしまいましたが、やはり個性的な能力を持つ過去の忍をもっと見たいという欲求は尽きないですね。まあ十尾が襲っているという一大事ではあるので、穢土転生というよりは、隠居していた忍たちから始まり、他国の忍も助けにきて、被害をなるべく抑えてくれるという展開がアツい且つ現実的ではあると思いますけどね。どさくさに紛れてアニメのキャラクターを逆輸入できそうなタイミングでもあります。ただ、爪アカは爪痕を通じて増え続けるというのと、強者も不意を突かれてやられると爪アカの力に変えられてしまうリスクがあるというのが難しいところですよね。
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