【アニメBORUTO】スミレを助け出した鵺、無事ではなかった説【ボルト考察】

考察

※BORUTO第2部、最新24話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。 

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スミレ、ボルト、ミツキを異空間から助け出したぬえ。実は異空間の崩壊に巻き込まれて無事ではなかった可能性があります。

スミレの左掌に宿った小さな鵺は、新たに復活した鵺だったのではないでしょうか。 

今回は、アニメ『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』第14話で起こったこの出来事について考えたことを紹介します。 

まずは物語のあらすじから解説します。 

次には上記の考えに至った根拠を紹介します。 

そして最後には鵺関連のさらなる可能性について考えてみました。 

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スミレの鵺が復活した経緯  

アニメ第14話『ボルトに見える道』 

「根」の生体兵器・鵺 

それは、アニメ『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』1話から14話までにかけて繰り広げられた「ゴースト事件」の話でのことです。 

ゴーストの正体として登場した異界の魔獣・鵺は、木ノ葉隠れの里を脅かす兵器として口寄せされました。 

鵺は意外にも優しかった 

ただ、その本性は違いました。呼び出した術者である筧スミレ(信楽スミレ)を親と思い慕う、優しさを内に秘めた存在だったのです。 

鵺を口寄せするための禁術「牛頭天王」の消失により、鵺の住んでいた異空間が崩壊。 

当時その異空間には術者のスミレとボルト、ミツキがいましたが、鵺がその出口付近まで三人を乗せ、連れて行ってくれました。 

鵺は無事だったのかどうか 

しかし、鵺は三人を送り届けた後、どこかへ走り去ってしまいました。 

三人は不安の中、鵺の行動を無駄にしないようそのまま出口へ走り、なんとか脱出。 

助かりはしましたが、鵺の安否ついてはモヤモヤが残っている様子でした。 

ゴースト事件の犯人だったスミレは、その中でも自分のした過ちを認めました。 

その時、ボルトの右眼の「浄眼」が発動。連行されるスミレにチャクラの糸のようなものが結ばれるのを確認。 

スミレの左掌には、鵺のものと思われる印が刻まれました。スミレは安堵して再び歩き出すのでした。 

事件後の鵺の謎 

人を傷つける力であった鵺を、助ける力として使えるようになったスミレ。 

スミレは掌に自分の血を塗り、「口寄せの術」で鵺を召喚します。 

しかし現れた鵺の姿はというと、別物かと疑うほどに小さくなっていました。 1

これは一体なぜなのでしょうか。 

この状況について私は、「鵺は尾獣と同じで、復活したことで小さくなった」と考えました。理由を解説します。 

鵺が復活したと思われる理由 

鵺は事件後に犠牲になった 

鵺はゴースト事件の最後にボルト、ミツキ、スミレの三人を助けました。 

崩壊する異空間の出口まで乗せていってくれたのです。 

しかし鵺自身は異空間から出ず、崩れゆく異空間へ戻っていったのです。 

恐らく、当時の状態で再び木ノ葉の里へ現れてしまうとさらなる騒動を生んでしまうからでしょう。 

鵺はそのまま、異空間の崩壊に巻き込まれてしまったのではないでしょうか。 

しかしその後、小さくなって再登場。これは九喇嘛の復活と似ています。 

続いて、鵺が復活可能な根拠である「鵺と尾獣の共通点」について解説します。 

鵺の正体は尾獣である可能性 

尾獣の死は永遠ではない

実際に消滅と復活が描かれている尾獣が九喇嘛(九尾)です。 

九喇嘛は、ナルトが大筒木イッシキと戦った際に一度消滅しています。 

しかし第2部9話では、なぜかナルトの娘であるヒマワリの中で復活を果たしました。 

復活した九喇嘛によると、「尾獣の死は永遠ではない」ようです。 2

世界のどこかに、いつか分からないタイミングで再び現れるとのことです。 

鵺と尾獣の共通点 

「ゴースト事件」は何かと「九尾事件」を彷彿とさせるものがあります。 

どちらも木ノ葉の里に化け物が襲来する事件でした。 

鵺と九喇嘛などの尾獣の間には共通点が多いのです。 

  • チャクラの集合体である 
  • 魔獣とも呼ばれている   
  • 兵器として利用された   
  • 大筒木カグヤが絡んでいる 
チャクラの集合体である 

尾獣は膨大なチャクラの集合体とされています。 

これに対し、鵺もチャクラの集合体です。 

「牛頭天王」は、「柱間細胞の研究」と「人のチャクラを奪う研究」によって生み出された術です。 

鵺はチャクラを人から奪ったことで大きく育ちました。 

魔獣とも呼ばれている 

尾獣は「魔獣族」という種族であることがわかっています。3 

空想上の様々な生物がモデルになっています。 

鵺も「魔獣」と呼ばれる生物です。 

アニメ『BORUTO』13話のタイトルは、「魔獣、現る…!!」です。 

兵器として利用された 

尾獣と鵺はどちらも、敵国に攻撃するための兵器として利用された存在です。 

鵺に関しては、「敵国に牛頭天王で口寄せし、自爆させること」が目的とされました。 

「爆発させる」という言葉には、使い切りの兵器のようなイメージがあります。 

しかし、鵺が尾獣であった場合はどうでしょう。 

尾獣は復活可能であることから、チャクラが集まれば再び利用することができるのです。 

「牛頭天王」は木ノ葉の暗部養成機関「根」が開発したものです。 

サイによると、牛頭天王は完全に消滅したわけではないと言います。 4

ダンゾウは私たちの想像を超える恐ろしい計画を考えていたのかもしれません。 

大筒木カグヤが絡んでいる 

サスケによると「牛頭天王」は元々、大筒木カグヤの秘術だったそうです。 

この術がカグヤが住みかとしていた異空間への入口になるようです。5 

鵺もカグヤのいた異空間に生息してのかもしれません。 

そしてカグヤは十尾と密接な関係を持つ大筒木一族の一人です。 

小太刀先生は当時から知っていた? 

『BORUTO』の漫画原作とアニメはよく切り離されて考えられがちです。 

ただ、どちらも話の制作には小太刀右京先生が携わっていました。 

鵺と九喇嘛の間には以上のような共通点がありますから、小太刀先生が意図していてもおかしくありません。 

鵺が復活したと思われる現実の時期は、九喇嘛の復活時期よりかなり前のことになります。 

ただ、小太刀先生は尾獣復活などの設定を当時から知っていた可能性があります。 

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注釈・出典

  1. アニメBORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-34話:星降る夜|岸本斉史・池本幹雄 ↩︎
  2. BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-3巻10:因子|岸本斉史・池本幹雄  ↩︎
  3. 『BORUTO』データベース!「九喇嘛(九尾)」 | 【公式】NARUTO OFFICIAL SITE、NARUTO -ナルト-オフィシャルサイト、BORUTO -ボルト-(https://naruto-official.com/news/01_1713
    NARUTO -ナルト-巻ノ二十九ナンバー256:立ちはだかる者たち‼|岸本斉史
    チヨが尾獣のことを、尾を持つ「魔獣」と呼んでいる。   ↩︎
  4. アニメBORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-46話:決行!!極夜作戦|岸本斉史・池本幹雄 ↩︎
  5. アニメBORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-15話:新しい道|岸本斉史・池本幹雄 ↩︎

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