【BORUTO】原作第2部18話(98話)『寝言は寝て言え』振り返り【ボルトネタバレ考察】     

考察

※読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。     

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「三途アケビの再現」が長年の悲願であったアマド。 
しかし、彼の望みが実現するかどうかは神術「楔」を持つカワキにかかっています。 
アマドとカワキの交渉の結果はいかに…! 

一方、棘魂を回収する作戦では、恐れていた事態が訪れそうです。 

今回は重要な点を全て拾いつつ、一連の流れをわかりやすく振り返ります。             
またそれをもとに、個人的な考察を述べていこうと思います。               

皆さんの感想もコメントでお待ちしています。            
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皆で意見を共有しましょう。   

17話(97話)『猛獣の子供』の振り返り、考察はこちらの記事で。

【BORUTO】原作第2部17話(97話)『猛獣の子供』振り返り【ボルトネタバレ考察】    
忍と人神樹が風の国でド派手に激突‼かと思われた今回17話。祭と粒を倒すために居士とシカマルが練った作戦は意外なものでした。そして、カワキは自身に隠されていた力を解放するようです。今回は重要な点を全て拾いつつ、一連の流れをわかりやすく振り返ります。

原作第2部18話(98話)『寝言は寝て言え』振り返り 

カワキとアマドの交渉 

アマドの作業部屋に、スミレが訪れようとした時のことでした。 

そこでは、カワキがアマドに対して自分の戦闘能力を強化するよう迫っていました。 

しかし、アマドは備えていた制御用のコマンドワードを発動させ、カワキの機能を緊急停止させることに成功。 

スミレの助けを借りて、カワキを別室へと移動させました。 

目覚めた先で、カワキはアマドの娘・三途アケビのクローン体が眠る姿を目にします。 

アマドは、このクローン体に神術「楔」の印を刻むことを取引材料として提示したものの、カワキはこれを拒絶。 

むしろ、大筒木や危険分子を排除した後に印を刻むという逆提案を突きつけました。 

祭の地雷 

一方、作戦が展開される砂漠地帯では、木ノ葉丸が人神樹の祭と対話を続けていました。 

祭は恋心から緊張した様子で、木ノ葉丸に「木ノ葉丸ちゃん」と呼ぼうと試みます。 

しかし、それはモエギの呼び方と重なり、木ノ葉丸の違和感を誘発。 

祭はその反応から木ノ葉丸の心中を察し、愛情が嫉妬へと転じていきます。 

祭は木ノ葉丸へ攻撃的な姿勢を見せました。 

磁遁の汎用性 

別の場所では、サラダとミツキが人神樹・粒を連れ、ヨドとアラヤと合流していました。 

忍と人神樹の共通の敵であるボルトを捜します。 

粒は砂鉄を使って周囲を探る能力を見せます。 

ミツキが粒にボルトを狙う理由を聞きます。 

粒によると、ボルトが「棘魂」など、人神樹の情報を知りすぎていることが要因となっているようです。 

作戦は案の定… 

そこで、サラダは粒の持つ「棘魂」を使った作戦を提案。 

粒はこれに応じて棘魂を取り出しますが、ヨドの行動を警戒していました。 

ヨドが棘魂に飛びかかろうとした瞬間、粒の仕掛けた砂鉄の罠が発動。 

忍たちの動きを操り、サラダにヨドへの攻撃を強います。 

しかしその時、アラヤが秘めていた力「磁鉄粒封刃」を解放し、周囲の砂鉄を吹き飛ばす衝撃波を放ちました。 

原作第2部18話(98話)『寝言は寝て言え』考察 

カワキとアマドの交渉 

カワキとスミレの関係 

スミレは16話で、自分がボルトやサラダから「委員長」と呼ばれていることに関して気にしている様子でした。 

対して今回、カワキはスミレのことを「スミレ」と名前で呼んでいます。 

勿論、カワキは忍者アカデミーでスミレと共に過ごしていません。 

そのため当然と言えば当然のことではあるのですが、裏を返せばカワキはスミレのことを「委員長」として見ていないのです。 

スミレはボルトやサラダとは違う関係性であるカワキに対して、改めて興味を持ち始めるのかもしれません。 

思えばスミレはアマドの助手ということもあって、カワキのターニングポイントを見てきた数少ない人物と言えます。 

スミレはボルトのことを邪魔したくないという考えでもいますから、カワキに気持ちが傾くという可能性もあるわけです。 

実はカワキの方が有利な交渉?

カワキによる「自身の攻撃性能を高めてほしい」という要求で始まった今回の交渉。 

アマドはアケビのクローン体に「楔」を刻んでほしいという条件を示しました。 

アマドはカワキに「楔」の複製を強制することができないと考えられます。 

緊急停止することができるくらいなので、操作くらい造作もないと思っていましたが、どうやらここにも神の領域があるようです。 

だとすると、命を懸けて脅威と戦おうと立ち上がったカワキの方が、交渉上有利なのかもしれません。 

アマドはカワキの要求に応じそうです。 

カワキはどう強化されるのか 

カワキが望む攻撃性能を高めると、防御性能と回復能力が落ちるというアマドの望まない結果となります。 

このままだと平行線ですので、恐らくアマドは、「調整」という選択肢を取らないでしょう。

アマドは、新たな科学忍具をカワキに与えるのではないかと考えています。 

ただし、アマドの科学忍具には、強力であるほど大型化するという限界が存在します。 

そこでカワキの持つ能力です。 カワキは内蔵しないタイプの科学忍具とかなり相性がいいです。 

  • 神術「大黒天」…大小に関係なく異空間からものを取り出すことができる 
  • 神術「少名碑古那」…大きくて扱いづらい科学忍具を小型化できる 

これら神の力で、アマドの限界を突破した戦いができるのではないでしょうか。 

後にボルトに対抗すると考えると… 

現在のボルトは果心居士の神術「十方」の恩恵を受け、戦闘能力が飛躍的に向上しています。 

居士はボルトが未来で習得する可能性のある術や流儀を、現在のボルトに伝授することができるのです。 

第1部冒頭のシーンがある通り、カワキはこのボルトに対抗する力を手にするはずです。 

そう考えたとき、「アマドの科学力も未来からの恩恵を受けているのではないか」と思わないでしょうか。 

これから、アマドの持つオーバーテクノロジーの正体が明らかになるかもしれません。 

祭の地雷 

木ノ葉丸は祭に意識させてはならない唯一の存在、モエギを意識させてしまいました。 

アニメBORUTOでもわかっている通り、木ノ葉丸は恋愛に疎いです。 

お互いに手が届くほどの至近距離で祭を怒らせ、大ピンチに陥っています。 

そして次回は19話。第1部から数えれば99話となります。 

11の倍数話は危険です。内容の共通点として、誰かが命を落とすなどの不幸が起こっています。 

【BORUTO】「11の倍数話」の呪い⁉8話(88話)で誰かの身に危害が及ぶ可能性【ボルト考察】
第1部から第2部の7話まで合計で87話と、既に大作となっているボルトの物語。皆さんは「実はここまで、11の倍数の話数の時には登場人物の誰かが犠牲になっている」という共通点をご存じでしょうか。必ずというわけではありませんが、危険な目に遭っています。

実際に8話(88話)も、十羅によって木ノ葉の里の上忍が多数亡くなる結果となりました。

話数犠牲者備考
11話ヤマオカ正確にいつ犠牲になったのかは不明
22話果心居士がとどめを刺す
33話デルタナルトとの戦闘の末、自爆
44話デルタ緊急停止。後に木ノ葉で別の身体が起動
55話九喇嘛「重粒子モード」の代償
66話ボルトカワキによって胸を貫かれる
77話ナルト、ヒナタカワキとエイダによって誤った情報が伝わる
8話(88話)木ノ葉の上忍数名十羅の木遁が突き刺さる
19話(99話)

次回、木ノ葉丸はこのジンクスから逃れられるのか。注目です。 

磁遁の汎用性 

今回、シンキが登場したわけではありませんでしたが、間接的にシンキの磁遁の汎用性がわかる話となりました。 

シンキを原型にして存在している人神樹・粒は、砂鉄をあたりにばらまいて状況を把握する探知能力を使用。 

そしてアラヤは、シンキの力が込められた刀を使用していました(磁鉄粒封刃)。 

サラダとヨドを操っていた砂鉄を吹き飛ばし、無効化していたように見えます。 

もしかすると、現在粒にしか解けないと考えられているシンキの封印術「磁鉄粒風掌」を解く手段にもなるかもしれません。 

  • 作戦は案の定…   

シカマル(または居士)の計画に狂いが見え始めています。 

木ノ葉丸がヨドの嫉妬心を刺激してしまっただけでなく、粒に忍たちの目的がばれてしまいました。 

前回時点で、忍たちが心を抑えきれていない様子でした。 

サラダも集中できていないようでしたから、任務は当初の想定からより逸れる可能性があります。 

果たして、居士はどこまで視えているのでしょうか。 

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