※BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-原作、最新3話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。
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— NARUTO・BORUTO【原作公式】 (@NARUTO_kousiki) April 26, 2023
筧 スミレ(かけい すみれ)
木ノ葉隠れの里/先端技術研究所・助手 pic.twitter.com/XCUb0NpWFo
エイダの神術「全能」によって世界中の認識が書き換わってしまった中、どういうわけかその影響を受けなかった存在の一人としてうちはサラダとともに選ばれた筧スミレ。
そして唯一アニメでの登場が初という非常に稀有な存在となっています。
原作では明かされていませんが、その本名は「信楽スミレ」であるということを皆さんはご存じでしょうか?
ボルトに救われたことで現在では明るい様子を見せていますが、彼女には悲しい過去がありました。
今回は信楽スミレとしての過去を紹介したいと思います。
皆さんはスミレがこれからどんな活躍を見せてくれると思いますか?コメントお待ちしています。
コメントするのがハードル高いなという方は「問い合わせフォーム」でも大丈夫です。公開しないでという文言があれば公開はしません。
皆で意見を共有しましょう。
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スミレの両親
スミレの父親は信楽タヌキ。
彼は木ノ葉隠れの里の暗部養成部門 「根」で禁術「牛頭天王」の開発に携わっていた研究者でした。根の指導者であった志村ダンゾウが亡くなったことにより根の悪評が表に出てしまったことによって術の開発がとん挫してしまい、根のメンバーの迫害の原因にもなってしまいました。
母の名前は信楽ハコベ。「筧」という苗字は彼女の旧名です。
彼女はスミレが忍者アカデミーに入学する数年前に心労で亡くなっています。
タヌキはダンゾウを熱心に信仰していたこともあって次第にそれまで尽くしてきた木ノ葉を恨むようになり、牛頭天王を完成させて木ノ葉へ復讐をしようと企てていました。
タヌキも病によって妻の後を追うように亡くなっています。
信楽の復讐
タヌキは亡くなる直前に完成した牛頭天王の印をスミレの背中に刻みました。
そしてスミレには木ノ葉への復讐を促す教育を繰り返し、洗脳を行ったことで、スミレは自身の経歴を偽ってアカデミーへ入学し、牛頭天王を発動するために必要な「負の感情によって生じるチャクラ」を様々な人を操って暴れさせることで抜き取って、集めていきました。
これが「ゴースト事件」と呼ばれます。
スミレは父親の言葉に影響されつつも、罪のないアカデミーの仲間を欺いて負のチャクラを奪うことに苦しみを覚えていました。
牛頭天王の発動条件が整っていく中、
- 負のチャクラを目視できる「浄眼」を持つボルト
- 元「根」のメンバーであるサイが事件を追っていたこと
- 計画の存在を把握していた大蛇丸によって送り込まれたミツキ
- ダンゾウとの因縁から独自に調べていたカカシ
彼らの存在によってスミレの犯行が明らかとなってしまいます。
追い込まれたスミレは負のチャクラが集まり切れていない状態で牛頭天王を木ノ葉の里の千手公園で発動。魔獣「鵺」を異空間から口寄せします。サイとカカシをはじめとする忍部隊によって鵺は足止めされ、ボルトの浄眼の効果によって元々いた空間へ時空間移動されました。
鵺に自らのチャクラを吸収させようと受け入れたスミレを追ってボルトとミツキも時空間移動します。
スミレとミツキが戦う中でボルトが二人を説得。
スミレは鵺に自分を吸収させて自爆するように命令しますが、鵺はスミレを親のように認識していたことから鵺は行動に踏み切れませんでした。
ボルトの想いが通じてスミレの背中の印が取り除かれます。
それによって異世界が崩壊をはじめます。
負のチャクラがなくなり、アカデミーでの思い出や母ハコベの生前の言葉を思い出したスミレにボルトは手を差し伸べました。
三人は去ってしまった鵺を残すことにはなりますが、元の世界へ脱出します。
禁術・牛頭天王(ごずてんのう)
牛頭天王の効果は、異世界の鵺を口寄せするというものです。
サスケによると、「牛頭天王」は大筒木カグヤの秘術だそうです(アニメBORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-15話「新しい道」)。
この術を解明することで、カグヤのいた空間にも近づける可能性があるみたいです。
サスケはこの術の情報を手に入れたことで、のちにカグヤのいた異空間の座標を見つけたのか、恐らくその空間だと思われる場所へのアクセスに成功し、そこで大筒木モモシキとキンシキに接触しています。
ダンゾウはカグヤの存在を知っていたような描写が無いですが、そんな術を再現しようとしていたということになります。
牛頭天王によって呼び出された鵺は、柱間細胞を利用した新しい兵器として根で開発されたものです。
ダンゾウがこの術を開発しようとした目的は、術者を敵国に送り込んで兵器となる鵺を口寄せさせて、鵺を暴れさせながらチャクラを吸収し、最終的に自爆させることでその辺り一帯を消し飛ばすことにありました。
用途としてはかなり開発当初の「穢土転生」に似たものがあります。
大蛇丸はミツキにスミレを始末してでも牛頭天王を回収する任務を課していたようです。
大蛇丸はもともとダンゾウと取引をしていた過去があり、この術の存在を知っていたみたいです。
大蛇丸の狙いは未だ明らかになっていませんが、牛頭天王が大筒木のいる異世界への入り口となる術なのだとしたら、大筒木かその異世界に興味を持っているのかもしれません。
鵺は牛頭天王が破られたことで大きく弱体化はしましたが口寄せの契約は継続していて、スミレの左手に残った術式で呼び出すことが現在も可能です。
スミレの修行によって虎ほどのサイズまで大きくすることが出来ますが、その分チャクラが必要となり、制御が難しくなります。
もちろん以前のような悪用はしていません。
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