【BORUTO】「誰にとっても最悪の未来」とは

考察

 

※BORUTO第2部、最新2話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。 

最新話ではコードの能力、「爪痕」の効果によって異空間で封じ込められていた十尾をいくつも分裂させることで、コードの新たな戦力「爪アカ」として木ノ葉隠れの里に襲来させました。しかしその危機に駆けつけたボルト曰く、「手綱を握れてる今のうちに始末するんだ」とのことでした。果たしてこの発言が何を意味しているのかを考えていきます。 

結局、十尾を支配下に置ける能力は「輪廻眼」? 

確かに爪痕の効果の本質は、 

マーキングされた対象同士をつなぎ合わせ、自由に行き来できる能力 

だと思います。そこに対象を操る効果まではなかったはず。だったら今まで数多くの忍にマーキングしたときにその忍を直接操ることが出来たはずです。逆に今回の行為は動きを封じられた十尾の一部を無理やり分裂させて解き放ってしまっているようにも見えます。 

「十尾の分裂」というと、実は過去にも例がありますよね。 

  • 六道仙人である大筒木ハゴロモが九つの尾獣と外道魔像にした例 
  • 第四次忍界大戦で十尾自らが分裂した例 
  • 白ゼツの増殖 

これらの共通点には全て、輪廻眼を持つ存在がかかわっており、しかもどの例も少しやり方は違えどその分裂体をコントロール下に置くことに成功しています。外道魔像は尾獣を制御するために使用される、輪廻眼を目に宿している者だけが扱える十尾の抜け殻といえる存在です。 

十尾を操るに相応しい能力は、爪痕ではなく輪廻眼なのかもしれません。となると、輪廻眼という能力ももしかすると神術の一つとして数えていい能力である気がしています。 

因みに輪廻眼を持っていない大筒木イッシキ(ジゲン)が十尾と目を合わせたときも、無理やりチャクラを奪うことはできていましたが、十尾はイッシキに敵意を向けていて、とても制御できているようには見えませんでした。 

誰にとっても最悪の未来

  • コードの行きつく先 

未来を見ることができる示唆がされているボルトが「誰にとっても最悪の未来」と言っているということは、世界にとって悪いだけでなく、コードにとっても悪い出来事が起こるということ。恐らく十尾がコードの手に負えない存在となり、十尾によってコードの野望がつぶされる結果に終わる、そんなところだと思います。コードの野望といえば、最終的なところはわかりませんが、「大筒木イッシキの敵を討ち、自らが真の大筒木になること」だと思うので、コードは恨みを持った人間より先に十尾のターゲットになって殺されてしまうことがコードにとっての最悪の結果だと考えられます。ボルト、カワキたちが死ぬかどうかわかることもなく、十尾にとって邪魔なコードが真っ先に殺されるのかもしれないです。 

  • 世界の行きつく先 

コードが処理されてからは当然、世界が終焉に向かうわけですが、十尾の分裂体である爪アカが最終的にコードの想像をはるかに超える強さになると考えると成長したボルト、カワキの実力をもってしても止めるのは厳しいのかもしれません。神樹、白ゼツ、そして爪アカには、忍を取り込む描写があるので、過去の事例からしてみてもパワーアップを図っている可能性があります。コードも逆利用されてしまうかもしれませんね。それに、十尾はチャクラの塊なので、殺すという概念が存在するのかも怪しいです。そうなると、爪アカを倒しても時間稼ぎにしかならないでしょう。もはや解決の手段はあるのでしょうか。 

そして、爪アカは大筒木(カワキ)への反応も見せていました。大筒木と十尾の関係性が気になりますよね。十尾の意思にも謎が残ります。 

こんな記事を見つけていただきありがとうございました。よければ感想お待ちしています。アドバイスがありましたらブログの改善に役立てようと思います。いいコメントがあったらまた別の記事等で取り上げることがあるかもしれません。   

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