※BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-原作、最新5話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。
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— NARUTO・BORUTO【原作公式】 (@NARUTO_kousiki) December 21, 2023
『BORUTO -ボルト- -TWO BLUE VORTEX-』
#5「標的」
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第2部開始時点の主要キャラクターの情報を必要最低限にまとめました。
この記事を読むだけで、物語の現状がだいたい把握できると思います。
他に紹介する必要のありそうな人物などありましたらコメントで教えてください。
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うずまきボルト
- 人物
本作品の主人公。
うずまきナルトと日向ヒナタの間に生まれた息子、なのだが、エイダの神術「全能」の効果で周りからの認識がカワキと入れ替わっている。
それに加えて、カワキによってナルトとヒナタ殺害の容疑がかけられることとなった。
追われる身となったため、木ノ葉隠れの里を出ることになり、抜け忍となる。
謎の印「楔(カーマ)」が大筒木モモシキによって刻まれたことから、身体をモモシキに乗っ取られる危険と戦っている。
また、楔の効果で大筒木一族の特徴を持ってしまったことにより、十尾(神樹)の餌としても狙われている。
十尾が大筒木を喰らうことで世界滅亡へと導かれることから、自分の存在が大切なものを傷つけるきっかけとなる事実とも向き合っている。
- 目的
第1部からの夢が、うちはサスケのような火影を陰で支える存在になるということ。
全能の効果にかかりながらもボルトのことを信じているサスケに、自分の正義を証明すべく動いている。
捕らわれたサスケ含め、里の人々全員を救おうとしている。
カワキ
- 人物
もう一人の主人公とも言える人物。
父親から虐待される中で謎の組織「殻」のリーダー、ジゲン(大筒木イッシキ)に拾われる。
その目的がイッシキの完全復活だった。神術「楔」をボルト同様に埋め込まれることで、イッシキの力を得る。
それと引き換えにイッシキの復活に自分の身体を使われそうになるが、同じ殻の三途アマドの裏切りによりその野望が阻まれる。
その際に木ノ葉の里に移住することになり、うずまき家でナルトが中心となり面倒を見ることになる。
その中でカワキは次第にナルトに心酔する。
- 目的
ナルトが自分の中心となったカワキは、里を守るために命の危険にさらされるナルトを失いたくないと強く思うようになる。
その感情がピークに達したカワキは、ナルトとヒナタを秘術「大黒天」により、独自の異空間に保存することにした。
そして、世界を脅かす大筒木を主な標的とした、ナルトの命の危険となり得る存在を全て始末するという決意を固めた。
その最も身近な大筒木がボルト。
カワキはボルトを始末するつもりでいる。
うずまきナルト
- 人物
木ノ葉隠れの里の長、七代目火影の元主人公。
カワキの神術「大黒天」によってヒナタとともに異空間に3年間閉じ込められ、時を止められている。
- 目的
今後も里の仲間、家族を守る意志は変わらないだろう。
うちはサスケ
- 人物
ボルトの師匠。
ボルトの身体を乗っ取った大筒木モモシキによって左目の「輪廻写輪眼」を失った状態でいる。
ボルトとともに、再び抜け忍となった。
その約1年後にコードと爪アカ(十尾の分裂体)の集団からボルトを庇った。
その結果捕らわれている。
- 目的
エイダの全能にかかり、ナルトがどうなったのかもわかっていないが、娘であるうちはサラダの言葉を信じ、ボルトを守りぬくことにした。
うずまきヒマワリ
- 人物
ナルトとヒナタの娘で、ボルトの妹。
下忍となった。
デイモン曰く、大きな潜在能力を持っているらしい。
全能の効果で、カワキを兄と認識している。
- 目的
第1部以降、両親を失ったことになっているが、その容疑がかけられているボルトをどこか信じている様子。
全能発動前に、カワキはヒマワリのことを命がけで守ったことがある。
ミツキ
- 人物
大蛇丸の息子。
ボルト、サラダとともに第7班として任務をこなしていた。
ボルトのことを、自分のことを明るく照らしてくれる「太陽」として大切に想っている。
全能の影響でその対象がカワキとなった。
- 目的
全能後、自分の大切な存在を傷つけたボルトのことを殺意を覚えるほどに恨んでいる。
うちはサラダ
- 人物
うちはサスケと春野サクラの間に生まれた一人娘。
筧スミレとサラダはなぜかエイダの全能の影響を受けていない。
その違和感にいち早く気づき、ピンチに陥ったボルトを守ろうとサスケに必死の願いを託した。
- 目的
ボルトをカワキと認識し、ナルト殺害の疑いを持っている木ノ葉の認識をなんとか変えようと奔走している。
夢はナルトのような火影になること。
エイダ
- 人物
三途アマドによって改造された実験体の一人。
その改造によって、
- 自分の誕生時から現在までのあらゆる場面を見渡せる神術「千里眼」
- 世界を変える神術「全能」
という能力を持つ。
「千里眼」を持っていることによって、あらゆる出来事の証人になりがち。
しかし、その証言を証明できるとは限らない。
カワキに指示され、ボルトがナルトを殺害したという嘘の証言をしてしまった。
- 目的
エイダの「全能」の効果は不完全で、自分の意図しない形で発動してしまっている。
それが、
- ほぼ全ての人間が自分の虜になってしまう
- ほぼ全ての人間のボルトとカワキへの認識が逆転してしまう
という効果として現れた。
そんな自分の能力で普通の生活が出来ずにいるのを嘆いている。
自分の能力にかからない大筒木化した存在のカワキに惹かれている。
デイモン
- 人物
姉のエイダとともにアマドによって改造された実験体の一人。
圧倒的な身体能力と神術「反射」を持っている。
そのほかに、他人の力を感じ取る能力があることをほのめかしている。
- 目的
いつもエイダのそばについており、エイダを守るための騎士として存在している。
三途アマド
- 人物
元「殻」の研究開発担当。科学技術において最先端の成果の数々を持つ。
イッシキ討伐を計画し、殻から木ノ葉に亡命した。
木ノ葉との契約で、現在は行動を制限されているが、その底の知れない技術力で過去に改造してきた存在が何人もいることから、彼の過去を含めてまだまだ判明していないことが多い。
- 目的
イッシキを倒す計画を企てたのは、カワキの楔を利用して、娘のアケビを蘇らせるため。
カワキの楔を復元した際にアケビのデータを組み込んだ。
その楔をアケビの身体に刻むことで、アケビ本人の人格も取り戻した完全な転生が出来ると想定している。
カワキは始末する対象である大筒木が新たに誕生してしまう懸念から、楔を刻むことが出来ずにいる。
果心居士
- 人物
アマドによってイッシキを倒すために造られた、自来也のクローン人間。
第1部ではその役目を果たし、イッシキを不完全な形で復活させることに成功したものの、復活したイッシキよって戦闘不能に追い込まれた。
なんとかその場を逃れることができたが、第2部4話(84話)まで登場することはなかった。
- 目的
造ったアマドによれば、果心居士の役目はイッシキを無理やり復活させるところまでを想定していたため、その戦いから生き残ったのは想定外だったと思われる。本人の意思までは不明。
第2部4話(84話)の最後にボルトの協力者として再登場する。
神樹に襲われたボルトに世界滅亡の危険性を話していたことから、ボルトとともに忍世界を守ろうとしているととれる。
コード
- 人物
「殻」の最後の残党。大筒木一族、特にイッシキを強く崇拝している。
彼もアマドによって改造が施されており、神術「爪痕」が使用可能。
イッシキ復活の「器」になれなかったコンプレックスから、自分とは違って器になることが出来たカワキに恨みを持っている。
イッシキの身体になる可能性は無かったが、イッシキから刻まれた楔が「白き楔」という不完全な形で現れた。
「爪痕」を用いて殻の所有していた十尾を分裂させ、自分の兵力「爪アカ」とした。
- 目的
あこがれのイッシキの消滅前に「大筒木の意志」を託されて、行動している。
「大筒木の意志」とは「チャクラの実」をいくつも喰らい、何度も進化を繰り返すことで「神」を目指すというもの。
十尾に大筒木を餌として与えることで星全体のチャクラを吸収させ、チャクラの実を生成させることを狙っている。
さらにイッシキを消滅に追い込んだナルト、サスケ、ボルト、カワキ、アマドを始末しようとしている。
神樹(十尾)
- 人物
十尾が進化した形態。
コードが「爪痕」で分裂させた十尾の分裂体「爪アカ」が人に噛みついたことで、人型になり自我を持つという特異な進化を遂げた。
現在4人の姿が確認されているが、それぞれ異なる意識と本能を持ちつつある。
それぞれの姿や能力、意識、さらに本能は、爪アカに噛まれた存在の影響を受けている。
- 目的
4人の神樹は「大筒木を喰らう」という元々の本能を残している。
しかしその本能も変わりつつある。
それぞれが何をすべきかを、変化しつつある本能に従うことで解き明かそうとしている。
以下の表がそれぞれの神樹の情報をまとめたもの。
神樹の特徴 | 名前 | 標的 | その他の情報 |
リーダー格 | 十羅(ジュラ) | ナルト | ベースとなる被害者は未だ不明 |
モエギ似 | 祭(マツリ) | 木ノ葉丸 | モエギを通して木ノ葉丸と第10班の感情を理解 |
サスケ似 | 左(ヒダリ) | サラダ | 自分の存在を問う |
バグ似 | (不明) | エイダ | エイダの「千里眼」に気づく |
本能に従い各々の標的を新たに定めた。
大筒木モモシキ
- 人物
ボルトに楔を埋め込んだ大筒木一族の一人。
星全体のチャクラを狙って星に襲来したが、ボルトたちによって阻止される。
以降はボルトに刻んだ楔を使って復活の機会をうかがっていた。
しかし復活に使用するボルトが死を受け入れたことから、完全復活に必要なリソースをボルトの蘇生に使わざるを得なくなった。
- 目的
ボルトの身体を使って完全復活する可能性は絶たれたものの、ボルトの身体を乗っ取る可能性そのものは残されている。
チャクラの実を狙う「大筒木の意志」をモモシキも持っていると思われるので、ボルトを乗っ取ることが出来たタイミングで可能なことを探していると言える。
奈良シカマル
- 人物
姿を消したナルトの代わりに里のリーダーをしている。
3年の年月が経った現在でも、歴代の火影の顔が掘られた岩に彼の顔が無い。
まだ心に迷いがあるのだろうか。
- 目的
持ち前の優れた頭脳で里の安全を守る。
上記をなんとなくでいいので把握したら読みやすいと思います。
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【最新刊レビュー】BORUTO第2部開幕…ボルトの逆転劇が始まる!【BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-1】カワキの使命感とエイダが発動した「全能」によって一転、ボルトが全てを失う展開に…それでも里の外から自分の正義を示すと決め、約3年が経ちます。そして第2部、数多の試練から、“真の主人公”となったボルトが帰ってきます!そんな幕開けの1巻をレビューします。
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