※読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。
Vジャンプ3月特大号 本日発売🙌
— NARUTO・BORUTO【原作公式】 (@NARUTO_kousiki) January 19, 2024
『#BORUTO -ボルト- -TWO BLUE VORTEX-』
#6「3年」
木ノ葉隠れの里に帰還し、サラダと再会したボルト。
そこで交わした言葉とは――
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5話最後のシーンでの安心は束の間、再び緊張感が高まってきました…!
今回は重要な点を全て拾いつつ、一連の流れをわかりやすく振り返ります。
それをもとに、個人的な考察を述べていこうと思います。
皆さんの感想もコメントでお待ちしています。
コメントするのがハードル高いなという方は「問い合わせフォーム」でも大丈夫です。公開しないでという文言があれば公開はしません。
皆で意見を共有しましょう。
第2部初の単行本が2月2日発売!予約受付が始まっています。
5話『標的』の振り返り、考察はこちらの記事で書いています。
原作第2部6話(86話)『3年』振り返り
「八代目火影」は便宜上
シカマルは木ノ葉隠れの里のご意見番である水戸門ホムラとうたたねコハルのもとへ尋ねました。
ご意見番の二人は、里の反逆者であるボルトが一度里へ戻ったことを把握している模様。
シカマルはボルトがコードを撃退した事実を説明。
しかしホムラはボルトを始末するという方針を変えません。火影の息子カワキへの殺害未遂を含め、大名の怒りを買っていることから、里の存続に危機感を示しています。
その話を受け、部屋から出ようとしたシカマルに、コハルは火影を名乗るよう言いました。
七代目のナルトが姿を消してから既に3年の年月が経過しました。シカマルはここまでを火影代理の期限として提示していたようです。
コハルは、このままでは火の国や他国にも示しがつかないとしています。
それでもシカマルは八代目火影正式就任の決断を見送りました。
シカマルが極秘で動き出す
シカマルは火影室へ戻ります。
そこでいのを呼び、過去の任務歴を取ってきてもらいました。
いのはその意図を聞きますが、シカマルは話すことなく退室してもらうように言います。
部屋から出たいのは、シカマルに対して「心伝身の術」で会話を始めます。
シカマルはいのが術を使用してくれるのをわかっていた様子。
シカマルがいのに極秘で、木ノ葉の安全についての頼みを伝えるようです。
神樹の情報を受けてカワキは…
場所は変わり、恐らくエイダとデイモンの移住先の家。
エイダがカワキに、「千里眼」で見た内容を共有。
カワキは自我を持った十尾に驚いている様子。
十尾の手綱を握っていたと思われていたコードはどこかへ逃げて、十尾から進化を遂げた神樹は大筒木以外にも標的を定めたそうです。
その中にうずまきナルトとエイダが選ばれたとしています。
カワキはなぜナルトが狙われるのかをエイダに聞きますが、エイダにもそこまではわからないようです。
カワキは全員始末するつもりでいます。
デイモンは神樹たちが木ノ葉へ襲来することでカワキのしてきたことが皆にばれてしまうのではと警告しました。
デイモンとしてはカワキがどうなってもいいみたいですが、エイダはそうは思っていない模様。
カワキは警告を聞き、無言でその場を去ろうとします。
エイダが何をしに行くのか聞きますが、カワキは勝手に覗いてろと面倒がっている様子。
外へ出たところにはなぜかミツキが。
十尾が神樹へ謎の進化
場面は移り、ボルトのところへ。
サラダはあまりの心配に、ボルトへ飛びついてしまったものの、いざ話すとなると何を話せばいいかわからない様子。少し気まずそう。
スミレはそんな二人の様子を見てベンチに座ります。ボルトの元気な姿を見られて安心。
ボルトはサラダが飛びついてきたことが意外だったとのこと。
サラダは心配だったことを伝えます。
ボルトも二人の無事に安堵の様子。
スミレはボルトが帰ってきたことを心配します。
ボルトも時間があまり無いことを理解していました。カワキには気づかれてしまいます。
ボルトが今回帰ってきた理由として、サスケが十尾に取り込まれたことを共有しました。
一方その頃、カワキはボルトに気づいた様子。
カワキからその反応を聞かされたミツキの袖からは蛇が…
再びボルトの話に移ります。
ボルトはサスケが自分を庇って犠牲になったことを伝えました。
十尾は元々チャクラを喰うことそのものが目的で、その中で大筒木を喰らうと神樹になるはずだったとしています。
既に神樹へ進化していることについてはよくわからないとのこと。
揺らがないミツキ
ミツキはシカマルと連絡し始めます。カワキがボルトを察知したことを報告。
ボルトの存在に気づいたカワキもまたボルトに気づかれているだろうと踏んだミツキは、カワキより自分の方がボルトを追うのに適していると判断。
カワキを気絶させ、エイダから詳しい位置を聞くつもりでいます。
シカマルに追う判断を迫ります…
その頃、ボルトは十尾が神樹へ進化した要因を分析。
コードの楔が影響しているのではと考えます。
そこにシカマルの声が。聞こえているのはボルトだけの様子。
いのの心伝身の術で個人的につないでいると説明。
ボルトがシカマルを信じ切れていない中、シカマルは追手の存在を知らせます。
そこに突然、一匹の蛇がボルトに巻き付きます。
ボルトはすかさず剣を抜き、「飛雷神の術」でその剣のところへ飛びました。
ボルトの背後にはミツキが…
サラダはミツキに説得を試みますが、一切聞かない様子。蛇による次の攻撃を仕掛けます。
ボルトはその攻撃に対処。使用したのは「紫電」、剣にまとわせて蛇を切ります。
ミツキは攻撃の手をゆるめません。続いて「潜影乱蛇手」を使用。
地中からの攻撃に反応したボルトは高く跳びます。地上には複数の大蛇が暴れていました。
飛び上がったボルトはサラダに対して全員を助け出すことを言い残し、さらに何かを言いかけますが躊躇いました。そのまま飛び立ちます。
里を出るボルト、追うミツキ
飛行しているボルトは再びシカマルと通信。
今のような追手の来ない状況で話がしたいと言います。
しかし、ボルトを始末する方針である里の長、シカマルの立場上そうはいかない様子。
シカマルは自分が火影であるからこそできる手助けがあると言い、そしてボルトの力を借りたいとしています。
さらにシカマルは、ボルトが「うずまきボルト」なのではないかという仮説を唱えます。
ボルトに答えを求めますがその時、ボルトは里の外でミツキの気配に気づきました。
ボルトには蛇が仕込まれていました。
ボルトは連絡を中断。追ってくるミツキに目を向けます。
原作第2部6話(86話)『3年』考察
「八代目火影」は便宜上
未だにご意見番として水戸門ホムラとうたたねコハルが就いていたのは意外でした。
五代目火影だった綱手あたりに引き継いでいると思いましたが、続けているようですね。
5話から示唆はされていましたが、シカマルはまだ正式に火影を名乗っていなかったみたいですね。火影代理という形をとっていたことになります。
火影岩にもシカマルのものがつくられていませんでした。
ナルトがいなくなったその時から何らかの違和感を覚えていたのかもしれません。
シカマルが極秘で動き出す
エイダの「千里眼」に対して、いのの「心伝身の術」が上手く機能していますね。
以前にも使われていましたが、この術ならエイダにも視認されません。
猪鹿蝶の信頼関係が、シカマルが里のリーダーになっても生きています。
シカマルならではのやり方でした。
それに術の効果範囲がボルトのカワキへの反応以上に広いというのも優秀な点です。
恐らくカワキのボルトへの感知能力もボルトのものと似た範囲だと考えられそうです。
いのはチャクラを消したボルトにどう通信を繋いでいるのでしょうか。それもまたすごいです。
エイダから聞いて位置自体は把握できたのかもしれませんが、そのボルトを追い続けることが出来ています。
神樹の情報を受けてカワキは…
エイダの選択
エイダは全てが見えてしまうがゆえに、何かと疲れてしまいそうです。
エイダは木ノ葉に神樹の情報を伝えたのでしょうか。
自分の身を守るためにも伝えるべきところだと思います。
また、神樹の標的にナルトとエイダが選ばれたことをカワキに伝えましたが、ほかの情報は大丈夫なのでしょうか。
神樹は4人いますし、他にも木ノ葉丸やサラダという標的がいます。
能力に関しても知っていて損はないはずです。
直接の責任は無いとはいえ、必要な情報を必要なところへ伝えないと、エイダも信用を落とすことになるでしょう。
「全能」の強さは、エイダとカワキの親密度に対応している?
「全能」の効果の強さは、エイダのカワキへの気持ちに対応しているのではないでしょうか。
もともとエイダはカワキの力になりたいという願いから発動したように見えます。
発動時はいち早く矛盾に気がついたサスケでさえも、その違和感は急激に薄れました。
しかし、3年間カワキから蔑ろにされていたと考えると、次第に心は離れていくはずです。
それが現在の里内で募る違和感に繋がっていると捉えられそうです。
「エイダの全能」は解除できる?
また、エイダの「魅了」の影響は、エイダが死ぬまで続くとアマドは言っていました。
「死ぬまで」という表現は、なんとなくエイダを一度始末したような言い方にも聞こえますが、では「魅了」の元の能力である「全能」はどうなのでしょうか。
モモシキは術者が死んでも効果はなくならないとしていましたが、恐らくモモシキの情報は完全な「全能」の術者での前例でしょう。
エイダの「全能」は不完全です。エイダは大筒木ではないので現状使いこなせていません。
もしかすると元々あり得ないとされていた「解除」という可能性もあるのかもしれません。
カワキとエイダの関係が終わることで解除されるのか、それともエイダが亡くなることで解除されるのかはわかりません。
アマドの言葉がフラグになっていなければいいですが…
十尾が神樹へ謎の進化
ボルトはチャクラを消す能力や浮遊能力と、大筒木の力をさらに身につけているのがわかりますね。しかも楔を使っていません。
それでも第2部に入ってから、
- 楔を使用していないこと
- 大筒木モモシキが登場していないこと
は気になる点です。
ボルトは十尾が神樹へ進化した要因にコードの楔を挙げましたが、個人的にはそれだけではないと考えています。
そもそもコードが十尾に神術「爪痕」を使用できているのは、コードに大筒木シバイの遺伝子情報が使われているからです。
コードは白き楔を得ても大筒木にはなれなかったため、どれだけ大筒木イッシキの要素を持っているのかはわかりませんが、シバイの要素を持っていることも重要な情報だと思います。
揺らがないミツキ
ボルトの視点でわかること
感知班の恰好はかなり油女シノに似ていますね。
シノは教師の傍ら感知班にも所属しているのか、一部協力しているのか。
そういったことがあってもおかしくない能力は持っていますよね。
ミツキがカワキを気絶させた行動は、ボルトに違和感を持たせそうです。
その能力から、ボルトへ最初に近づいてくるのはカワキだと考えられそうですが、そのカワキがなぜか近づく様子を見せなかったことになります。
カワキに何か起こったとボルトは思うでしょう。
エイダの千里眼もあるので、カワキの状態に関わらず時間が無いのは把握していると思います。
ボルトは、カワキに何かを起こすほど想いの強い人物を待っていたとも見ることが出来そうです。
ミツキはカワキに頼っていなかった?
So mitsuki was spying sarada and sumire,when boruto and sarada hugged each others it made mitsuki angry and as he said he couldn't control himself. pic.twitter.com/UaKal8dqGN
— M.D (@MARVARDD) January 14, 2024
因みに5話でサラダとスミレがボルトと再会する前に情報を共有していましたが、その時に近くの街灯に巻き付いていたものがミツキの蛇なのではないかという意見を見かけました(しかし、反論も出ていました。アニメで似た灯があったようです)。
もしかするとミツキはカワキだけでなく、サラダやスミレの様子もうかがっていたのかもしれません。
だとするといろいろと見方が変わってきます。
ミツキはサラダとスミレを怪しんでいることになりますから、
- サラダとスミレが「全能」の効果を受けていないことに気づいている
- そもそもミツキは自分の記憶に疑問を持っている
これらの可能性も考えられそうです。
原作では初登場!ボルトの「紫電」
ボルトの「紫電」には驚きました。ボルトの成長には驚かされるばかりです。
「紫電」ははたけカカシが「雷切(千鳥)」を応用して開発した術だと思われますが、ボルトは「飛雷神の術」に続いてどう習得したのでしょうか。
ボルトはアニメの中忍試験で一度だけ、科学忍具からこの紫電を再現して、砂隠れの里のシンキにとどめを刺しました。
他にはアカデミー卒業試験でカカシ本人の紫電を見たくらいでしょうか。
どちらもアニメオリジナルの話です。
紫電自体は小説『NARUTO -ナルト- カカシ秘伝 氷天の雷』が初登場で、原作が後から登場させた術ですので、逆輸入したとも言えそうです。これは歴史的にもすごいことです。
アニメからの逆輸入の例はほとんどありません。因みにその例は筧スミレです。
ボルトはサスケの「千鳥」から自分で応用して「紫電」へ行き着いたというのでしょうか。いずれにしても凄まじい才能です。
因みにアニメで、果心居士も紫電を見ています。
あと、青戦でミツキが紫電を使っていました。ボルトと紫電対決、あるかもしれないです。
里を出るボルト、追うミツキ
ミツキから繰り出される蛇の一匹一匹が大きくなっていますね。
上空から見た姿は怪獣のようです。
ミツキは飛び去ったボルトに蛇を仕込むことで追いかけました。
ボルトも最初に蛇を巻き付かれた時点でわかっていたのではないでしょうか。
里への影響を最小限に抑えつつ、二人で何かやり取りをしたい考えなのかもしれません。
まだいのの心伝身の術の範囲内なので、そのやり取りを通してシカマルに何かを伝えるつもりでもありそうです。
今回の話が掲載されているVジャンプ3月特大号はこちら!
第2部初の単行本が2月2日発売!
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