※読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。
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— NARUTO・BORUTO【原作公式】 (@NARUTO_kousiki) December 20, 2024
『BORUTO -ボルト- -TWO BLUE VORTEX-』
#17「猛獣の子供」
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忍と人神樹が風の国でド派手に激突‼かと思われた今回17話。
祭と粒を倒すために居士とシカマルが練った作戦は意外なものでした。
そして、カワキは自身に隠されていた力を解放するようです。
今回は重要な点を全て拾いつつ、一連の流れをわかりやすく振り返ります。
またそれをもとに、個人的な考察を述べていこうと思います。
皆さんの感想もコメントでお待ちしています。
コメントするのがハードル高いなという方は「問い合わせフォーム」でも大丈夫です。公開しないでという文言があれば公開はしません。
皆で意見を共有しましょう。
16話(96話)『運命の特異点』の振り返り、考察はこちらの記事で。
原作第2部17話(97話)『猛獣の子供』振り返り
人神樹たちの状況を把握
16話のスミレを思い出すサラダ。
任務に集中が向いていないサラダの様子に、ミツキは気づいた模様。
忍たち(木ノ葉丸、サラダ、ミツキ、ヨド、アラヤ)の視線の先にいる祭と粒。
祭と粒は、ボルトが置いていったと思われる蛙を見つけました。
祭はそこら中にある木々から情報を得ることができるようです。
聴覚に優れるヨドは二人の人神樹の会話を聞いていました。
ヨドは祭と粒がボルトを追ってこの場所へやってきたこと、祭が感知系の能力を持っていることを把握。
自分たちが見つかるのも時間の問題であると察しました。
作戦決行
木ノ葉丸は彼らの相手をする準備ができているかどうか確認します。
しかし、サラダは依然集中できていないようです。気持ちを切り替えます。
ヨドは捕まったシンキを取り戻そうと気持ちが前のめりになっています。
ミツキは与えられた作戦の内容に疑問を抱いていましたが、全員が作戦を決行することに。
木ノ葉丸、サラダ、ミツキの三人が祭と粒の前に姿を見せ、様子を尋ねます。
木ノ葉丸は、自分たちは木ノ葉隠れの里の反逆者であるボルトを追ってきたと明かします。
粒は自分たちの正体が相手にばれていないと考えました。
粒が祭にどうしようか聞こうとしましたが、なぜか祭は木ノ葉丸を前に頬を赤らめています。
様子のおかしい祭に粒は動揺。
人神樹から「棘魂」を狙う
木ノ葉丸は事前にシカマルから指示を受けていました。
今回の任務で重要なことは、人神樹を倒すことで得られる「棘魂」を回収すること。
祭の棘魂をモエギ、粒の棘魂をシンキに還すことで救えるといいます。
ただし、棘魂を回収できなければ、人神樹を倒しても何度でも復活するようです。
木ノ葉丸は指示を聞いている中で、シカマルがボルトの尋問中に得られた情報を超える情報を持っていることに気づきます。
シカマルはその情報源は極秘であるとし、この極秘情報をどう扱うかは自分が決めることにしています。
非情な作戦
木ノ葉丸はこれに異論を唱えずに、引き続き指示を聞きます。
シカマルの肩には蛙が隠れています。
シカマルは、人神樹が「標的」を捕食しようとしていることから敵とみなしている一方で、彼らに悪意があるとは限らないと判断。
シカマルは現在の人神樹を生まれて間もない「猛獣の子供」と表現。
今回の任務は、「まだ無邪気な人神樹を手懐けたうえで裏切る」というもの。
人類存続のため、非情に徹することが戦略の鍵となります。
祭と粒を引き離す
木ノ葉丸は祭と粒にサラダとミツキを紹介。人神樹の二人に名前を尋ねます。
粒は自分の名前を名乗り、祭を紹介。
木ノ葉丸は、「ボルトを捜す」という共通目的から、人神樹の二人に協力しようと持ち掛けます。
それぞれ手分けして、ボルトの捜索を始めました。
祭は木ノ葉丸に、粒はサラダとミツキに着いていきます。
粒は木ノ葉の忍がいい人たちであると認識。十羅から評判を聞いていたようです。
しかし粒は元々、忍たちに遭遇したら始末する気でもいました。
祭の感情
シカマルからの指示には続きがありました。
祭は標的の木ノ葉丸に恋愛感情を抱いているようです。
この感情を利用して、祭と粒を友好的に引き離すことを狙います。
木ノ葉丸はこの作戦を実行に移しています。
二人きりになった木ノ葉丸と祭。木ノ葉丸は祭を心配します。
祭は未だ自分の気持ちに理解が及ばない様子。
神術「千里眼」に制限
その頃、エイダが居士と蛙を通じて会話しています。
居士はエイダの神術「千里眼」で砂隠れの里の現状が知りたいようです。
しかし、エイダは人神樹・虫が「千里眼」を使う自分に気づく危険性を懸念。
居士によると、虫は人神樹たちのアジトにいるといいます。
エイダは疑いながらも「千里眼」を使います。
ボルトは非情でいられるか
居士はここまでの作戦が上手くいっていることを、そばにいるボルトに伝えます。
まずは木ノ葉丸以外の4人で粒を叩き、その後に祭を仕留めるつもりでいます。
ボルトは居士に、この作戦が失敗する可能性を問います。
しかし居士は返答をごまかします。
居士としては、ボルトに行かせるわけにはいかないという意図があります。
ボルトを出すと、十羅が姿を現すことになり、勝機はなくなります。
ボルトをなんとしても生かしておく必要があるようです。
十羅が書店に現れる
場面は木ノ葉の里へ移り、里の書店に十羅が現れました。
木ノ葉の感知班が十羅を感知しますが、シカマルは十羅に手を出さないように指示を出します。
未知の存在の来店に唖然とする店主。
十羅は大金を支払い、多くの本を購入。おつりは今後買う本の前払いだそうです。
カワキが遂にパワーアップか
そして、画面の前で煙草を吸おうとするアマド。
後ろから煙草を取り上げたのはカワキ。
カワキは腕を変形させ、アマドを壁に押し付けました。
自分に秘められた力を限界まで引き出してもらうよう問い詰めます。
原作第2部17話(97話)『猛獣の子供』考察
人神樹たちの状況を把握
ヨドの言う通り、祭には感知能力があると考えられます。
「木」から周囲の情報を得られます。
祭の言う「木」とは恐らく、十尾由来の木のことだと思われます。
普通の木は日の当たらない地下には生えませんが、爪アカから変化した木や棘魂を生成している木などは地中深くにも存在します。
実際に祭は、モエギが捕らわれている木からそばにいた第十班、そして木ノ葉丸の感情を読み取っていました。
作戦決行
祭に感知される前に作戦を決行した忍5人ですが、それぞれが問題を残しています。
比較的平常心でいられているのはミツキくらいでしょうか。
今回の任務、以上のどこかから狂いが生じそうです。
人神樹から「棘魂」を狙う
木ノ葉丸はシカマルから任務内容を聞く中で、シカマルがボルトの尋問で得られた情報を超える情報を持っていることに気づきます。
木ノ葉丸はシカマルに疑念を抱き始めているかもしれません。
シカマルはボルトと同じようにその情報源を隠しました。
木ノ葉丸はシカマルがボルト、またはその情報源と繋がっている可能性を考えるはずです。
非情な作戦
シカマルからは
今回の任務の内容をまとめます。
目的は、祭(⇒モエギ)と粒(⇒シンキ)を倒し、入手した棘魂をモエギとシンキの救出に使うことです。
祭と粒の情報として、
- 棘魂を回収しないと人神樹を倒しても何度でも復活してしまう
- 今の人神樹に悪意があるわけではない。純粋な「猛獣の子供」
- 祭は標的の木ノ葉丸に恋愛感情を抱いている
人神樹たちの純粋さを利用し祭と粒を分断。手懐けて油断を誘い、裏切ります。
ただ、現在ピンチの我愛羅については触れられていないことが気になります。
シカマルが木ノ葉丸に任務内容を伝えるシーンには、まだ続きが残されているかもしれません。
果心居士の思惑
シカマルの言う通り、かなりの非情さが求められる今回の任務。
しかしこれは表向きの目的かもしれません。
居士は16話『運命の特異点』でこのようなことを言っていました。
君自身の心に従え
BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-16:運命の特異点|岸本斉史・池本幹雄
こんな発言があったはずが、実際に決行された任務は非情なものというのは矛盾しています。
しかも、任務に選ばれた忍たちは心に迷いのある者ばかり。
もしかすると、非情さではなく、寧ろ忍たちの心が試されているのではないでしょうか。
非情さが求められる状況だからこそ、忍の本心が現れやすくなる…
つまり、忍たちが自分を信じて自分の本心に従うことで、結果的にいい未来へ導かれるという計算が居士の頭にあるのかもしれません。
祭と粒を引き離す
木ノ葉丸は祭と粒を引き離す手段として、共通の敵であるボルトを使いました。
これは上手いですね。ボルトが尋問中にカワキの真実を話さなかったのは、これも目的だったのだと考えられます。
今、ボルトへの信頼が少しでも回復することは、忍界の団結が乱れるだけでなく、人神樹視点での忍界とボルトの関係にも影響があります。
ボルトが忍界の敵であることは、人神樹からの印象という点においてもわかりやすく、合理的なのです。
祭の感情
祭は木ノ葉丸を捕食して、木ノ葉丸の情報を得ることを目的としている、はずでした。
しかし、実際に木ノ葉丸を目の前にして様子が一変。あまりの緊張に正常な思考ができなくなります。
祭は木ノ葉丸に恋愛的な好意を抱いているようです。これも居士からの情報だと思われるので、ある程度信ぴょう性があるでしょう。
祭の反応はまるで、エイダの「魅了」で虜になった人々のようです。
「魅了」とは、エイダの神術「全能」の副次的な能力。エイダを目にしたほぼ全ての人々を虜にし、エイダに一切の危害を与えることができなくなります。
「本能」に直接訴えかける能力とされているため、少しでも抗うには強い理性の力が必要になります。
祭の現在の感情がどれだけ「魅了」に近い反応なのかはわかりません。
しかし、祭は木ノ葉丸に対して容易に危害を加えることができないかもしれません。
ただ、十羅は祭にこう言っています。
「本能」に身を委ねろ 自身の内なる声に耳を傾けるのだ
BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-2巻5:標的|岸本斉史・池本幹雄
祭は十羅の言う通り、本能に従った結果、木ノ葉丸を標的にしています。
任務の結果次第では、祭の「木ノ葉丸を捕食する」という目的も新たな変化を起こすかもしれません。
神術「千里眼」に制限
現在のエイダは、リアルタイムで人神樹・虫の周辺を神術「千里眼」で視ることができません。
虫にはエイダが「千里眼」によって飛ばした意識を感知する能力があると考えられます。
そして、その意識に干渉することもできるのかもしれません。
居士の神術「十方」は現在の情報を得る能力ではないので、現在の情報が欲しい場合はエイダの力が必要となります。
エイダが「千里眼」で現在の状況を視るのであれば、居士などに虫が視たい場所にいるかどうかを予め確認しておく必要が増えました。
これからの展開、十羅などが重要な場所に虫を送るということもあるかもしれません。
ボルトは非情でいられるか
精神的な我慢を強いられるのは、ボルトも同じです。
今回の任務にボルトが介入するのは、最悪の場合星の滅亡を招いてしまいます。
居士によると、十羅によってボルトの命が奪われることが星の滅亡に直結するようです。
そうなってしまうと、いくら仲間が心配でボルトが助けに行っても結果的に意味が無いわけです。
非情な作戦を見届けないといけません。
十羅が書店に現れる
居士の忠告通り、十羅が木ノ葉の里の書店に現れました。
十羅は大金を支払って本を買っていましたが、そのお金はどこで手に入れたのでしょうか。
あの姿のまま労働できるとは考えにくいことから、どこかで盗みをはたらいたとしか思えないですよね。
せめて窃盗だけで済んでいればいいですが…
カワキが遂にパワーアップか
カワキがパワーアップに踏み切るようです。
カワキは全身が科学忍具で構成された改造人間です。
これまでのカワキはアマドによって防御性能と回復能力を強化する調整がなされていました。
攻撃に重きが置かれていなかったと言えます。
しかし、カワキの攻撃性能も含めた力を限界まで引き出すという行為は、それなりの代償も伴うのではないでしょうか。
アマドもやれるならやっていると思います。アマドにとってもカワキに命を落とされては困るわけです。
これからカワキがやろうとしていることは、カワキが真に強くなる方法ではない可能性があります。
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お読みいただきありがとうございました!もしよろしければ感想、アドバイス等お待ちしています。いいコメントがあったら反応したり、また別の記事等で取り上げたりすることがあるかもしれません。
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