【BORUTO】人神樹・左とは何者か。正体を徹底考察!【ボルト考察】

考察

※BORUTO第2部、最新32話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。

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第2部4話。ボルトは最大の脅威だった十尾を止めようとしていました。
ようやく拠点を見つけ出したところでしたが、一足遅かったようです。
拠点には既に十尾の姿がありませんでした。

そこに突如現れたのが、後に人神樹と呼ばれる四人衆です。
彼らは自我と知性を持った神樹として誕生した、特異な存在です。
それぞれの興味や疑問を持ち始めた彼らの中で、
「左(ヒダリ)」と名づけられた人神樹はある疑問を持ちました。
「一体、自分たちは何者なのか」という疑問です。

忍世界から敵とみなされた左が、自分を見つけ出そうとする物語が始まります。
今回は人神樹・左の正体について、深掘りして考察します。

左の正体、ざっくり言うと?

左については、既に作品の中でいくつかの情報が示されています。
「サスケを原型にしてチャクラをコピーした、十尾の知的変異体」
という表現でまとめることもできます。

しかし今回はもう少し深い内容をご紹介します。
具体的には「左は何をモデルにしているのか」と、
「左の疑問の答え」という二つの視点から考察
します。

今後の左の行動を追ううえで、新しい楽しみ方が見つかるはずです。

左のモデルはインドラジット?

『ラーマーヤナ』との関係

『BORUTO』の物語は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』の影響を受けています。
主人公側のラーマから敵側のラーヴァナまで、 多くのキャラクターとの関連性が見られます。

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そして左のモデルは「インドラジット」である可能性が高いと考えます。
インドラジットとは、羅刹王・ラーヴァナの息子です。
本名をメーガナーダといい、羅刹の中でも屈指の実力者でした。
苦行に耐えた功績を認められ、神に並ぶ力を得ています。
その戦果から「インドラに勝利した者」を意味する名前をもらい受けました。

【BORUTO】十羅のモデルはラーヴァナ。ラーマーヤナとの共通点【ボルト考察】 
今回は、人神樹・十羅のモデルと考えられる存在と、そう考えるに至った根拠を紹介していきます。十羅が何から着想を得て描かれているのかを知ることで、他のキャラクターのモデルがわかるだけでなく、BOURTOの物語の今後の展開まで見えてくるかもしれません。

根拠①:名前の関連性

左の原型であるサスケは、大筒木インドラの転生者です。
インド神話の軍神・インドラがモチーフになっているのがわかります。

サスケはボルトを庇ったことで、十尾の分裂体・爪アカに噛まれました。 1
これがきっかけとなり、サスケは左の原型となっています。

「左」という名前はサスケという名前に深く関連しています。
「サスケ」は猿飛佐助から来ており、 そのモデルには「横谷左近」や「上月佐助」の説があります。
これらの名前にはどちらも「左」の文字が含まれています。
さらにサスケは左利きで、輪廻眼も左側にのみ発現しています。
「左」という漢字がいかにサスケを象徴しているかがわかります。

インドラジットもインドラという名前を元に名づけられています。
この点が、インドラジットが左のモデルという根拠の一つです。

根拠②:インドラとの表裏一体の関係

『ラーマーヤナ』では、軍神・インドラは羅刹に捕らえられていました。
インドラジットが討たれたことで、インドラは自由の身となっています。

一方でサスケは、爪アカに噛まれたことで木になり捕らえられています。
サスケを解放するには左を倒して得られる「棘魂」が必要です。
サスケと左、インドラとインドラジットは、 どちらも表裏一体のような関係にあります。

どちらか一方が現れているとき、もう一方は姿を隠しているのです。

根拠③:使う術と武器の類似性

インドラジットの使う魔法や武器は、サスケや左の術と非常に似ています。
火神アグニの矢、幻術の武器、蛇の縄、姿を消す呪術、無敵状態になる儀式など、
「もはやサスケのモデルなのではないか」と錯覚するほどの共通点があります。

そして決定的な証拠として、インドラジットは「インドラの矢」を使います。
サスケもナルトとの決戦でまったく同じ「インドラの矢」を放っています。
この一致は、左のモデルがインドラジットであることを強く示しています。


左の疑問、その答えとは

「自分は何者なのか」という問い

左は誕生した当初から「自分は何者なのか」という疑問を持っていました。
十羅はこれを「自我の発露で起きる成長痛」と解釈しています。
しかし実際には、もっと深みのある疑問であるはずです。

最終的に左は「自分はうちはサスケである」と実感するのではないでしょうか。

読者には公式Q&Aなどで既に明らかにされていることです。 2
しかし物語の登場人物自身がこの事実に気づくことは、非常に困難です。
左には原型の記憶がほとんどない、またはないことを示すシーンがあります。3
初めのうちは「自分は左だ」と信じるほかないでしょう。

「サスケは夢の中にいる」という解釈

「左がサスケの本性である」ということは、
「サスケは左として夢の中にいる」とも解釈できます。

その根拠の一つが「チャクラは意識である」ということです。
大蛇丸はイタチに封印されながらも、 アンコの「呪印」を通して封印後の出来事をすべて把握していました。
4人神樹は原型のチャクラをコピーしているため、同じような状態にあります。
原型たちは木になって眠りながら、人神樹を通して世界を見ている可能性があります。

もう一つの根拠は、サスケの現状が「無限月読」に似ているという点です。
爪アカに噛まれてサスケは木になっています。 そして左の両眼には輪廻眼の模様があります。
無限月読にかかった者たちは目の色を輪廻眼に変え、望む内容の夢を見ました。
人神樹の原型たちも、似たような状況にあると考えられます。

左はサラダを信じ、助ける存在になる

十羅は左に「自分が何をすべきかが重要」と語りました。
左はサスケがエイダの神術「全能」に抗ったように、
自らのやるべきことを直感するのではないでしょうか。
「自分は夢幻の中にいるのかもしれない」と再び自覚するのです。

それはサスケの娘・サラダとのやり取りの中で気づいていきます。
サラダが万華鏡写輪眼を初めて使ったきっかけは、ボルトへの愛の自覚でした。
左にとっても「自分がサラダを愛していた」と自覚することが契機となり、
歩むべき道が開かれると考えられます。

漢字の「佐」と「左」にはどちらも「助ける」という意味が含まれています。
左は最終的に、信念を持ったサラダを助ける存在となるでしょう。

まとめ

今回は「左のモデル」と「左の疑問」という二つの視点から考察しました。

左のモデルについては、叙事詩『ラーマーヤナ』のインドラジットが有力です。
名前の関連性、インドラとの表裏一体の関係、 そして「インドラの矢」という決定的な共通点があります。

左の疑問については、最終的に「自分はうちはサスケの本性だった」という 答えに行きつくと考えられます。
この事実に物語の登場人物が自ら気づくことは非常に難しく、
左にとって大きな試練となるでしょう。

左はサラダとの戦いやり取りを経て、自分を認められるようになります。
そして再びサラダを信じ、助ける存在になると考えられます。
左の今後の動向から、目が離せません。

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注釈・出典

  1. BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-2巻5:標的|岸本斉史・池本幹雄 ↩︎
  2. 公式Q&Aには「人神樹の性格は原型と異なる印象であったとしても、むしろそれこそがその人物の本性なのかもしれない」という示唆がある。 ↩︎
  3. BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-3巻11:本気|岸本斉史・池本幹雄 ↩︎
  4. NARUTO -ナルト-巻ノ六十二ナンバー593:復活の大蛇丸|岸本斉史  ↩︎

コメント

  1. ryuku より:

    おもしろいです!左がサラダを助ける存在になったら熱い!ワクワクする考察

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