※BORUTO第2部、最新10話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。
#BORUTO
— EmperorシマZ@特撮アニメフィギュアプラモ大好きFever (@sakura800n) October 3, 2021
クラマは消えたが…
ナルトに残されたものは… pic.twitter.com/6OrFh7VxmG
BORUTOという物語において話題によく挙がるのが、「ナルトやサスケの死亡」についてです。現時点では二人の死は確定していませんが、私も皆さんも毎回ひやひやしながら読んでいるところがあると思います。
そんな中で予想外な事態が起こりました。
それはナルトの中にいる「九喇嘛(クラマ)の消滅」です。
これには皆さんも衝撃が走ったと思います。「何とかしてクラマには戻ってきてもらえないか」と思った方も多いのではないでしょうか。
しかし、尾獣の死は永遠ではありませんでした!
今回はクラマが消滅し、復活するまでの経緯について解説します。
クラマの消滅
クラマとナルトの覚悟
大筒木イッシキの神術を攻略することが出来ずにいた中、クラマがある秘策をナルトに提案。
それは「自分の命と引き換えに強くなる」という、仙人モード、九喇嘛モードでもない、新たなモード、「重粒子(バリオン)モード」でした。
その強さはそれまでのナルトとは全くの別物であり、イッシキにとどめまではさせなかったものの、
圧倒的且つ無駄のない反応と体術、
そして相手の「寿命」をナルトが触れるたびに削るという特殊能力には絶対的なものがありました。
まさにナルトの本気の覚悟を見せつけられた感じです。滅茶苦茶かっこよかったですね。イッシキを追い詰めることに成功しました。
そしてカワキがナルトに教えてもらって会得した忍術でとどめを刺せたところもよかったですね。
クラマの最期?
ナルトは安堵の気持ちで自分の死を待っているところでしたが、精神世界ではクラマから衝撃の言葉が飛び出します。
死ぬのはナルトではなく、クラマだったというのです。
なんとクラマがナルトを庇うために嘘をついていたということで、ナルトは悲しみに暮れました。
ただ、この重粒子モードはクラマがナルトのことをこれ以上なく信頼した証だといえると思います。感動のシーンでしたね。
クラマがまさかの形で復活!
十羅はクラマの存在を知っていた
物語は進み、第2部へ移行しました。
イッシキが管理していた十尾は特異な進化を遂げ、知性を持つ複数の「人神樹」として放たれました。
そのリーダー格である十羅は、最終目標の大筒木とは別に、新たな標的を「うずまきナルト」に定めます。
十羅はナルトを意外な方法で捜します。なんと「九尾のチャクラ」を感知していたのです。
クラマはヒマワリの中にいた!
ただし、十羅がナルトを捜した先にいたのは、ナルトの娘であるヒマワリでした。
九尾の反応は、ヒマワリの中にあったのです。
クラマは精神世界を通じてヒマワリに語りかけ、尾獣は命を落としても時間をかけて復活するものだということを説明。
だがワシら尾獣の「死」は永遠ではない 肉体や魂が滅んでも…時を経てどこかに必ず 「因子」が発生する…… そして復活を遂げるのだ
BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-3巻10:因子|岸本斉史・池本幹雄
しかし、なぜこれだけ短期間のうちに、さらになぜヒマワリの中で復活できたのかについてはクラマにもわからず。
クラマは、
- ヒマワリが先天的にクラマのチャクラの片鱗を受け継いでいた可能性
- ヒマワリに流れるうずまき一族と日向一族の血
が要因になっていると推測しました。
そもそもクラマが復活しないと…
そもそもの話ですが、クラマは復活しないとおかしい存在です。
その理由は、「でないと第四次忍界大戦が成り立たなくなる」からです。
NARUTOでは暁や、うちはマダラが十尾復活のためにその分裂体である尾獣をターゲットにしてきました。
そんな中でクラマが完全に消滅してしまう重粒子モードを使ってしまったら尾獣が集まらなくなって話が破綻してしまいます。
クラマも選択肢として頭にはあったはずです。
でも使わなかったということは、おそらくチャクラの身体であるクラマはチャクラとして自然に還ってしまったということだと思います。
チャクラはエネルギーからできているので、ナルトからは離れても、保存されて循環すると思うんですよね。
仮にヒマワリの中で復活せずとも…
仮にヒマワリに復活しなくとも、自然界に現れたり、新たな十尾の一部に加わったりするのだと思っています。
十尾、または神樹は、星全体のチャクラを集める能力があります。
その十尾を再び分散することが出来れば、方法次第ではまたクラマに会えるのではないかと考えています。
実際に
ナルトは第四次忍界大戦にて、一度うちはマダラが操る外道魔像の力によってクラマが抜かれています。
それによって十尾、そして神樹へと進化を遂げました。
しかし、最終的にはそれを取り込んでいた大筒木カグヤを封印したことによって元の状態に再び分裂。ナルトに封印されていた半身のクラマが戻ってきました。
そして「神樹」に実る命の結晶… 「チャクラの実」を手に入れろ そこには「全て」が詰まっている このオレを含め… この星に生き死んでいった全ての命の「記録」がな
BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-巻ノ十四ナンバー55:受け継ぐもの|岸本斉史・池本幹雄
星に生きる生命…… かつて星に生き朽ちた生命……… それら全ての生命が持つ「チャクラ」を吸い上げ 我々「神樹」は…… 「チャクラの実」を生成する
BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-巻ノ一4:覚醒|岸本斉史・池本幹雄
クラマが生きていようが死んでいようが復活することにおいては関係ないのかもしれないですね。
ちゃんと記録が残っていますから、十尾と同じくチャクラの集合体であるクラマであればチャクラの量が違うので、十尾に吸収されても色濃くその記録は残されるでしょう。
この事実があるだけでクラマは復活する可能性は否めないですよね。
まとめ
ナルトと九喇嘛(クラマ)は、大筒木イッシキとの壮絶な戦いで「重粒子(バリオン)モード」を使用しました。
このモードは、クラマ自身の命と引き換えにナルトに圧倒的な力を与えるという、究極の犠牲を伴うものでした。
戦闘中、クラマはナルトを守るために自らの死を隠し、最終的にナルトを守り抜きました。
物語が進み、十羅がナルトを探す中、驚くべきことに九尾のチャクラはナルトの娘であるヒマワリの中に存在していることが判明しました。
クラマは精神世界を通じてヒマワリと交信し、自身の存在を再び示したのです。
クラマは自らの消滅が永遠ではないことを説明し、尾獣には必ず「因子」から復活する可能性があることを明かしました。
こうして、クラマは予想外の形で再び物語に姿を現したのです。
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いかがでしたでしょうか!あなたはクラマの復活についてどう思いますか。
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お読みいただきありがとうございました。
この記事では九喇嘛が消滅したことで十尾に変化が起きた根拠と、この変化が三途アマドによる意図的なものなのではないかという説を紹介しています。
この記事では九喇嘛が復活するさらなる根拠と、ヒマワリに九喇嘛が変化した新たな尾獣が宿った可能性について考えています。
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