※BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-原作、最新3話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。
大筒木一族の力の源と言える神術の一つである「楔」本日夕方17時30分からは、第197話「デルタ」が放送です！
— アニメ BORUTO-ボルト-【公式】 (@NARUTOtoBORUTO) May 2, 2021
ボルトが前向きに「楔」ついて調べるため、カワキと実戦形式で訓練を行う！
ナルトとヒマワリも同伴し見守ることに！そんな中、遂にデルタが動き出す！？
今週もお見逃しなく！ぴえろｈ#BORUTO pic.twitter.com/S4ZVwiP1Or
ボルトの物語はここから始まったといっても過言ではなく、楔の印を埋め込まれた者は、世界の命運を左右する存在へと一瞬にして変貌することになります。
この「楔」という名前、様々な意味を持っているような気がしませんか？ 今回は、楔に込められた様々な意味を実際の効果と結びつけて考えようと思います。個人的には楔にはまだ秘められた効果があると思うのですが、皆さんは楔についてどう思いますか。コメントお待ちしています。
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「楔」という文字に込められた意味
楔を意味する英単語で「カーマ」と発音するものはどうやらありません。
カーマという読みを「楔」という漢字に当てたということになります。
恐らくその見た目から付けられた漢字でしょう。
掌から見るとただの菱形ですが、その中にはデータが楔型にうち込まれています。
このデータが解凍されることで、楔を持つ者は大筒木一族の特徴を得ていきます。
楔と言えば楔型文字ですが、データを伝えているという意味では関連性がありそうです。
カーマ＝ヒンドゥー教の愛の神「カーマ」
「カーマ」という名を初めて目にしたとき、今までのNARUTOの世界観とは異なる名前かもなと感じたのですが、この「カーマ」はヒンドゥー教における愛を意味する神である「カーマデーヴァ」という神の別の呼び方として使われていることを知りました。
それを考慮すると、過去にも同じくヒンドゥー教の神「インドラ」や、インドラとよく戦闘した神である「アシュラ」など、インドの神々の名前が使われていたということに気づきました。
一応NARUTOからの流れを汲んだ名前となっているわけです。
アシュラとインドラにもカーマは関係するのでしょうか。
カーマ＝欲望
サンスクリット語で「カーマ」は欲望、欲求を意味します。
因みに、カワキが楔を復元してボルトを乗っ取ったモモシキと戦闘した回（292話）のアニメのタイトルが『渇望』でした。
恐らく『カワキの欲望』ってことですよね。また、ヒンドゥー教の神であるシヴァは第三の目でこの欲望を焼いて灰にすると言われています。
BORUTOにおける「シヴァ」は何にあたる存在でしょうか。
カーマを解き明かす鍵になりそうです。
英語圏での表記は「karma（カルマ）」
どうやら英語圏では業、宿命、因縁、応報、業報などの意味を表すkarmaという単語を使っているようです。
意味がかなり直接的ですよね。
この物語は楔を刻まれたボルトとカワキの宿命、因縁の話ですからね。
刻まれてしまった時から逃れられない道です。 いや、刻まれることさえも決まっていたのかもしれません。
楔の呪縛から解放されるには、
- 自分に刻んだ大筒木が自分以外の身体で復活する
- 死亡
くらいしか現状ではありません。
大筒木の特徴を持ってしまった者は、
- 他の大筒木の力として利用される
- 他の大筒木を利用してアップデートする
- 新たな適合者に楔を埋め込んで力を与えるか、その体から復活する
この選択を迫られ続けます。
宿命と呼ぶに相応しい効果ですよね。
まとめ
今回は、楔に込められた様々な意味を実際の効果と結びつけて考えました。
「楔」は、- 愛の神
- 欲望
- 業
これらの意味を楔という漢字、データに込めて刻む神術だということが分かったと思います。
どれも関連性があって非常に考え込まれた設定の数々ですよね。この神術から始まっているのだなと改めて感じました。
皆さんは楔にはどんな効果が秘められていると思いますか？
この記事では神術「楔」の解説をしています。
神術「楔」には、ウイルスのような性質が見られます。この記事では「楔」にウイルス性があった場合、物語にどのような影響を与えるのかについて考えています。
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神術「楔」がどのように物語に関わってくるかを知りたい方はこちらの記事に。
この単行本1巻の紹介はこの記事で書いています。
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