※読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。
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— NARUTO・BORUTO【原作公式】 (@NARUTO_kousiki) September 21, 2024
『#BORUTO -ボルト- -TWO BLUE VORTEX-』
#14「務め」
拘束され、追い詰められたボルト…!
この危機的状況を抜け出す術はあるのか!?
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カワキにより「火影を手にかけた反逆者」の汚名を着せられたボルト。
木ノ葉隠れの里による尋問が始まります。
一方、拠点に再結集した人神樹。新たな棘魂から誕生する5人目の姿が明らかに…!
今回は重要な点を全て拾いつつ、一連の流れをわかりやすく振り返ります。
またそれをもとに、個人的な考察を述べていこうと思います。
皆さんの感想もコメントでお待ちしています。
コメントするのがハードル高いなという方は「問い合わせフォーム」でも大丈夫です。公開しないでという文言があれば公開はしません。
皆で意見を共有しましょう。
13話(93話)『十方』の振り返り、考察はこちらの記事で。
原作第2部14話(94話)『十方』振り返り
木ノ葉の現状
連行されたボルト。
十羅の狙撃による傷は癒えたものの、すぐさま尋問室(取調室)に入れられた様子。
目の前には木ノ葉丸と森乃イビキの二人がいます。
ボルトの腕には、動きと術を封じる封印手枷という道具が取り付けられています。
ボルトが現状を確認。
木ノ葉丸によると、人神樹は木ノ葉の里から去ったようです。
人神樹の急襲により数名が死傷したものの、標的となったサラダやヒマワリ、新猪鹿蝶は無事とのこと。
その頃、病室にていのじんの手当をしているサクラ。
いのじんの様子を見て、胴体を貫かれていたことを信じられずにいました。
ヒマワリ、いの、シカダイ、チョウチョウが心配のまなざしでいましたが、いのじんに問題は無いようです。
エイダたちも注目
尋問が始まりました。
神術「千里眼」でエイダがその様子を見ています。そばにはデイモンとカワキ。
デイモンはボルトがカワキの秘密を話してしまう可能性を懸念。
仮にボルトが何を話しても危険性はボルトにあるという本質は変わらないことから、カワキは問題を感じていない様子。
ただ、ボルトの持つ情報は人神樹と戦う上で必要であるとも考えているようです。
エイダとデイモンの住む家の外ではミツキが風に当たっています。
人神樹について
ボルトが自我を持った神樹である「人神樹」についての説明を始めます。
人神樹には十尾に喰われて「木」になった者のチャクラが反映されており、ボルトはサスケを原形とした左、モエギを原形とした祭を確認していると言います。
ボルトは祭が木ノ葉丸をターゲットとしていることを警告。
そこに別室で尋問の様子を見ていると思われるアマドが補足。
十尾の本来の目的は、大筒木を喰らって神樹となり、チャクラの実をつけること。それが本能的にわかっていると言います。
しかし人神樹となったことにより知性を手に入れました。その知的好奇心から情報を求めるようになったそうです。
十羅には原型が無い
ボルトによると、人神樹たちを束ねている十羅が危機の中核となっているようです。彼は原型(原形)が存在しない、十尾そのものの化身であり、別格の存在とされています。
ご意見番である水戸門ホムラとうたたねコハルも尋問の様子を見ているようです。
ボルトは、十羅さえ倒してしまえば危機は去ったも同然と考えています。
木ノ葉丸はなぜそう考えられるのかを問います。
ボルトの情報源
ボルトは自身の情報源として一人の男の存在がいることを答えました。しかしその男の希望から、正体までは言えないとのこと。
木ノ葉丸はボルトを信用していないようです。しかしボルトの立場としては、情報を持っているから生かされているだけ。ボルトも易々と話すわけにはいきません。
ここでホムラが話に入ります。木ノ葉が敵を排除するという意思は変わらないとし、ボルトも生きて取調室(尋問室)から出られないと発言。
その上でコハルがボルトに問います。「なぜナルトを手にかけたのか」
「全能」に再度抗うシカマル
いのの「心伝身の術」を経由したボルトとの会話(7話)を思い出すシカマル。
しかし、ある単語だけが思い出せない様子。
シカマルは何を根拠にボルトを信用しているのかわからずにいます。
ただ、理屈を抜きにしてボルトのことを信じると決めたことは記憶しているようです。そして、この前提を信じることで全ての辻褄が合うことも理解していました。
黙秘
場面はボルトの尋問に戻り、ボルトはナルトとヒナタの命を奪った容疑を否認。
様子を見守るエイダ。
コハルはボルトに、なぜ二人が居場所を隠す必要があるのかを問います。
これについて、ボルトは答えません。呆れた様子のホムラ。
イビキが動きます。
取調室の隣の部屋から窓越しでシカマルが尋問の様子を見ています。
シカマルはいのと通信。いのじんの状態を心配。
問題ないと返すいの。本題はボルトのことであると察していました。
シカマルは再びボルトと通信を繋ぎたい意思を伝えます。
しかし、いのはシカマルに対する心配と不信感を露わにしました。シカマルの頼みを拒否。
シカマルが動く
ボルトの後ろに回ったイビキ。もう一度ナルトの居場所を聞きます。
口を閉ざしたボルト。イビキはボルトの頭を掴み、机にぶつけました。
ナルトが消えてからの3年間、怒りを募らせていたイビキ。続けて顔を殴ります。
さらに腹にも一撃を入れます。そこでシカマルからイビキに通信、中断させます。
シカマルはミツキを取調室に入れ、「毒」を使うことを提案。
木ノ葉丸はこの提案に反対。ボルトに対し強い殺意を持っていたミツキを入れるのは、尋問にならないという考えを示しました。
シカマルは提案を押し通しました。責任を取るようです。
不可解な言動
ここまでの様子を見ていたエイダ。カワキとデイモンにボルトの意図を伝えます。
エイダはボルトがカワキの行動を話していないことから、木ノ葉でのカワキの立場を守ろうとしていると考えました。
デイモンは理解に苦しんでいます。
緊張の取調室
取調室の前でミツキを読んだシカマル。部屋の暗証番号を入力しました。
ミツキがドアノブに手を伸ばしたところ、シカマルがその手を掴みます。
シカマルはミツキに、これは任務であることを認識させ、心を制御するよう言い聞かせました。
取調室に入ったミツキ。木ノ葉丸は改めてこれは尋問であると強調。
そこでボルトはミツキに、まだ「太陽」をさがしているのかとからかいます。
即座に「仙人モード」を発動したミツキ。ボルトの眼前に迫り、殺意を向けます。
たちまち止めに入るイビキ。
脱走に成功
その間にミツキはボルトの腕に取り付けられた封印手枷に蛇を近づけ、開錠コードを入力。
ボルトの耳元で、ボルトの私物の場所(西棟警備室)と中にいる見張りの数(二人)を囁きました。
手枷がはずれ、自由となったボルト。木ノ葉を敵視しているわけではないことと、情報はボルトの必要に応じて提供することを言い残し、姿を消しました。
木ノ葉丸は考えを巡らせます。木ノ葉丸はミツキが開錠したことを疑いますが、開錠コードは木ノ葉丸、イビキ、シカマルしか知らないことと、ミツキにはボルトを助ける動機が無いことから、不自然さを覚えました。
シカマルは取調室に入る直前のミツキに開錠コードの書かれた紙切れを渡していました。
西棟警備室に時空間移動したボルト。見張りの二人はあっけに取られています。
ボルトは私物である剣とポーチ、マントを手に取り、消え去りました。
砂からの緊急連絡
木ノ葉丸に謝るミツキ。木ノ葉丸は気に病むなと返しました。
失態の責任を背負ったシカマルに対し、大名の怒りを買うことになるとコハルは叱りました。
火影室に戻ったシカマル。そこにサラダとスミレが入ります。
サラダはシカマルに、ボルトの尋問がどうなったのかを聞きます。
シカマルは、ボルトが逃げたことを伝えました。
そこに突然、砂隠れから緊急の連絡が入ります。
シカマルは直接電話に繋げるように指示。カンクロウと繋がります。
カンクロウは、我愛羅とその義理の息子であるシンキがやられたと報告。
内、シンキは木になっているとのこと。
二人の生存は確認されているものの、カンクロウは力を貸してほしいと頼みました。
五人目の人神樹
その頃、神樹の拠点では新たな人神樹が誕生した模様。
その姿を他の人神樹と確認した十羅。気分はどうだと聞きます。
十羅は新たな人神樹に、「粒(リュウ)」という名前を付けました。
原作第2部14話(94話)『十方』考察
木ノ葉の現状
尋問の前に、ボルトは現在の木ノ葉がどうなっているのかを確認しました。
ざっくりとこんな感じです。
- 人神樹は木ノ葉から去った
- 人神樹の襲撃で数名が死傷
- ヒマワリやサラダ、新猪鹿蝶は無事
ボルトは十羅に撃たれ、気を失っていた上に、協力者である果心居士との連絡手段(偵察蛙)も失うこととなったので一度状況を確認する必要がありました。
エイダたちも注目
尋問開始時には、エイダとデイモンの住む家の外にいたと思われるミツキ。
この家が木ノ葉の中心にあるようには見えませんから、シカマルはもしもの時のために結構早い段階でミツキを呼び出していた可能性はありそうです。
人神樹について
ボルトとアマドから人神樹についての説明がありました。
- 十尾に捕食されて「木」にされた者のチャクラが反映
- 左の原形はサスケ、祭の原形はモエギ
- 祭は木ノ葉丸を標的にしている
- 十尾本来の目的(本能)は大筒木を食べて神樹となり、チャクラの実を生成すること
- 人神樹へ進化したことで知性を持ち、知的好奇心から情報を求めるようになった
こんな感じとなっています。
しれっとアマドが登場していますが、案の定人神樹のことを知っていました。
アマドは木ノ葉によって隔離された状態のはずですが…なぜでしょうか。
過去の例から、デルタや偵察蛙の視界を共有した可能性はあります。元々知っていたというパターンもあるかもしれません。
十羅には原型が無い
十羅以外の人神樹は、爪アカに噛まれて木になった人物が原形となって誕生しています。
チャクラデータをコピーしており、原形の人物が使用している術を使うことができるようです。
しかしボルトによると、十羅はそうした原型となる存在がいないと言います。
十尾そのものの化身であることがわかりましたが、依然として彼がなぜナルトやヒマワリを標的としていたのかが不明です。
他の人神樹は原形が行為や愛を抱いている対象を標的としている傾向があります。
十羅には疑問があるようで、ナルトに会うことで答えがわかると考えています。
まだまだ十羅に関する謎は多いです。
ボルトの情報源
ボルトの情報源は元「殻」の構成員である果心居士です。
星の滅亡を阻止するという目的を持つ果心居士には、「起こり得る全ての可能性」を視る神術「十方」が発現しました。
ボルトにとってはもちろん、世界にとっても非常に貴重な存在です。狙われる危険性が高まるため、簡単には正体を明かせません。
ただ、カワキにはばれているものの、ボルトが一人の男が情報源であるというところまで木ノ葉に明かしたのは意外でした。
「全能」に再度抗うシカマル
神術「全能」の概念は、効果が及んだ人々の記憶には定着しません。
ここにきてシカマルは全能のことについて忘れてしまったということになります。
7話でのボルトとの会話の内容を思い出そうとしていましたが全能の部分だけ抜け落ちていましたね。
しかし再び全能の効果に抗い、ボルトを信じることができました。
この時点でも常人にはできないことなのですが、この様子だと流石にサラダが全能にかかっていないことまでは気づけないでしょうか。
黙秘
ボルトはナルトとヒナタが無事であることを明かしましたが、どこにいるのかまでは言いませんでした。
正直に「異空間にいる」と言ってもしょうがない部分はありますよね。
証拠はありませんし、ボルトがナルトたちを出し入れできるわけでもありません。
それにボルトはエイダの言っていたように、カワキの立場を守ろうとしています。
シカマルが動く
シカマルはいのの「身伝心の術」でボルトと会話しようと試みますが、いのに断られてしまいます。二度目はありませんでした。
しかし、シカマルは次の手を考えていました。
一か八かの懸けにはなりますが、「ミツキも自分と同じようにボルトを信じているのでは」と予想したのでしょう。
半ば強引でしたが、ミツキを取調室に入れてボルトを解放することができました。
ただ、今後のシカマルが心配ですね。反逆者を逃がしてしまったことになります。
シカマルがどのような形で責任を取るのかに注目が集まります。
緊張の取調室
ミツキはどうやら、自分の生きる意味である「太陽」を再設定したようです。
エイダの神術「全能」によって、いつの間にか「太陽」がカワキにすり替わってしまったミツキ。
それどころか本当の「太陽」であるはずのボルトを恨むことにもなります。
ミツキはなぜ生きるのか、もう一度自分で考え直す必要がありました。
ボルトのピンチに間に合ったようですね。
脱走に成功
ボルトはミツキが取調室に入った後、ミツキをからかいました。
ミツキに自分を襲わせ、接触する動機をつくるためだったのでしょう。
ボルトもまたミツキを信じていたとも言えますし、神術「十方」による予想通りだったとも言えそうです。
砂からの緊急連絡
砂隠れの里も爪アカによる襲撃を受けた可能性があります。
我愛羅とシンキという実力を持った忍がやられたということで、民衆を庇いながら戦っていたのかもしれません。
また、人神樹とも対峙した可能性もあります。
砂隠れの里がある風の国のはずれにはボルトと果心居士の拠点があります。
祭がボルトの情報源の存在を突きとめていたことから、周辺を捜索していたのではないでしょうか。
我愛羅は木になっていないようなので、詳しい話を聞けるかもしれませんね。
五人目の人神樹
五人目の人神樹が誕生し、十羅によって「粒(リュウ)」と命名されました。
シンキは木にされてしまったことから、粒の原形になった可能性が高いです。
これまで登場した人神樹は、大筒木とは別に標的を設定していました。
傾向としては原型になった存在に近い人物が選ばれています。
粒も誰かを標的にするかもしれません。現状、関係の深い人物として義理の親である我愛羅を標的にすると考えられそうです。
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