※BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-原作、最新14話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。
皆さんは最新話でボルトが披露した新術「飛雷神の術」について、どこでどう使えるようになったのかと思わなかったでしょうか。波風ミナト – 飛雷神の術#NARUTO pic.twitter.com/JbjceFwi1c
— NARUTO・BORUTO【原作公式】 (@NARUTO_kousiki) June 26, 2023
この術は最高難度の忍術であり、現在忍界を揺るがしている神術にも負けない性能をしている、使用者が極めて少ない「神業」です。
ボルトが3年間でどのような経験をしてきたのか謎が深まるばかりです。
今回はボルトがなぜこの最強忍術を修得できたのかと、そのすごさについて考えてみます。
皆さんはこのあたりの話についてどう感じたでしょうか。ぜひコメントで感想をお待ちしております。
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皆で意見を共有しましょう。
ボルトの飛雷神の術がいかにすごいか
「飛雷神の術」は自分の残したマーキングへ一瞬で移動する時空間忍術の一つです。
まずボルトがいかにすごいことをやってのけているのかを解説します。
- 最高難度で現在他に術者がいない
実戦で使用できるレベルの練度を持った術者は、開発者の千手扉間と、「黄色い閃光」と呼ばれた波風ミナトなど、火影クラスの忍くらいです。
そしてどちらも現在の忍界にはいません。
- しれっと異空間に飛んでいる
原作第2部4話にて、ボルトはコードの拠点にこの術を使って飛ぼうした際に、
四代目(じいちゃん)みてーに器用じゃねンだよオレは
BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-ナンバー4:覚醒 |岸本斉史・池本幹雄
と話しかけている蝦蟇に言いましたが、飛んだ先は普通の移動では決して辿り着かない「異空間」です。
恐らく歴代の術者もやったことが無い芸当なのではないでしょうか。
まずもって異空間に時空間移動するという例が異常です。
やっていたのはうちはオビトやうちはサスケ、大筒木くらいのものでしょう。
- 移動先に術式やマーキングが無い
ボルトが「飛雷神の術」で飛んだ移動先として使われた物体が
- 木ノ葉マークのブローチっぽいもの
- サスケの剣
- 手裏剣
あたりになります。
そのどれにもミナトや扉間のようなマーキングが施されていません。
どういった原理なのでしょうか。仮にチャクラを付与した物体に飛べるということであっても、普通の目視ではどこに移動するかの予想がかなり困難になるはずです。
対策すらさせてもらえない飛雷神の術…恐ろしすぎます。
- コードの場合
コードもこの拠点へ移動していますが、神術「爪痕」を使用しての移動です
因みに、この術はこれまで登場した時空間移動の類とは少し異なるのではないかと考えています。
見た感じですが、マーキングした箇所を繋ぎ合わせて「直接」通り抜ける「通りぬけフープ(ドラえもんのひみつ道具)」のような術に見えます。
もちろんこれはこれでものすごい能力です。マーキングを跨ぐことで、「ほぼ」分裂させることが出来ますし、爪痕をまとわせた対象(十尾、神樹)にも、マーキングこそできないものの、移動する権限を与えられているようですからね。
しかし飛雷神の術は、爪痕と同様に一度移動先の地点にマーキングする必要はありますが、移動する前にマーキングした入り口となる地点へ直接行く必要がありません。突然飛べます。
爪痕は移動にマーキングが入り口と出口の二か所必要ですが、避雷神の術は一か所でいいのです。
さらに「通り抜ける」という動作も必要ないので、その分圧倒的に早いのです。
ボルトの祖父で四代目火影である波風ミナトは現在でも最速です。
飛雷神の術、習得の数少ない可能性
現在明らかになっている情報からボルトが避雷神の術を修得する可能性となる要素は何があるでしょうか。
ボルトが祖父であるミナトのことをあたかも直接見たかのように話している点も気になります。
サスケの経験
ボルトとともに木ノ葉隠れの里を抜けたうちはサスケは、第四次忍界大戦にて穢土転生によって呼び出された扉間とミナトによる飛雷神の術を実際に目の当たりにしているだけでなく、術を使った時空間移動を経験しています。
当時の体験をボルトに話すことはできるのではないでしょうか。幻術を通して追体験させることも出来るかもしれません。
果心居士の「記録」
三途アマドはクローンを造る際に、その科学力を駆使して過去の記録を学習、インプットさせることができます。
恐らく果心居士もその対象となっていると思われます。
娘のアケビを再現しようとしたときも、本人の記録をもとに人格すらも全く同じものにしようと試みました。
何より、居士の使用できる術には不自然な点があります。螺旋丸は「コピー忍者」であるはたけカカシという例外はいますが、それ以外の術者は既に習得している術者から直接伝授されて使えるようになっています。螺旋丸もそれだけ高難度の術です。カカシですら、開発者であるミナト、そしてナルトの螺旋丸を直接見ています。
アマドがなぜ螺旋丸や飛雷神の術などの情報を持っているのかという疑問は残りますが、居士に自来也周りの情報をコピーしたと考えればまだ説明がつきそうです(そもそもアマドが自来也のクローンを造れること自体が大きな謎であることはスルー出来ない)。
居士は口寄せの術など、原理の似た術を使うことはできています。
自来也も飛雷神の術は使えないですが知ってはいますからね。
飛雷神の術の情報を詳細にインプットした居士が使えないながらもボルトに教えたかもしれません。
それかアマドが直接ボルトに情報を転送したか…その可能性は低いですかね…?
果心居士の神術「十方」
果心居士は大筒木イッシキとの戦いから離脱する直前、突如未来の光景を目の当たりにしました。
この能力が後に、「起こり得る全ての可能性」を視る神術「十方」であったことを確認します。
この術を利用することで、未来で習得し得る技や術を現在伝授することもできるようです。
果心居士と協力関係にあるボルトは、この術の恩恵を受けて飛雷神の術を習得した可能性があります。
ただ、「十方」の恩恵を受けずとも、ボルトが飛雷神の術を習得する可能性自体は存在していたはずだとも言えます。ボルトが「十方」の恩恵を受けずに習得していた場合、そこにはどのような物語があったのか、果心居士に聞きたいものです。
穢土転生
可能性は低いですが、扉間やミナトを呼んで直接教えてもらったパターンです。
爪アカあたりの生贄さえ用意すれば一応可能ではあります。
穢土転生の術者である大蛇丸や薬師カブトならその要望に応えてくれるかもしれません。
実は飛雷神の術ではない⁉
『NARUTO OFFICIAL SITE』で新たな事実が判明しました。
とある人物(果心居士)の助力によってボルトが独自に編み出した亜流であり、厳密には全く別の術。
引用:NARUTO OFFICIAL SITE(https://naruto-official.com/news/01_1709)
波風ミナトの飛雷神の術に比べ制限が多い。
サスケが関わっている線はなくなったでしょうか。果心居士が協力していたことがわかりました。この助力が神術「十方」でしょうか。
しかし、ボルトが祖父である波風ミナトについて果心居士に話していた件に関しては依然として違和感の残る点です。
ボルトが「飛雷神の術」と発して使用しているのは、「恐らくこれが飛雷神の術なんじゃないか」という推測のままやっているということでしょうか。
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