【BORUTO】 コード、デイモンも神術を使いこなせていない説   

考察

※BORUTO原作第2部、最新2話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。 

神術の中でもさらに別格の能力である「全能」。三途アマドが大筒木シバイの遺伝子情報を使って改造した人物の一人、エイダはその全能を意図的に使うことが出来ず、その効果を完全にコントロールすることが出来ていない状況です。大筒木化していない存在が神術を使いこなすことはできないということで、全能は価値の高さからそれが顕著に現れましたが、他の神術はどうでしょうか。今回は改造によって使えるようになった神術の欠点と、それを大筒木が使えるようになったらどうなっていたかを予想してみたいと思います。 

千里眼 

エイダの使うもう一つの神術「千里眼」ですが、効果としては、自分の出生時から現在までの世界のあらゆる場所を見ることが出来るというもの。 しかし、「全知」とまで言えるほど完璧な能力ではありません。 

エイダ曰く、意識を飛ばして見ているということですが、その説明から察するにすべてを理解できるわけではないと考えられます。わかっているだけでも、山中一族の使う秘伝忍術である心転身の術などで行われる心と心での会話の内容までも見られるわけではないという例があります。  

また、見る時間を遡ったり、見たいところを見たいアングルで見るまでに時間がかかるかもしれません。意識の動体視力みたいなところでしょうか。 

エイダの千里眼の段階でかなりの有用性がありますが、大筒木がこの千里眼の能力を持っていた場合は上記の点も改善されるところがあるかもしれません。 

反射 

デイモンの使用する神術「反射」は、デイモンやデイモンが触れる対象に向けられるあらゆる攻撃や、「敵意を抱いた相手が想像した攻撃の結果」をそのまま相手に跳ね返すという効果です。エイダの全能と同じくデイモンの無意識下で発動しています。この説明を聞く限りだと完全無欠の能力に思えますが、何か穴がないと話が進みません。 

例えば、反射する度に実はチャクラを強制的に消費させられる、とか。 

また、反射の対象外になる有効な行動は割とあるかもしれません。毒や幻術による間接的なダメージであったり、罠や広範囲の攻撃による直接デイモンを狙わない攻撃であったりと、頭を使うことで有効な手段は見つかりそうです。シカマルが得意そうです。 

大筒木が反射を使えたらこうした穴もなくなってしまうかもしれません。いや、それは流石にやりすぎかもですね。 

爪痕 

コードの神術「爪痕」は、鉤爪でひっかいたようなマーキングを対象につけて、他のマーキング箇所との行き来を自在にするという能力です。コードはそれを分裂が可能な十尾に応用して、新たな兵力「爪アカ」として増殖させました。 

しかしこの術にもいくつか限界はあるようです。コードが解き放った爪アカですが、完全に支配しきれないという事実や、自身の血中の鉄分を使っているので、使いすぎると貧血になる恐れがあるということなど、制限を解除したコードでも無制限に使えるわけではないと判明しています。もしかすると現在対峙しているボルトに爪痕を新たに使うならば、その分を温存したり、十尾へ既に使っている分を減らしたり、鉄分の補給が必要だったりするかもしれません。 

大筒木が使ったらよりコストをかけずに多くマーキングできるだけでなく、爪痕をマーキングした対象への支配力が高まりそうですね。個人的には爪痕に他者を支配する能力まであるのか自体が疑わしい点だと思っているのですけどね。 

大筒木でない者が神術を使ってもこれだけ強く、欠点の無い効果を持っていますので、これらの能力が大筒木を相手にしたときにどう対策されるのか見てみたいですね。まだ見ぬ別の神術で対応してくるのでしょうか。 

お読みいただきありがとうございました!もしよろしければ感想、アドバイス等お待ちしています。いいコメントがあったら反応したり、また別の記事等で取り上げたりすることがあるかもしれません。     

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