【BORUTO】コードが十尾に進化を促したものは何か(候補)【ボルト考察】

考察

※BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-原作、最新5話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。   

コードが十尾を神術「爪痕」で疑似的に分裂させた兵力「爪アカ」が、本能のままに人に噛みついた後でした。 
コードの拠点にいた十尾の本体が忽然と消え、入れ替わるように現れたのが4人の神樹。 

なぜ十尾は人型の知的生命体へと進化したのでしょうか。 
コードが進化を促したと神樹たちは言っていましたが、詳細までは明らかとなっていない未だ謎の部分です。 

今回は十尾の進化の要因をまとめて考察してみました。 

皆さんは何が十尾の進化に働きかけたと思いますか?コメントお待ちしています。                         
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皆で意見を共有しましょう。 

コードが十尾を進化させた要因となった候補 

十尾に影響を与えているものとしてあり得るのは現段階では以下のものが全てだと考えられます。 

  • コードのDNA(遺伝子情報) 
  • 大筒木シバイの遺伝子情報 
  • アマドのナノマシン 
  • 生きている者のチャクラ、DNA 

これらのどれか一つだけが進化につながったわけではなく、複数が影響している可能性もあります。 

コードの血中物質 

コードの神術「爪痕」とは 

まず、「爪痕」のマーキングに含まれるものには、 

  • 具現化したチャクラ(大部分) 
  • 鉄分(血中) 

これらがあります。 

カワキもこのように説明しています。 

大部分は具現化したチャクラだが……そこに「鉄分」を混ぜて形成された代物だ 奴の血中のな… つまり「爪痕」は大きく分けりゃ「物質」って事になる 「楔」による吸収はできねェ…気をつけろ…… 

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-巻ノ十七ナンバー64:支配|岸本斉史・池本幹雄

しかし、この「血中」というワードが気になります。もしかすると鉄分以外にも血中の物質が混じっている可能性があるということにつながる言葉です。
血中に含まれた物質に十尾の進化を促進した物質があるのではないかと予想が出来ます。 

コードの遺伝子情報 

コードはカワキとともに大筒木イッシキ(ジゲン)と三途アマドによる「楔(カーマ)」の適合実験を生き抜いた実験体です。 

しかし、コードには完全な楔が埋め込まれたわけではなく、「大筒木」であるイッシキの特徴が現れませんでした。 

それでも「白き楔」を手に入れたコードは不完全ながら大筒木の要素を持っている可能性はあります。 

大筒木シバイの遺伝子情報 

コードには楔の適合実験のほかに、エイダやデイモンと同様に大筒木シバイの遺伝子情報を用いた改造を施されています。 

それによって神術「爪痕」を会得しました。この爪痕を使用して十尾にマーキングをまとわせて木ノ葉に襲来させたというわけです。 

この爪痕のマーキングは4人の神樹にもまとっているため、マーキングを通じた移動能力を爪アカのときから引き続き使えるということになります。 

アマドのナノマシン 

アマドにはウイルスほどのサイズの科学忍具を造る技術力があり、ボロに与えています。 

これに似た科学忍具をコードに与えた、または仕込んだか、どちらかをして十尾の変化を促進させたのかもしれません。 

アマドの技術力が高すぎるあまり、こういった可能性まで考慮する必要が出てくるのがややこしい点です。 

現状では描写や言及が足りないように思えるので、無いとは言い切れませんが可能性としては薄い気がしています。 

生きている者のチャクラ、DNA 

4人の神樹が現れる前にその元となった爪アカが、神樹の姿と能力の元となった忍たちに噛みついたことがきっかけとなったのか、爪アカに「輪廻眼」を宿した「格上」個体が現れるといった変化が見られました。 

個人的に忍たちの捕食も神樹の進化に影響を及ぼす要因にはなっていると思いますが、きっかけではない気がしています。 

忍たちに噛みついたことで、人型の自我を持った神樹の状態に進化が一度落ち着いたという表現が合っているのかもしれないです。 

アマドの言葉から考える 

アマドは十尾の神樹への進化条件についてこう説明しています。 

シカマル:「十尾」に…… 「大筒木」を喰わせるだと…⁉ 

アマド:そうだ そうする事でのみ「十尾」は「神樹」へと姿を変える 星を襲う時 大筒木は必ず「二人一組」でやって来るが… そのいちばんの理由がこれだと言える 

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-巻ノ十三ナンバー51:生贄|岸本斉史・池本幹雄

「のみ」と言うほどですから、それ以外に方法は無いとアマドが嘘でもついていない限りは、読者である私たちはそう受け取る他ないでしょう。 

しかし、実際には十尾が大筒木を食べる描写が無いまま神樹へと変化を遂げています。少なくともコードは十尾に大筒木であるボルトやカワキを与えていません。 

だとすると現在の人型の神樹は不完全な状態、または通常とは異なる状態であると言えそうです。 

神樹の一人である十羅も 

つまり我々は「神樹」という一つの存在でありながら 各々が独立した意識を持つ特異な状態にある訳だが… ボルト及びカワキ 彼ら「大筒木」を捕食し 最終的な進化を目的とする事に大きな変更はない 

BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-ナンバー5:標的|岸本斉史・池本幹雄

と言っていますから、まだ進化の途中であり、完全な状態になるにはやはり大筒木一人を食べる必要があるということなのでしょう。そして「特異な状態である」ということから、通常とは異なるルートを進んでいるのだと言えそうです。 

それでもコードは「大筒木の要素」を十尾に与えることはできます。 

それが 

  • 大筒木シバイの遺伝子情報 
  • コード自身の遺伝子情報 

これらが大筒木の要素にわずかですがなり得ます。不完全でありながら、十尾を特異な神樹へ進化させる要因にはなるかもしれません。 

コードが神術「爪痕」を使用できるようになったのには大筒木シバイの遺伝子情報を使った改造を行ったことが起因していますし、コードには「器」としての機能は持つことが出来ずに大筒木になれなかった「白き楔」がイッシキによって刻まれています。 

コードの爪痕にはコードの血中の鉄分が使われていることから、それとともにコードを構成しているシバイのものを含む遺伝子情報が十尾に流れ込んでいると見ることはできそうです。 

コードは大筒木になれませんでしたから、どちらかと言うと本物の大筒木であるシバイの遺伝子情報が爪痕を通して十尾に変化を与えた可能性が高いと現時点では考えられます。 

最悪の場合、神樹はシバイの持っていた神術のいくつかを使えるかもしれません。 

まとめ 

今回は十尾の進化の要因をまとめて考察しました。 

  • コードのDNA(遺伝子情報) 
  • 大筒木シバイの遺伝子情報 
  • アマドのナノマシン 
  • 生きている者のチャクラ、DNA 

可能性として挙がってくるこれらの選択肢から、アマドと十羅の言葉を頼りに選んだ結果最も可能性が高いと考えたものは「大筒木シバイの遺伝子情報」でした。 

最悪の場合にはなりますが、神樹はシバイの持っていた神術のいくつかを使えているかもしれません。   

ただ、今回の進化はコードの意図するものでは無さそうですから、疑いの目が向けられるのはあの男になりそうです。 

【BORUTO】アマドはナルトがバリオンモードを使う想定だった説【ボルト考察】  
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因みに、十尾が神樹に進化できる状態にまで成熟させたのは九喇嘛(九尾)が要因としてあるのではないかと考えています。 

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