【BORUTO】ボルトに立ちはだかる敵の変遷【ボルト解説】

解説

※BORUTO第2部、最新15話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。   

忍の世界に平和をもたらした七代目火影・うずまきナルト。 
その息子であるボルトは、父とは異なる試練に立ち向かっていきます。 

科学忍具、人神樹、そして大筒木――。 

『NARUTO』から続く物語は、新たな時代とともに進化する脅威との戦いを描いています。 

本記事では、主人公ボルトが直面してきた強大な敵たちを振り返っていきます。 
BORUTOを知らない方も、大まかな物語の流れがわかると思います。 

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ボルトに立ちはだかる敵 

BORUTO第2部15話現在までで、ボルトの敵として立ちはだかった存在は以下の通りです。 

  • 大筒木一族 
  • 人神樹

彼らに共通する点として、大筒木一族の特徴を持った者(大筒木)をターゲットにしていることが挙げられます。 

十尾が大筒木を捕食することで、十尾は完全な神樹へ進化。 

神樹によって星全体のチャクラが吸い上げられることで、星が滅亡へ導かれます。 

大筒木一族や殻は神樹から生成された「チャクラの実」、人神樹は「大筒木を捕食して進化すること」を目的としています。 

大筒木一族 

忍の歴史を裏で操り、戦いを起こしていた大筒木カグヤ。彼女と同じ一族です。 

星全体のチャクラが詰まった「チャクラの実」を絶えず食べ続け、「神」になることを目的としています。 

そのために星に降り立ち、同族を十尾に食べさせることでチャクラの実を回収します。 

十尾の餌となる大筒木は、事前に神術「楔」で自身のバックアップをつくっておくことで死を克服します。 

殻 

カグヤと共に星に降り立った人物、大筒木イッシキが率いる組織です。 

彼らは「チャクラの実を得ること」を最終目的としていました。 

しかし、イッシキはカグヤに裏切られたことで弱体化。強い身体で復活し、生きながらえることが最優先されていました。 

しかしイッシキが寿命を迎えたことで、殻はほぼ壊滅状態にあります。 

最後の残党、コードが彼の意志を継いで動いています。 

人神樹 

人神樹は、特異な進化を遂げた十尾です。 

コードは殻が管理していた十尾を戦力にするため、神術「爪痕」で十尾を千体ほどに分裂させます。 

しかし、コードは意図せず自分の持つ「白き楔」の影響を十尾に与えてしまいます。 

その結果、コードの制御も効かない人神樹が誕生してしまいました。 

十羅が率いる人神樹は、大筒木を捕食してさらなる進化を遂げることを最終目的としています。 

また、自我と知性を得た彼らはそれぞれの本能に従い、新たな標的を定めました。 

【BORUTO】十尾(神樹)とは?【ナルト解説】 
十尾とは、莫大なチャクラの集合体。十本の尾と一つの眼を持った巨大な獣。眼には「輪廻写輪眼」を宿しています。基本的に知性が無く、「チャクラを集める」という本能のままに動きます。NARUTOで登場した十尾は大昔に隕石のような物体として飛来。

ボルトの敵の変遷 

害悪の根源、大筒木一族 

平和が訪れていた忍界 

ナルトとサスケが大筒木カグヤを封印。 

これにより第四次忍界大戦が終結し、忍界では十数年もの間平和が保たれていました。 

しかし、カグヤの封印をきっかけに次なる大筒木一族が動いていました。 

下忍になったボルトたちが挑む中忍試験の最中でした。 

ナルトの中にいる尾獣・九喇嘛を目的に、大筒木一族からモモシキ、キンシキが襲来するのです。 

ボルトに刻まれた呪い 

ナルトを救出するため、サスケと五影、そしてボルトが立ち上がります。 

モモシキがキンシキを取り込むことで一層力が増す中、開放されたナルトとサスケが戦います。 

そして二人から想いを受け継いだボルトが、モモシキにとどめを刺しました。 

しかし、モモシキはただでは倒れませんでした。ボルトに謎の刻印を埋め込んでいたのです。 

謎の組織「殻」の登場 

ボルトと同じ印を持つ少年 

ボルトは刻まれた印の正体が掴めない中、墜落した飛行船の調査任務に従事します。 

そこでボルトと同じ印を持つカワキと出会います。 

彼は謎の組織「殻」のメンバー。リーダーであるジゲン(大筒木イッシキ)の次なる身体、「器」として利用される運命にありました。 

カワキは木ノ葉の里に保護されることとなります。 

イッシキを倒す計画 

「殻」の研究開発担当、三途アマドは木ノ葉の里に亡命を希望。 

木ノ葉はこれを受け入れ、アマドから情報を聞き出します。 

アマドは秘密裏にイッシキを倒す計画を進めており、イッシキは寿命が迫っていました。 

カワキの身体をすぐにでも自分のものとするため、イッシキが木ノ葉へ侵入します。 

ナルト、サスケ、ボルトが迎え撃ちました。 

謎の刻印「楔」の呪い 

ナルトは九喇嘛を失うこととなりますが、イッシキを寿命まで導きます。 

カワキが強制的に呼び出される一幕もありましたが、イッシキは消滅しました。 

しかし、戦いは終わりませんでした。 

神術「楔」を使ってボルトの意識を乗っ取ったモモシキがカワキを狙います。 

ボルトのチャクラが回復したことで意識は戻りますが、カワキをはじめ、木ノ葉はこの現象に危機感を持ちます。 

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「殻」最後の一人、コードが立つ 

十尾を管理していたコードは、イッシキ消滅の事実を知ります。 

イッシキの意志を受け継ぎ、大筒木を狙います。 

チャクラの実を食べた者は新たな大筒木なります。 

コードはイッシキの器になることができず、カワキのことを長らく恨んでいました。 

コードは管理していた十尾を分裂させ、「爪アカ」という戦力にしました。 

カワキの心情 

イッシキの魔の手から逃れたカワキは、ナルトに心酔。 

父親のような存在となっていたナルトを、カワキは守りたい一心でした。 

しかし、「楔」の効果で大筒木となったボルトの中にいるモモシキは、ナルトにとって戦いにくい相手です。 

カワキは神術「大黒天」でナルトとヒナタを異空間に封印し、ボルトを手にかけることを決意するのでした。 

ボルトとカワキの立場が逆転   

カワキはボルトに攻撃をしかけます。ボルトは右眼を失明しました。 

そこでナルトが消えた件でサスケ含む他の忍が到着。 

カワキが逃げた先には、神の力を持つエイダがいました。 

エイダがカワキに近づいたその瞬間、奇跡のような力が解放。 

神術「全能」の効果で、その瞬間から星中の人間の認識が書き換わりました。 

さらにエイダはカワキの指示で、「火影はボルトが手にかけた」と嘘の証言をしました。 

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大罪人、ボルト 

ボルトはカワキを追う側から、追われる側となってしまいました。 

これまで仲間だった全ての人間が、ボルトを反逆者として追いかけてきます。 

ただサスケだけは自分の認識を疑い、ボルトを信じることにしました。 

サスケの提案でボルトはサスケと共に里を抜けました。 

全ての忍とコードが捜す中、ボルトは修業の旅に出るのでした。 

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三年後、人神樹誕生 

人神樹誕生まで 

サスケの流儀を習得したボルト。 

しかしコードが爪アカを連れて現れました。 

今の実力ではコードを倒せないとして、サスケが身代わりになります。 

ボルトは逃げることを余儀なくされました。 

その後も忍から逃げていたところ、ボルトは一匹の蛙に見つかります。 

この蛙に導かれた先は大蛇丸の元拠点。そこには元「殻」の果心居士がいました。 

「最悪の未来」の阻止 

居士は自身に神術「十方」が発現し、未来のあらゆる可能性を視ることができるようです。 

ボルトは居士が視た内容をもとに動きます。 

コードがボルトをおびき寄せるために木ノ葉へ襲来。 

ボルトはコードを圧倒。「飛雷神の術」で十尾の拠点まで飛びます。 

しかし、いると思われた場所に十尾はおらず、代わりに謎の生命体が現れます。 

今は危険だということで一度その場を去るのでした。 

人神樹の目的 

誕生した四人の生命体の正体は、神樹とは異なる進化を遂げた人神樹でした。 

彼らの本能は「大筒木を食べること」だけでなく、自我と知性を得たことから四人それぞれの本能を持ち始めます。 

それぞれの人神樹はそれぞれの標的を定めました。 

また、中心人物の十羅は、「チャクラの実」に興味を示していました。 

現在は人神樹個人の標的を狙っている状況です。 

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