【BORUTO】原作第2部5話(85話)『標的』考察【ボルト】 

考察

※読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。 

進化した神樹たちの行動がますます気になりますね。 

木ノ葉の人間関係にも変化が現れています。 

今回は、前回振り返った記事をもとに、個人的な考察を述べていこうと思います。 

【BORUTO】原作第2部5話(85話)『標的』振り返り【ボルトネタバレ】 
しばらく笑顔の見られなかったボルトでしたが、ようやくリラックスした表情を見ることが出来ましたね。少しですが、「全能」発動以前のボルトが帰ってきたように思えます。今回は重要な点を全て拾いつつ、一連の流れをわかりやすく振り返ろうと思います。 

皆さんの感想もコメントでお待ちしています。   

コメントするのがハードル高いなという方は「問い合わせフォーム」でも大丈夫です。公開しないでという文言があれば公開はしません。      

皆さんのなかなか言い出せないもやもやをここで発散しましょう。  

4話『覚醒』の振り返り、考察はこちらの記事で書いています。 

【BORUTO】原作第2部4話『覚醒』振り返り【ボルト】 
第2部に入り、とうとう新たな敵が現れました。どうやらコードが呼び覚ましたようです。そして果心居士とサスケの姿も確認できました。最近の話は重要な部分が多く、なかなか密度がありますね。今回は重要な点を全て拾いつつ、一連の流れをわかりやすく振り返ろうと思います。
【BORUTO】原作第2部4話『覚醒』考察【ボルト】
第2部が始まり、ようやくサスケの姿が確認できましたね…しかしまだ複雑な心境です。そして新たな敵の存在が一気に四人現れました。十尾本体の行方も気になります。一瞬でした。今回は、前回振り返った記事をもとに、個人的な考察を述べていこうと思います。

サスケの直感 

「うちは流」と聞いて思い浮かんだのは「手裏剣術」だったのですが、どうやら剣術もあるみたいですね。剣を使用しているうちは一族は、サスケ以外にも普通にいました。 

【BORUTO】ボルトが受け継いだ「うちは流」剣術のルーツは?【考察】 
公式から最新5話の1コマが先行公開されましたね!第2部が始まって初めてボルトの笑顔が見られました…少し安心したという方も多いのではないでしょうか。ボルトから気になる発言があったので深掘りしてみます。皆さんはこのコマを見てどんなことを思いましたか?

ボルトはサスケの剣を受け継いで使っているようですね。 

先行公開時点では別の剣を持っていましたのではっきりしていなかったところでしたがこの話で明らかになりました。 

サスケはコードに勝てる見込みが無いと考えていましたが、ボルトの剣が折れたくらいで、コードが左目を負傷しているところを見ると割といけるかもと思ってしまうのですが、そうでもないのでしょうか。 

【BORUTO】公式が5話を先行公開!コードの眼の傷は…【ボルト考察】
Vジャンプの発売が近くなり、また先行公開されたものがありました。今回は5話のある「1ページ」です。第2部始まって以来、コードの眼の傷の理由が不明だったのですがようやくわかりましたね。今回はこのシーンからどうサスケが木に同化した状態になったのかを考えます。

新たな被害者の判明 

試される成長 

モエギが被害者となってしまいました。 

神樹のコピー元もモエギで確定と言っていいでしょう。今回、モエギ似の神樹の名前は祭(マツリ)だということも明らかとなり、風祭モエギの名前から取られているものと思われます。 

いくら実力のある上忍であっても、誰かを守ろうとするとこういったことが起きてしまうものですよね。 

モエギも他の被害者同様まだ生きているようなので、救出する方法をいち早く探して実行に移さないといけないですね。木ノ葉丸と第10班の能力、3年間での成長が試されます。 

被害者に夢…? 

木にされた人々は気を失っていますが、もしかすると何か夢を見ている可能性がありますよね。木に人が取り込まれた過去の例には、第四次忍界大戦で忍界中の人々が「無限月読」にかかり、それぞれの理想を夢の中で体験させられながら、「神 樹界降誕」で木に取り込まれ、チャクラを吸われたということがありましたね。 

今回の被害者も同様に幻術の世界に誘われていると考えると、どんな内容を見せられているのでしょうか。星に生きた者たちの記憶でしょうか。神樹の見ていることでしょうか。 

「格上」個体について 

「爪アカ」に関しては木ノ葉がとりあえず一通り撃退することが出来たということでしょうか。となると、進化した神樹も増加せず4人でひとまず落ち着くのかもしれませんね。 

神樹たちのベースとなった被害者以外にも、サラダを庇って木となったソエギなどの被害者がまだ救出できていないと思われるので、これらの人々が助かるかどうかは神樹たちが関わっているように思えます。 

一部「輪廻眼」を開眼した「格上」個体の爪アカがいましたが、恐らく、詳細が描かれていない人々が被害に遭ったことで進化した個体なのかもしれません。 

神樹4人の標的(ターゲット) 

神樹4人の情報まとめ 

神樹のことが少しわかってきましたね。 

簡単にまとめると、 

神樹の特徴 名前 標的 その他の情報 
リーダーっぽい 十羅(ジュラ) ナルト ベースとなる被害者は未だ不明 
モエギ似 祭(マツリ) 木ノ葉丸 モエギを通して木ノ葉丸と第10班の感情を理解 
サスケ似 左(ヒダリ) サラダ 自分の存在を問う 
バグ似 (不明) エイダ エイダの「千里眼」に気づく 
神樹4人の情報まとめ 

このような感じでした。 

4人の神樹は一つの存在でありながらも、それぞれ別の本能と意識を持ちつつあるみたいです。 

それぞれが何をすべきなのか、標的を喰らいに行くことで探ろうとしているのが感じ取れます。 

「大筒木を喰らう」という根本的な本能も変化しつつあるようで、神樹たちがそれぞれの意志を固めるまでは敵にも味方にもなり得る状況が続きそうです。 

【BORUTO】十尾、神樹の危険性と可能性【ボルトネタバレ考察】 
神樹が人間に近い姿で現れるとなるとかなり脅威ですよね。これまでの十尾の分裂体とはスペックがまるで違います。大筒木カグヤは神樹の進化を求めていたのかもしれません。これなら他の大筒木と戦えるかもしれませんからね。今回は十尾、神樹の可能性について考えます。 

標的を狙うにあたって、当然標的を守ろうとする存在が現れますから、素直に1対1とはならなさそうですよね。強力な結界術や独自の異空間に引き込むというような方法があれば話が変わってきますが。 

  • ナルト→カワキ 
  • 木ノ葉丸→第10班(新猪鹿蝶) 
  • サラダ→ボルト?、スミレ? 
  • エイダ→デイモン 

このあたりも参戦しそうです。 

神樹のさらなる進化 

神樹たちは新たな標的を定めましたが、どれも大筒木ではありません。 

仮に食べてどうなりたいのでしょうか。その存在になりたいということでしょうか。 

神樹たちが人を食べたらどうなるのでしょうか、 

  • 神樹は爪アカ同様、木になってしまうのか 
  • 食べられた人は死んでしまうのか 
  • 別の木が生えて姿を変えるのか 
  • 記憶はどれだけコピーされるのか 
  • 姿、人格はどうなるのか 

この辺が気になるとところです。 

大筒木を喰らうことによって始まる「最終的な進化」というのも謎です。 

やはり、チャクラの実を食べるということでしょうか。 

神樹のいる場所 

また、神樹の話している場所も気になります。大きな木の根の下、草や苔の生えた、造られて何年も立っていそうな正方形の囲いの上、中心に大筒木イッシキやカワキが神術「大黒天」で落としてきそうな黒い立方体。 

この上にはまだ明らかとなっていない十羅のコピー元と思われる存在が捕らわれているのでしょうか。 

十羅はカワキの「大黒天」の異空間に閉じ込められているナルトを標的にするということですから、何か「大黒天」へ干渉する手段を持っている可能性が考えられます。 

そもそもなぜナルトが生きていることを知っているのかが疑問です。ナルト(とヒナタ)を閉じ込めたのを見た存在は閉じ込めた本人のカワキと「千里眼」を持つエイダのみで、木ノ葉の民には基本的に「ナルトとヒナタは死んだ」と知らされています。ボルトは直接見ていないものの、カワキ本人から直接聞いているため、生きているのではないかという確信があります。

それをサスケや果心居士に説明していることが起因して神樹たちに伝わった可能性もあるかもしれないですし、あとは 

  • 神樹の「千里眼」の効果 
  • 「チャクラの記憶」によるもの 
  • 星で朽ちた者の記憶

これらの可能性も考えられそうです。 

「千里眼」への感知 

バグ似の神術はエイダの「千里眼」によって自分たちの近くに飛ばしたエイダの意識に正確に気づきました。これが 

  • 意識を感知する能力 
  • この神樹もまた「千里眼」を持つ 
  • 別の能力 

どれなのかはまだ判断しきれないところです。 

また、バグ似の神樹はエイダに標的を決めましたが、エイダの神術「全能」の派生能力である「魅了」の効果はどうなっているのかも気になります。もしかするとエイダの「魅了」による作用は、人と神樹たちとではそれぞれ違う形で現れるのかもしれないですね。 

記憶を疑った者 

アマドは過去に手を施した改造の内容とカワキの「楔(カーマ)」に追加したアケビのデータという「物証」を自分の記憶を疑いました(さらに、スミレがアマドに探りを入れたことで、アマドはスミレが「全能」の影響を受けていないという可能性を疑い始めるかもしれないですね)。 

しかしサラダはその程度では普通なら自分の鮮明な記憶に抗えないと考えています。 

サスケはサラダを信じることで自分の記憶を疑いましたが、果たしてアマドは「物証のみ」で「全能」を自覚できているのか、まだ何かあるのではないかと考えています。仮に自分をモノで制御している、プログラムしているとしたらどうでしょうか。 

【BORUTO】エイダの神術「全能」に抗える術【ボルト考察】 
「エイダの全能」の効果を初めて聞いたとき、何か別の術を思い出しませんでしたか?全能に抗うことのできる術、または方法があるのではないかと。実は意外とあるかもしれません。今回は「エイダの全能」に抗うことができると考えられる方法、仮説をまとめました。

そんなアマドの一方で、サスケは兄イタチとの決戦で、イタチからこんな言葉を聞いています。

「人は誰もが己の知識や認識に頼り 縛られ 生きている。それを現実という名で呼んでな」「しかし知識や認識とは曖昧なモノだ。その現実は幻かもしれない」「人は皆思い込みの中で生きている。そうは考えられないか?」

NARUTO -ナルト-巻ノ四十二ナンバー385:万華鏡の秘密…‼|岸本斉史

サスケの家族への信頼は普通ではないですよね。自分の認識や記憶を疑ってでも娘のサラダを信じて、ボルトのことを助けることが出来た要因の一つに、イタチのこういった言葉が心に残っているからというのがあるのかもしれません。 

因みにこの話のタイトルは『万華鏡の秘密…‼』です。サスケがサラダの「万華鏡写輪眼」を見てボルトを守ると決意したと考えると、大切なものを失ったことへの共感や、うちは一族への愛など、サスケのこれまでの体験や想いが詰まったシーンだったとも思えますよね!感動的です。

また、サラダの万華鏡写輪眼の未知の効果がサスケに作用した可能性もあります。

サラダとスミレの目線の先には火影岩がありましたが、ナルトが消えてから3年が経ってもなお、シカマルの岩がつくられていません。シカマルもどこかでナルトが生きていると信じているのではないでしょうか。そうなると、「全能」による異変にも気づいているかもしれません。 

最後、サラダがボルトに抱きついたことで、スミレは恐らく恋愛的な三角関係に気づいたのではないでしょうか。恋が動き出した感じがあります。次はスミレのターンなのでしょうか。 

6話の振り返り、考察はこちら

【BORUTO】原作第2部6話(86話)『3年』振り返り【ボルトネタバレ考察】 
5話最後のシーンでの安心は束の間、再び緊張感が高まってきました…!今回は重要な点を全て拾いつつ、一連の流れをわかりやすく振り返ります。それをもとに、個人的な考察を述べていこうと思います。どちらも書くので長めの記事になってしまいますのは了承ください。


お読みいただきありがとうございました!もしよろしければ感想、アドバイス等お待ちしています。いいコメントがあったら反応したり、また別の記事等で取り上げたりすることがあるかもしれません。    

コメントが他の人に見られたくないという方は一番右下の「問い合わせフォーム」からでも大丈夫です。 

X(旧Twitter)もやっていますのでそこでも是非!

コメント

タイトルとURLをコピーしました