【BORUTO】うずまきボルトが強すぎる理由をまとめてみた【ボルトまとめ】 

うずまきボルトが強すぎる理由 まとめ

※BORUTO第2部、最新15話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。   

特別な血を引く者、英雄の子として生まれた者、そして大筒木の力を宿す者――。 

神童・うずまきボルトは、これらすべての要素を持ち合わせています。 

父ナルトとは異なり、幼い頃から卓越した才能を見せてきた彼の強さは、物語が進むにつれてさらなる高みへと到達しています。 

しかし、その力の根源は単なる才能や血筋だけではありません。 

本記事では、主人公ボルトが持つ”規格外の強さ”の理由に迫っていきます。 

この記事を読むことで、ボルトのこれまでの歩みをおさらいすることもできます。 

まだ読んでいない部分があるという方は、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。

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生まれ持ったもの 

最高の血統 

ボルトの血統の系図
ボルトの血統の系図

うずまきボルトは、うずまきナルトと日向ヒナタの間に生まれた子供です。 

うずまき一族は、千手一族にルーツがある謎の多い一族です。 

日向一族は、大筒木ハムラの子孫によって繫栄した一族です。 

どちらの一族も元を辿ると大筒木カグヤに行き着くのですが、彼女から分化した血が再び交わった例は忍の歴史上、ボルトと妹のヒマワリのみです。 

ボルトには現状、先祖から脈々と受け継がれてきた特徴が現れた様子が一つほどしか見られませんが、忍界きってのサラブレッドであるのは間違いありません。 

モモシキ曰く、ボルトは大筒木の力を強く受け継いでいるようです。 1

忍の歴史を変えるには十分すぎるほどの血を持っています。 

大筒木モモシキの「器」 

ボルトの血の良さが現れた事例の一つが、大筒木モモシキによる神術「楔」の適合です。 

多くの場合、大筒木一族が神術「楔」の印を刻んだ対象は適合しなければ命を失うこととなります。 

現状、「楔」が適合する条件は明らかになっていません。 

しかし、ボルトは限りなく大筒木一族に近い血を持っているため適合しても何らおかしくない運命であると言えます。 

モモシキの「楔」が適合したことで、ボルトにはモモシキの力を扱える可能性が付与されました。 

天才的な忍術センス 

ボルトは「天才」とは呼ばれなかった両親とは違い、忍術を次々に習得する類稀なセンスを持っています。 

まるで、祖父の波風ミナトのようです。読者から「隔世遺伝」と呼ばれるほどの要領の良さです。 

後述しますが、習得していく技術の内容も濃く、レベルが高いものばかりです。 

謎の瞳力「浄眼」 

忍者アカデミー入学直前、ボルトの右目に特殊なチャクラが映ります。 

この右目に宿った瞳力が月の大筒木一族であるトネリからもらい受けた「浄眼」です。 

なぜボルトがこの力を得たのかや、発動させる条件、原作での言及はあるのかなど、謎に満ちている能力です。 

負のチャクラを視認したり、異空間へ移動したりなどの効果を持っていますが、未だその全容は不明となっています。 

読者の中には、大筒木一族由来の「白眼」、またはその究極の形である「転生眼」との関連性を考えている方がいます。 

驚異的な成長速度(第1部以前) 

影分身の術 

ボルトはアカデミー入学前から上忍級(会得難易度B)の高等忍術である「影分身の術」をマスターしていました。 

これは異常なことです。 

ナルト世代のアカデミー卒業試験の内容がこの術の下位とされる「分身の術」でした。 

時代の影響もありますが、ボルトがいかに早い段階で影分身の術を覚えているのかがわかります。 

三つの性質変化 

ボルトは初の中忍試験以前には既に、三つの性質変化を扱えるようになっていました。 

三つ以上の性質を扱うのは上忍レベルの技術だとされています。 

  • 風遁・烈風掌
  • 雷遁・迅雷箭 
  • 水遁・波濤 

などを使用しています。 

消える螺旋丸 

ボルトはサスケに弟子入りするため、サスケから条件として提示された「螺旋丸の習得」を目指します。 

木ノ葉丸から教わり、会得難易度Aの超高等忍術を見事習得します。 

さらにすごいことに、この「螺旋丸」には雷の性質変化が付与されていました(消える螺旋丸)。 

「螺旋丸に性質変化を加える」という芸当は、螺旋丸の開発者であるミナトや、その弟子であるはたけカカシでさえ成し得なかった技術です。 

ナルトが「多重・影分身の術」で何百倍に効率を高めてようやく習得した技術を、ボルトはあっさりとやってしまったのです。 

大筒木モモシキの力 

ボルトは星に降り立った大筒木モモシキとの戦いの末、呪いの印である「楔」を刻まれてしまいました。 

これ以降、ボルトの中にモモシキの意識が住み着き、場合によってはモモシキに乗っ取られる危険性が生じました。 

しかし、ボルトは引き換えにモモシキの特徴を身につけていきます。 

この能力だけでも多岐にわたります。 

  • 浮遊能力
  • 身体能力の向上 
  • 大筒木の存在を感じ取る能力
  • 自分のチャクラの反応を消す
  • 術の吸収 
  • 時空間移動(封印術)
  • モモシキの戦闘経験を得る 

など、これまでに確認された効果だけでもかなり多いことがわかります。 

また、ボルトには「未来を視る」能力にも目覚めた示唆があります。2 

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異常に強靭なメンタル 

ボルトの強さの所以は術や力だけではありません。 

ボルトには不屈の精神力があります。 

ある意味これが最もボルトを強くしている要因と言えるかもしれません。 

ボルトは一度死んでいる? 

ボルトにはモモシキに乗っ取られる危険性に悩まされていました。 

モモシキに身体を乗っ取られれば大切なものを失ってしまうかもしれません。 

ボルトはカワキにとどめをさしてもらう覚悟を決めた経験があります。 

モモシキが自身が完全に復活しないことと引き換えにボルトの身体を再生させたのですが、ボルトはこの結果を予想して行動を起こしたわけではありません。 

全てを失うも動じず 

ボルトはエイダの神術「全能」の効果と「火影を手にかけた容疑」をかけられたことから、世界がボルトの敵になってしまいます。 

「全能」にカワキの願望が反映されたことで、「ボルトとカワキの立場」が逆転してしまうのです。 

それでもボルトは絶望するわけではなく、カワキに怒りの感情を持つわけでもなく、木ノ葉隠れの里の外から自分の正義を示す決意を固めるのでした。 

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驚異的な成長速度(第1部以降) 

うちは流の戦闘術 

ボルトは「全能」の効果に抗い続けるサスケとともに修業の旅に出ます。 

ボルトに強い恨みを持っているコードに追われながらも、1年間サスケから剣術などの流儀を教わりました。 

その結果、ボルトはサスケの持つ流儀のほぼすべてを体得。 

忍界最強の一人と言えるサスケから、天才と認められました。 

神術「十方」の恩恵 

果心居士と協力関係になってからは、ボルトの技術が加速度的に向上していきます。 

居士は大筒木イッシキとの戦いで神術「十方」を発現させていました。 

「十方」とは、「未来のあらゆる可能性を視る」能力です。 

この能力を使うことで、「ボルトが未来に習得する可能性のある術や技」を今伝授することもできます。 

この奇跡の力の恩恵を受けたボルトは、さらに修業を重ねて未来をたぐり寄せていきます。 

以下はこの恩恵を受けて習得したと思われる術の例です。 

飛雷神の術(亜流) 

第2部開始以降、ボルトは自身が新たに習得した時空間忍術を「飛雷神の術」と呼び、多用してきました。 

厳密には飛雷神の術ではないようですが、ボルトが用意した物体に一瞬で移動することを可能としています。 

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飛雷神の術は会得難易度S(最高難度)。千手扉間が開発し、ミナトが得意としていた術です。 

ボルトの飛雷神の術のすごいところとして、「異空間へ飛んでいる」という点があります。 

これは扉間やミナトでさえやったことがありません。 

「口寄せの術」などの時空間忍術は基本的に、同じ世界の中でしか移動できません。 

紫電 

カカシが会得難易度Sの「千鳥(雷切)」から改良した術である「紫電」 

なぜかこの術をボルトは習得しました。 サスケとの修業の中で習得した可能性もあります。3 

サスケが剣に千鳥をまとわせてつかうように、ボルトもこの術で剣の切れ味を強化しています。 

非常に汎用性のある術ですので、さまざまな場面で活躍しそうです。 

螺旋丸「渦彦」 

ボルトの新必殺技となった最重要の術です。 

これまで詳しい説明がなかった新たな力、「星のチャクラ」を取り込むことで発動します。 

その威力には際限がなく、星からエネルギーを得る時間が長いほどその力は増していきます。 

強いことだけはわかりますが、まだまだ未知の部分が多い術となっています。 

まとめ 

ボルトの強さの要点を簡潔にまとめます。 

生まれ持った才能   
  • うずまき・日向両家の血を引き、大筒木の血統にも繋がる 
  • 天才的な忍術センス 
特殊な能力の獲得 
  • 「浄眼」という特殊な瞳術 
  • 大筒木モモシキの力を受け継ぐ 
高度な術の習得 
  • 幼少期から上級忍術を習得 
  • 螺旋丸、飛雷神、紫電など強力な術を使いこなす 
  • 新必殺技「渦彦」の開発 
精神力と成長 
  • 不屈の精神 
  • サスケの指導と果心居士の力により急速に成長 

これらの要素が組み合わさり、規格外の強さを持つ忍者となっています。 

ボルトは以上のような強さを持ちながら、力に依存しない精神性も合わさることで新時代の主人公として成長してきました。 

漫画で見るその様子がとても清々しいです。 

また、ここまで強いボルトを追い詰める存在がいるというのも『BORUTO』の恐ろしくも、楽しみな部分です。 

まだ読んでいないという方は、この機会に是非読んでみてはいかがでしょうか。 

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注釈・出典

  1. アニメBORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-65話:父と子 ↩︎
  2. BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-巻ノ十九バー75:神の領域|岸本斉史・池本幹雄 ↩︎
  3. 「紫電」は小説『NARUTO -ナルト- カカシ秘伝 氷天の雷』でカカシの「雷切」に代わる術として初登場。アニメでもカカシの新技として何度か使用された。ボルトはこの様子を見ている。
    また、ボルトは初めての中忍試験最終審査の決勝前(アニメ60話)にサスケの「千鳥」から雷遁を学ぶ。ボルトが「千鳥みたいな術」と発言していたことから、この時からボルトとサスケは紫電習得を目指していた可能性がある。
    因みに漫画(第1部)では、ミツキが青との戦闘で使用しているが、アニメでのこの部分は「雷遁・蛇雷」に変更されている。 ↩︎

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