【BORUTO】サラダの恋愛の行方は?ボルトに恋するキャラを紹介【ボルト考察】 

考察

※BORUTO第2部、最新16話時点での記事です。読んでいない方はネタバレ等にご注意ください。また、個人的な妄想を含んでおります。 

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恋に揺れる少女たちの想いが、忍の世界にも確かに存在していた——。 

主人公ボルトを取り巻く恋愛模様が、『BORUTO』の物語に新たな彩りを添えています。 

うちはサラダをはじめ、複数のキャラクターたちが抱く恋心は、 

激動の忍界を生きる若者たちの等身大の姿を映し出しています。 

果たして、サラダの想いは実を結ぶのでしょうか。 

物語の重要な伏線として描かれる恋愛要素に迫ってみましょう。 

ボルトという存在と、彼を取り巻く人間関係の概要 

うずまきボルト 

物語の主人公・うずまきボルトは、七代目火影ナルトの息子でありながら、現在は木ノ葉の里を追われる身となっています。 

しかし、その正義感と強さ、そして時に見せる優しさは、多くの少女たちの心を惹きつけてやみません。 

かつて忍者学校時代のボルトは、どこか傲慢で反抗的な性格でした。

しかし、様々な試練を経て精神的に成長し、今や確かな忍としての資質を持つ青年へと変貌を遂げています。 

ボルトを取り巻く人間関係 

そんなボルトの周りには、異なる形で想いを寄せる少女たちが存在します。 

  • 幼なじみであり、同じ班でもあるうちはサラダ 
  • 科学忍具班として成長を遂げた筧スミレ
  • 全てを見通す特殊な能力「千里眼」を持つエイダ

彼女たちは、それぞれの立場や関係性の中で、ボルトへの想いを育んでいます。 

特に注目すべきは、火影を目指すサラダの恋模様です。 

忍としての使命と、一人の少女として芽生えた恋心の間で揺れ動く彼女の姿は、物語に深い人間ドラマを生み出しています。 

それでは、ボルトを取り巻く複雑な恋愛模様を、登場人物たちの関係性とともに見ていきましょう。 

ボルトに恋するキャラクター相関図 

主要な恋愛関係(原作) 

うちはサラダ 

関係:チームメイト、幼なじみ 

人物:次期火影を目指す忍 

想いの深さ:第2部で急速に深まる 

ボルトとの重要シーン:里を出る際の別れ 

筧スミレ 

関係:忍者アカデミーの同級生 

人物:科学忍具班として成長→アマドの助手に 

想いの深さ:学生時代から変わらない一途な想い 

ボルトとの重要シーン:第2部のボルトとの再会時 

エイダ 

関係:元敵対者 

人物:神の力を持つ改造人間 

想いの深さ:カワキに恋心を抱いているが、ボルトにも魅力を感じている 

ボルトとの重要シーン:第2部、ボルトとミツキの再会模様から 

ボルトに好意を抱くキャラクター(アニメ、ゲーム) 

オウガ 

関係:元敵対者 

人物:アマドの元助手 

想いの深さ:ボルトの行動から、夢を見つけている 

ボルトとの重要シーン:崩壊する幻術世界からの脱出 

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三途アマドによって自らの助手として手が加えられた改造人間。非戦闘タイプで頭脳に特化している。アマドは人の心に関する研究に行き詰まりを感じていた。そこでオウガが造られた。謎の組織「殻」の中核である八番目の内陣(インナー)だったが、ジゲンから怒りを買い逃亡。

うちはヒカリ 

関係:元敵対者 

人物:千里眼の能力者 

想いの深さ:ボルトのことを想いながら生き抜いた可能性が高い 

ボルトとの重要シーン:ボルトの時間遡行 

重要な関係性 

サラダ↔スミレ  

  • 忍者アカデミーでの同級生 
  • ボルトを想う恋のライバル関係 
  • エイダの神術「全能」の影響を受けていない者同士 

エイダ↔サラダ/スミレ  

  • 神術「千里眼」により、自身の出生時から現在の全ての出来事を閲覧できる 
  • サラダとスミレの恋模様を見てきたが、自身もボルトにかっこよさを感じつつある 
  • 恋バナ好き 

サラダの恋模様 

人物像と成長の軌跡 

うちはサラダは、七代目火影・うずまきナルトに憧れて火影を目指している忍です。 

ナルトと同じ班で活動していたうちはサスケと春野サクラとの間に生まれました。 

忍者アカデミーに通っていた頃から成績優秀で、勉学や修業、任務に真面目です。 

うちは一族の血を引いていることから、血継限界「写輪眼」に目覚め、使いこなしていきました。 

しかし、その優秀な血は過酷さを伴います。エイダの神術「全能」で、忍界中のボルトへの認識が「反逆者」に変わってしまったことをきっかけに、サラダは大きなショックを受けます。 

その結果、その眼は次の段階である「万華鏡写輪眼」を開眼させてしまうのです。 

ボルトへの想いの変遷 

サラダとボルトは親の関係が近しいこともあり、幼い頃から知り合う仲でした。 

忍者アカデミーでは同級生として、さらに関係を深めます。 

しかし、当時のサラダのボルトへの印象としては、「いつもクラスの中心でふざけているやつ」くらいの感想だったと思われます。 

ただ、アカデミー卒業後は第七班として行動を共にします。 

任務をこなしていく中で、ボルトの正義感や優しさを知っていきます。 

第2部での感情の深まり 

しかし、エイダの神術「全能」によって忍界の「ボルトとカワキへの認識」が逆転しただけでなく、ボルトには「火影を手にかけた」容疑がかけられます。 

ボルトは忍界中から敵とみなされました。 

なぜか「全能」にかからなかったサラダは、ボルトを助けようと必死の想いで父のサスケに助けを求めます。 

サスケは「全能」の効果に抗いながら、ボルトと共に里を抜けました。 

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それから3年以上、サラダは忍界に理解されない中でボルトとサスケのことを心配する毎日を送ることになります。 

そして3年後、ようやくボルトと再会。スミレもいる中、真っ先にボルトへ飛びつきました。 

自分の恋愛感情には気づいていない? 

ボルトを大切な存在として気にかけているサラダですが、それが恋愛感情に繋がるものなのかどうかについては言及していません。 

もしかするとサラダ自身もボルトに対して自分がどのような気持ちを抱いているのか、整理できていない可能性があります。 

どこかで自分の潜在的な感情を確かめる場面がやってくるのかもしれません。 

切ない想いを秘めるスミレ 

学生時代からの一途な想い  

筧スミレは、ボルトとサラダの忍者アカデミー時代の同級生として共に過ごしていた存在です。クラスの委員長をしていた優等生。 

原作では描かれていませんが、スミレには壮絶な過去がありました。 

ボルトはスミレを過去の呪縛から解放した特別な存在。スミレは当時からボルトへ好意を抱いていました。 

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サラダとの対比的な描かれ方  

サラダとスミレは、エイダの神術「全能」の効果を受けない数少ない存在でした。 

ボルトとカワキへの認識が変わらなかっただけでなく、エイダと接する時も平常心でいられます。 

ボルトを助けようとしていたサラダとスミレでしたが、ボルトとの再会をきっかけに二人の考えに違いが生じてきます。 

サラダはボルトに飛びつきました。一方、スミレはただその様子を見ていました。 

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サラダとスミレはボルトと一時再会を果たしましたが、その時のボルトは既に忍界からの敵視を受け入れていました。 

ボルトは忍界を危機から救うために、陰から人々を導こうとしていたのです。 

サラダは、一人で全てを背負い込もうとしているボルトの力になろうと、ボルトの情報を掴もうとしていました。 

その一方でスミレは、「自分たちがボルトの足を引っ張っているのでは」と考え、サラダにこれ以上ボルトのことを追うのをやめる提案をしました。 

また、スミレはボルトとの再会時にボルトへ飛びついたサラダに嫉妬していました。 

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神の力を持つエイダ 

神術「千里眼」との関連 

エイダはアマドによる改造の結果、二つの神術を発現させます。 

その内の一つが神術「千里眼」です。 

「千里眼」は、術者の出生時から現在までの世界を自由に閲覧することができる能力です。 

サラダとスミレの様子を視ることができるだけでなく、その気になればボルトの様子も視ることができてしまいます。 

神術「全能」との関連 

そしてエイダのもう一つの能力が神術「全能」です。 

世界を創造する効果を持っており、神術の中でもさらに特別な能力とされています。 

しかし、エイダは「全能」を意図して使うことができません。 

エイダはこの効果で二つの現象を起こしています。 

  • 自身の血縁者または大筒木以外の人物を自分の虜にしてしまう(「魅了」と呼ぶ) 
  • 自身の血縁者または大筒木以外の人物の「ボルトとカワキへの認識」を逆転 

この二つの現象はエイダの無意識下の願望が反映されています。 

ただ、この二つの効果の影響を例外的に受けていない存在がいます。 

それがサラダとスミレなのです。 

ボルトへの独特な感情 

エイダは自身の能力「魅了」の効果によって、「普通の恋愛」ができなくなりました。 

その影響もあり、神術「千里眼」で世界を視ている中で「大筒木」カワキに好意を抱きます。 

カワキと同じく大筒木化していたボルトに対しては、年齢が自身と離れていることから恋愛対象にはありませんでした。 

しかし、ボルトの正義感溢れる行動の数々を見ている中で、次第にボルトにも興味を持ち始めます。 

物語における特別な立ち位置 

エイダはその二つの神術の持つ絶大な影響力から、世界の未来を左右する存在であるとも言えます。 

彼女の神術「千里眼」は、未来の情報すらも受け取ってしまう可能性を持っています。 

しかし、未来の情報というのは、良くも悪くも未来を不安定にしてしまう性質を持ちます。 

エイダは未来の情報を広めることを制限し、世界を陰から後押しする役目を持ちました。 

それはボルトを想うサラダとスミレに対しても同じことが言えると考えられます。 

エイダには、ボルトを巡って意見が分かれつつある彼女ら二人を導く役割が与えられたのかもしれません。 

その他のヒロインたち(アニメ、ゲーム) 

スミレと奇妙な共通点を持つオウガ 

オウガは、ジゲンが率いた組織「殻」の研究員だった改造人間です。 

原作には登場しておらず、アニメで活躍しています。 

アマドの助手をしていたことが、スミレとの奇妙な共通点となっています。 

オウガは生きる意味を失っていた中で「欲望と生命力の関係」を研究。ボルトはその実験に巻き込まれます。 

しかし、ボルトの行動から、オウガは「夢」を見出します。 

彼女は恩を受けたボルトとの再会を誓いました。 

ダークホースのヒカリ 

うちはヒカリは、ゲーム『NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ』のオリジナルストーリーで登場するヒロインです。 

彼女はうちは一族の中でも特別な力を持つ兵器として、戦乱の時代を生きました。 

道具としてしか扱われなかった彼女は、忍界に深い憎しみを持ち、復讐しようと計画します。 

しかし、幻術(ゲーム)世界を通じて彼女と知り合ったボルトが、彼女の新たな道を切り開きました。 

彼女は自由となった元の時代を、ボルトに思いを馳せながら無事に生き抜いたようです。 

まとめと展望 

BORUTO第2部は、十羅と果心居士、彼ら二つの頭脳の間で戦いが繰り広げられています。 

彼らは対照的な発言をしています。 

十羅は、 

「本能」に身を委ねろ 

BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-2巻5:標的|岸本斉史・池本幹雄

 対して居士は、 

君自身の心に従え

BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-16:運命の特異点|岸本斉史・池本幹雄

と発言しています。しばらくはこれら二つの思想の対立が描かれる可能性があります。 

これらの思想はどこか、ボルトを巡って意見の衝突を始めたサラダとスミレに近いものがあります。 

ただ、「心と本能」どちらが間違っているというわけではなく、どちらも生物にとって大切な要素です。サラダの考えとスミレの考え、どちらも大事であるということです。 

エイダは、世界を陰から後押しする役目と、二人のことを上手く尊重しながら導く役目も与えられたのかもしれません。 

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